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景福宮の秘密コード
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景福宮の秘密コードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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面白いけど、読みにくいかも。 韓国語の勉強している人ならお勧めです。 | ||||
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届いた本の状態がとても綺麗だったのでありがとう。購入してよかった。李氏朝鮮になって作られたハングルの秘密 と言語学的には優れているということなので読むのが楽しみです。 | ||||
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ドラマを見てから原作を読んだのですが、なんとも中途半端な感じ。でも作品としても小説としても面白い。この原作からあのドラマが作れた脚本家はえらい!! | ||||
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上巻のようにパッキングされ、箱にはいっての到着ではありませんでした。ぷちぷちが内側に貼られた封筒にはいり、ポストへ投函されていました。ゆうめーるでしょうか。表紙の折り目の色が禿げ、破れていました。二千円もする本なので、もう少し大切におくっていただけないでしょうか。残念です。 本の内容は漢字が難しいですが、どんどん読み進める内容です。dvdもあるようなので読み終えたら観たいと思います。 | ||||
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ドラマを見ましたが、また、原作は、ディテールの解説が各所にあり、ちがう味わいのあるものです。面白く読み進んでおります。 | ||||
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世宗大王とごく一部の側近たちが 困難を乗り越え全国民のためにハングルを作り 広めようとしたのか そのなかで起こる殺人事件をからめてスリル満点の内容です。 | ||||
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「景福宮の秘密コード」というタイトルが、いかにも他の小説を連想させるようで、期待半分で手に取った本だった。読み始めのおどろおどろしさもあり、数ページ読みかけて置いておいた本でもあった。 しかし、思い切って続きのページをめくってみると、びっくりの面白さでとまらず、そのまま夜通し上・下巻一気に読み切り、いく日か読み返し、すっかり世界にひたる日々だった。 副題の「ハングルに秘められた世宗大王の誓い」、こちらを宣伝文句に持ってきた方がよいのではと思う位、タイトルで損をしている気がする。原題の「根の深い木」では伝わりにくいと思われたのかもしれないけれど…(読後は原題に納得なのだが)。 ミステリーとして見ると、緻密という面では粗があるようにも思う。史実だけでなく、フィクションの部分もあるだろう。ありがちな設定も見受けられるかもしれない。 しかし、主人公チュユンを始め、周りのキャラクターたちが泥臭くて生き生きしているところが何とも惹かれるのだ。自分の想像力を喚起させてくれるような、読ませる勢いがこの本の魅力だと思う。 事件の真相を暴いていくだけでなく、いろんな人物の思いがパズルのように浮かびあがっていく。人間ひとりの存在は、歴史の中では塵芥に過ぎないのかもしれないが、多くの人々の真剣な思いや命がけの努力があり、確かに今や未来に繋がっていくのだと、読後胸打たれた。 ただし、人物の名前をカタカナで追っていったり、場所の名前をつかむのが少々手間がかかったが、巻頭の登場人物紹介と巻末に地図があるので、それらを照らし合わせながら読んでいき、繰り返し読むごとに、なるほど!と発見するところがあったのも面白かった。 旅行など、何時間か時間をかけて一気に読みたいなぁと思われる際には、ぴったりの本ではないだろうか。また、ハングルを習い始めの方にも、感動があるのではと思うので(私がそうだったので)、おすすめである。 始まりは乗り気でなくとも、この本との出会いのように、後から驚かせてくれる面白い本に、また巡りあいたいものである。 | ||||
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全体としてはよく出来ているので、人に薦めたい本だった。 外国の王朝物はどうしても知識のあるなしで 面白く読めるかどうかが左右されてしまう。 いくらか韓流時代劇を観ている人は、読みやすいと思うが、 全くイメージがわかない人にはちょっとキツイかもしれないと感じた。 出来れば人物表が欲しかった。 題名のとおりと言うべきか、基本的にはダ・ヴィンチ・コード。 朝鮮王朝の文化、朝鮮王朝のおかれた立場、官僚の思考回路などなど いろいろなものが盛りだくさんに詰め込まれている。 武力系の下級役人カン・チュユンが殺人事件の捜査に当たるのだが、 この主人公の設定が上手い。 「地方出身の教養のない若者」が王宮内の事件を解いていく過程で、 みんなが上手く解説を施してくれるし、 強引な捜査をしては「身の程をわきまえろ!」と怒られるものの 一歩前進♪みたいな展開が続く。 上巻を一気に読めたら、下巻はとても面白い。 | ||||
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下巻では保守派と実用学派の政争が明確化する。日本の江戸時代でも名分を重んじる朱子学と実践を重視する陽明学の対立があった。本書は朝鮮王朝初期で日本では室町時代に相当する。日本の一時代前の話であり、朝鮮文化の先進性を示している。 これまでは保守派も名分を重視する自己の信念に従っているだけで、考え方は異なっても悪とは断定できなかった。しかし、下巻では特権商人との結託が描かれる。一部の商人に特権を与え、キックバックを受けるという関係である。特権商人が不正な利益を得ることは人民の損失や困窮を意味する。この政官財の癒着構造は現代とも共通する。 ここには保守派の醜い実態が描かれている。表向きは立派なことを口にしても、人民を利用して搾取するだけの存在である(林田力「ネット右翼は東京都青少年健全育成条例で目を覚ませ」PJニュース2010年12月20日)。時代や国境を越えても保守の醜さは変わらない。 | ||||
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本書(イ・ジョンミョン著、裴淵弘訳『景福宮の秘密コード ハングルに秘められた世宗大王の誓い』上下巻、河出書房新社、2011年)は、朝鮮王朝の宮廷を舞台とした歴史小説である。主人公カン・チュユンは下級の司法役人で、宮城で起きた連続殺人事件を捜査する。事件の背後には保守的な儒学者と実用学派の政争があった。 中国の冊封体制下で平和を保ったイメージの強い朝鮮であるが、北方遊牧民の襲撃や中国との緊張関係など島国の日本にはない苦労が描かれる。巨大な大国と接していながら独自の民族文化を維持する強かさは賞賛に値する(林田力「中国のプレゼンス増大と日本(5) 強いコリア」PJニュース2010年9月30日)。 『景福宮の秘密コード』はダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』を連想させる。陰陽五行説や魔法陣、王宮の建物に隠された寓意が事件の鍵を握る。『ダ・ヴィンチ・コード』の主人公は象徴学の研究者であったが、『景福宮の秘密コード』の主人公は田舎育ちの無学者で、周囲の学者の教えを受けながら知識を得る。五行説などの詳しい知識のない読者層と同じレベルであり、読者と近い目線で謎が明らかになるため、引き込まれる。 | ||||
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韓国で放送されているドラマ「根深い木」の原作本を探していました。 タイトルでは見つけられなかったのですが、さもありなん、邦題は「景福宮の秘密コード」! これだから、外国文学は難しい・・・・・・ さて、物語は、世宗時代に王宮で起きた連続殺人事件を捜査するチェユンが中心に描かれます。この時代、滅んだ高麗の影も見え隠れし、明の影響力もあり、臣下達は変化を嫌っていました。そこに、新しい文字ハングルが制定されるというのですから、公明正大というわけにはいきません。その作業は秘密裏に行われ、反対派は次々に陰謀を企てます。この連続殺人事件も、そのなかのひとつといえるでしょう。チェユンには、権力はありませんが、その熱意で、関係者の心を動かしていきます。口の聞けない女官ソイ、検死官のカリオン、王の護衛官ムヒュル、等々。謎めいた人物ばかりが、現れます。そして、殺人は、チェユンをあざ笑うかのように続くのです。 この本は、ロマンスの要素は、あまり強くありません。 ミステリーにしては、犯人も目星がつけやすいので、ちょっと物足りない気がします。 どちらかというと、歴史の雰囲気を楽しむ感じなのかなと思いました。 韓国の小説は苦手だったのですが、最近は面白く読めるものが増えて、嬉しい限りです。 | ||||
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