明治二〇年に発布・施行された保安条例のために東京を追放された新聞記者の筑波新十郎と、負け続きのため「コマルさん」と揶揄される大阪の駆け出し弁護士の迫丸孝平。

ゴスロリ解剖医×霊が見える新米刑事のバディミステリ―、待望の第2弾! 八王子署の新人刑事・祝依 然(いわい ぜん)は一報を受け、八王子駅に急行する。

こうなることを知っていたら、わたしは探偵をやめていただろうか。

クラスメイト襲撃事件を捜査する小学校の名探偵。 滅亡に瀕した人類に命運を託された〝怪物”。

和歌山に、ある宗教団体の御神体の取材へ向かう早乙女静香と、量子力学研究機関の代表へインタビューをしに行く宮田六郎。

「お嬢様の素晴らしすぎるお考えは、 残念ながら『休むに似たり』でございます」 1笠原邸の殺人　 自宅にて、絞殺死体で発見された資産家の老人。

プロとして、誇り高く転売行為を続ける「俺」。

学生時代に一度だけ公募型アンソロジーに採用され、ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。

水神。化け猫。

なにもできない二人が、 逃げ、考え、罠にかける! 頭脳戦の楽しみに満ちた爽快な復讐譚! 黒羽烏由宇は、ビルから墜落し死につつあった。

ーー決して解かれえぬ謎と共に炎に包まれ、この世から消え去った「大樹館」。

第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターな連作短編集 私立探偵として活動するみどり。

いま、もっとも注目されるミステリ作家による短編集。

通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇るーそんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。

「日本のバンクシー」と耳目を集めるグラフィティライター界の新鋭・ブラックロータス。