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(短編集)

蝦夷拾遺 たば風



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■蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)

蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)
【Amazon】
発行日:2023年05月09日
出版社:文藝春秋
ページ数:304P
【あらすじ】
宇江佐真理が自身の郷土を舞台とした時代小説短篇集 たば風:まなと幸四郎は許嫁同士だったが、突然に襲った中風のような症状で幸四郎は半身が不自由になる。まなは彼を助けながら共に暮らしたいと望むが、母親に大反対され、結局、別の男に嫁ぐ。数年後、ふたりは数奇な出会いを果たす。 恋文:江戸城詰めの松前藩の武士・赤石刑部は、呉服屋の娘・みくを見初め、強引に結婚する。二十五年後。末っ子を元服させたみくは、隠居をひかえた夫について蝦夷島に行くつもりはなかったので、ひそかに離縁を決意していた。 錦衣帰郷:文化四年(一八〇七)。出羽国(山形県)の最上川ぞいの楯岡村。庄屋の笠原茂右衛門は、蝦夷探検で功績をあげた村一番の出世頭・最上徳内の凱旋帰郷を迎える。 柄杓星:慶応四年(一八六八)。幕府小納戸役、村尾仙太郎へ嫁ぐことになっていた杉代だが、仙太郎から破談を申し渡される。「彰義隊」に入り、幕府のために戦うのだというのだ。やがて、蝦夷地の函館で仙太郎を見たという話をきく。 血脈桜:慶応三年(一八六七)。松前藩の家老は地元の身体頑健な10代の娘6人を集めた。そして藩主、松前徳広の正室、光子に仕えるように頼む。 黒百合:明治二年(一八六九)。浅草寺の裏手の見世物小屋で、武家の娘、以登と千秋は生活のため、武道のたしなみをいかし、撃剣会の舞台に立っていた。一緒に舞台に立つ脇坂紋十郎は神道無念流の免許皆伝で、松前藩の藩士だった男だ。
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