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巫女島の殺人
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■巫女島の殺人 (新潮文庫)
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発行日:2021年12月23日
出版社:新潮社
ページ数:368P
【あらすじ】
巫女が秘儀を行う島で、誰かが死ぬ!? 今年は、特別な年だから───
呪殺島とは、呪詛を執り行う呪術者が「穢れ」を広めぬようにと流され暮らした島。その一つ、瀬戸内海に浮かぶ千駒島では、巫女が死者の霊をその身に降ろす秘儀が、今も行われているという。ある日、僕らが通う大学の民俗学研究室に、その島の何者かから一通の手紙が届いた。かつて、その儀式で人が亡くなった事件が隠蔽され、新たな死者が生まれる。何故なら、今年は新しい巫女が十八歳となる神聖な祀りが執り行われる特別な年だから──。この予告を受けた先生と共に、僕と幼馴染みの古陶里は調査に向かった。辿り着いた千駒島は、住民たちが穏やかに暮らし、集落には観光客も訪れ移住者も多い。だが、長閑に映る彼らの暮らしは、実は因習に絡め取られていた。その一つには、新しい巫女の秘儀が行われる年末年始は、よそ者を入れてはいけない決まりがある。しかし、僕らが訪れたのは12月30日。そして、大晦日、ついに若者が一人ずつ消え、殺人の連鎖が始まった! これは、よそ者を島に入れ、禁忌を犯したことへの神の怒りなのか……忌まわしい因習と連続殺人に挑む、民俗学ミステリー。
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