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ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
8.36/10点 レビュー 14件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.36pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ナミヤ雑貨店の奇蹟の感想
今まで手にとってこなかったのは読まず嫌いの最たるものと反省しかりです。東野圭吾氏は善人悪人全ての人間を尊び愛している人なのだと思います。この作品にもナミヤ雑貨店と丸光園に繋がる、ただの人々、理想化も粉飾もされない人たちの運命と生き様がえがかれていました。考えてみると東野氏は作品の登場する人物の、例えサイコパスであっても、その生き方を否定することなく、受容する神の視点から描いているような気がします。じわりじわりと感動がわいてくる、そんな気分を満喫しました。波矢氏からの白紙の手紙への返信は読者へのメッセージ。若者たちにはぜひとも読んでいただきたいものです。
著者お得意のSF的設定、そしてまたお得意の人情話が融合された、手堅いクオリティの作品だったと思います。バラバラに見えた様々なエピソードは、伏線が回収されるにつれて繋がっていた事が明らかになって行く。過去と現在を行き来する手紙、沢山の人々が投函した悩みの内容は重い物も多く、ハッピーエンドとは限らない。しかし皆懸命に生きていた、その真剣さに打たれました。ただ、流石に視点が行き来しすぎ時系列が把握し辛い。しかも登場人物が多過ぎ、主人公の三人組は区別が付かないほど影が薄い。ちょっとごちゃごちゃし過ぎた感じですね。
それぞれがつながる長編作であるが、短編としても面白かった第4章のビートルズが特に良い。 ▼以下、ネタバレ感想
雑貨屋でありながら悩み相談を請け負うナミヤ雑貨店。そのナミヤ雑貨店に逃げ込んだ3人の強盗が悩み相談を通して相談者を救う心温まるストーリー。5章に分かれており、短編集のようであり、それぞれの登場人物は複雑に絡み合っている。同著者の『新参者』が好きならオススメの作品。
今まで手にとってこなかったのは読まず嫌いの最たるものと反省しかりです。
東野圭吾氏は善人悪人全ての人間を尊び愛している人なのだと思います。この作品にもナミヤ雑貨店と丸光園に繋がる、ただの人々、理想化も粉飾もされない人たちの運命と生き様がえがかれていました。考えてみると東野氏は作品の登場する人物の、例えサイコパスであっても、その生き方を否定することなく、受容する神の視点から描いているような気がします。
じわりじわりと感動がわいてくる、そんな気分を満喫しました。波矢氏からの白紙の手紙への返信は読者へのメッセージ。若者たちにはぜひとも読んでいただきたいものです。