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原発・日本絶滅
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原発・日本絶滅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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茨城県にある東海第二原子力炉に異常震動が発生した為に原子炉を停止して点検の予定だった。しかし、通常稼動を優先する為に形ばかりの点検を済ませ運転再開に踏む切った途端、再び異常震動が起こり炉内の核反応は暴走を始めた。所員たちの必死の制御作業も空しく遂には炉心溶融<メルトダウン>を開始、そして史上最悪の事態となった原子炉は水素爆発を起こした。突然の原発事故の緊急ニュースに関東圏に住む住民たちは大パニックに。やがて6時間後には放射能雲が東京上空にも拡散してくる。 日本に原発があること自体が許せない。あんな恐ろしいものを作って電力を生み出さなくても日本には無尽蔵の水があるではないかと言う著者の考え方。警鐘を鳴らすという意味でもこの作品を書き上げたのだろう。実在する諸機関や土地名を出し、正確な科学的データも充分に網羅したリアルなシミュレーションで見せる大パニック小説。しかし、こんなのはフィクションだとは言い切れない現実的な恐さがある。本作発表時の1988年国内で稼動している原発は35基であったが、現在は55基に増えている。 | ||||
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