オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【知念実希人】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
時限病棟の評価:
5.50/10点 レビュー 6件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.50pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
時限病棟の感想
▼以下、ネタバレ感想
脱出ゲームをモチーフにした構成は悪くはない見取り図を伏線にして、もうすこし、サプライズがあれば良かった ▼以下、ネタバレ感想
目覚めると私は病院のベットの上だった。 監禁された男女5人とピエロからの指令、タイムリミットは6時間。 現役医師が仕掛ける「病棟シリーズ」第二弾。 シリーズ物なので前作はほぼ必読。 監禁された者たちが訳も分からぬままピエロの指令を受け始めるところから息もつかせないスピード感で物語は展開する。 時限というタイトル通りの時間が迫る中での緊迫感、病棟を舞台にした医療ミステリーはお見事。
読中、前作「仮面病棟」と同じ舞台だと言う事に気付いて、まずびっくり。こういうサプライズというか気づきは嬉しい。相変わらずのスピード感ですが、こうなると「何かある」感満載。前作を思い出しながら、そして色々警戒しながら読んでいたら思いの外時間がかかってしまった。という意味でも、前作は先に読んでおくべきかな。ピエロの出すミッションをクリアしていきながら、爆弾の仕掛けられた病棟から脱出を目指す、という展開になりますが、登場人物が医療関係者という事もあって、ミッションクリアに手術をさせるなど、なかなかに斬新。ただ、1つ1つのミッションをクリアが早過ぎるのか、どこか軽くて「命をかけての」脱出ゲーム感に乏しい。また犯人を含め、登場人物に医療関係者らしい、冷静さや落ち着きのある人物がいないってのも難点。前作と同じ舞台にした、というアイデアに+1点。
なんだか物足りない
5人の男女が目を覚ましたのはとある病院。これがまた「仮面病棟」と全く同じ構図になっていることに、表紙をめくって驚きました。要所要所に仕掛けられたミステリ的仕掛けは存分に楽しめましたが、作風そのものがチープな印象が拭えません。いきなり病院に閉じ込められて、そこからの展開の不自然さや、あっという間に謎を解決してしまうことはあまりにも簡略し過ぎだと思います。リアル脱出ゲームがどうのこうののくだりは、なんじゃそりゃとたまげてしまいました。スピード感を大事にしているのか、もっと丁寧に書いてほしい部分が多かったのが残念でした。
『仮面病棟』とまとめ買いしていたので続けて読書です。今作は、状況不明な状態で目覚めた男女5名が、爆弾の仕掛けられた場所から脱出すべく、ピエロからのミッションを解いていく所から始まります。登場人物の1人に「リアル脱出ゲーム」経験者がいて、その人のアドバイスを参考に謎を解いていくシーンは、まさに「リアル脱出ゲーム」の小説版といった所でした。私自身も何度か「リアル脱出ゲーム」に参加しているのもあり、あるあるネタで楽しめました。その雰囲気は十分に伝わってきます。また、前作の感想で現役医者ならではの仕掛けを期待する所があったのですが、本作ではその点は十分に活かされていました。ミッションに必要な医療準備や手術などは現実の脱出ゲームにはない異様な雰囲気を盛り立てており好みです。真相もよく出来ていて驚かされはしたのですが、点数はそぐわないです。理由としては真実に至る過程が論理的に導かれるのではなく、自滅というか告白というか、勝手に明かされていく所。ワクワクさせておいて答えが勝手に出てきてしまうような感覚が拍子抜け。なんか凄く勿体ない。著者の作品は『仮面病棟』に続き2作目の読書なのですが、伏線が分かり易く答えが見えてしまうので、ミステリ小説というよりTVのサスペンス系で、常に視聴者を繋げる為に謎と答えとイベントの小ネタを繋いでいくような感じを受けました。名探偵ものみたいに、最後の最後でまとめて真相を明かした方が衝撃的な作品になりそうだけど、前作同様に分かり易くて勿体ない。作風と好みの問題ですね。読みやすいのはよかったです。 ▼以下、ネタバレ感想
▼以下、ネタバレ感想