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放課後にシスター
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放課後にシスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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女子校(男子校も同じ)、という閉ざされた環境の中で、多感な主人公が、様々な縁、シンクロニシティーを経て、成長していく過程を描いた物語。とはいえ、それほど重たくはなく、独特のユーモアを交えづつ、構成されている。ライトに描かれているが、テーマ自体はヘビーな内容であるとも思う。罪と罰、ガープの世界etc、が扱ったテーマが、日本の、昭和後期以降の、リアリティで描かれている印象。本当に些細な、誰にも目につかないような、本人しか知らなくて、その本人すら、意識から遠のけてしまった事実によって、どれだけの歴史が作られてきた事か。よく、「私は小説なんか読まない、事実の方がよっぽど面白い」というセリフを耳にしますが、TVや新聞で伝わるニュースのどれほどの情報が真実を伝えているか、と考えると、大いに疑問だよなあ、と、この本を読んで改めてその感を強めました。真実は人間の想像力の中に。ネタバレに近くなりますが、桃加ちゃんのもっとも滑稽無糖な話が、もっとも真実に近かったというのが、まさにこの世の真実を表している気がしました。 | ||||
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他人の伝聞や噂がどんなに曖昧でいいかげんなものなのか、そしてそんな中にも真実は…というライトミステリーです。女子高生の描写がユーモラスかつリアルで読みやすく、あぶりだされた真実にも感嘆しました。 | ||||
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