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夏の陰



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書籍一覧

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■夏の陰

夏の陰
【Amazon】
発行日:2019年04月26日
出版社:KADOKAWA
ページ数:256P
【あらすじ】
出会ってはならなかった二人の対決の行方は――。「罪」と「赦し」の物語。 運送会社のドライバーとして働く倉内岳は、卓越した剣道の実力を持ちながら、公式戦にはほとんど出場したことがなかった。岳の父である浅寄准吾は、15年前、別居中だった岳と母の住むアパートに立てこもり、実の息子である岳を人質にとった。警察との膠着状態が続いた末、浅寄は機動隊のひとりを拳銃で射殺し、その後自殺する。世間から隠れるように生きる岳だったが、自分を剣道の道に引き入れてくれた恩人の柴田の願いを聞き入れ、一度だけ全日本剣道選手権の京都予選に出場することを決意する。予選会の日、いかんなく実力を発揮し決勝に進出した岳の前に、一人の男が立ちはだかる。辰野和馬、彼こそが岳の父親が撃ち殺した機動隊員の一人息子だった。「死」を抱えて生きてきた者同士、宿命の戦いが始まる――。

■夏の陰 (角川文庫)

夏の陰 (角川文庫)
【Amazon】
発行日:2022年04月21日
出版社:KADOKAWA
ページ数:304P
【あらすじ】
殺人犯の息子と被害者の息子、交わらぬ二人が相見える時。罪と赦しの物語 自分が認められることなどあってはならない。殺人犯の息子なのだから――。息を潜め生きてきた岳を導いてくれたのは、中学時代、ボランティアで剣道を指導してくれた柴田だった。やり場のない気持ちを剣道にぶつけてきた岳は、父が殺した警察官の息子・和馬と遭遇する。既に剣道で名を馳せる和馬との接触を絶とうとする岳に、柴田は「最後に岳の試合を見せてほしい」と言い……思わぬラストで涙腺が決壊する罪と赦しの物語。
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