【岡本綺堂】
異妖新篇 岡本綺堂読物集六
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横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!新聞にいっせいに掲載された三つの死亡広告。
彼は江戸時代における隠れたシャアロック・ホームズであった―。雪達磨の中から発見された死体。
死んでもかまわないから背中に刺青を入れてくれと懇願する若者、下屋敷に招じられたまま姿
夜ごと人間の血を舐る一本足の美女、蝦蟇に祈祷をするうら若き妻、井戸の底にひそむ美少年
死んだ筈の将校が生き返った話、山窩の娘の抱いた哀切な秘密、駆け落ち相手を残して変死し
中国を舞台にした義侠心あふれる女傑のはなしや雪女の怪談、コナン・ドイルばりの怪獣奇譚
自分の裸体の写し絵を取り戻してくれと泣く娘の話「恨(うらみ)の蠑螺(さざえ)」、美し
2022年に生誕150年を迎えた岡本綺堂は、幕末に幕臣の子として生まれ明治大正期に劇作家・小説家として活躍した。
其の女はスルスルと枕辺に這って来て、どうぞお助け下さい、御免なすッて下さいと、乱れ髪を畳に摺付けて潜然と泣く。
「二十歳までは生きられない」――という呪いをかけられてしまった長野の女子高生・澪(みお)。
欧米の探偵小説に造詣の深かった著者綺堂は、作品の舞台を江戸時代に置き、四十五歳から六十五歳まで、二十年間を費やして本作品を書き上げた。
『半七捕物帳』は、著者綺堂が江戸末期の切絵図をはじめ、古今東西にわたる広汎な史料を渉猟する中から生まれた。
著者綺堂が、長く病に臥せっていたとき『江戸名所図絵』を通読、これが『半七捕物帳』を書くきっかけになったという。
歌舞伎を好んだ著者綺堂は、江戸の風土と季節感を巧みに描きながら、随所に江戸っ子のしゃれた会話をもりこんでいる。