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シミュラクラ



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書籍一覧

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■シミュラクラ (サンリオSF文庫)

シミュラクラ (サンリオSF文庫)
【Amazon】
発行日:1986年03月31日
出版社:サンリオ
ページ数:324P
【あらすじ】
第3次世界大戦を経た21世紀なかばの地球は、完全に二極化されていた。ワルシャワを中心とする共産主義体制と、米欧合衆国(USEA)とに―。USEAでは4年に一度国民投票が行なわれ、新しい大統領デル・アルテが選ばれるが、実権は若く美しいレディ、ニコル・チボドウが握っていた。国民は特権階級を意味するGeと平民を意味するBeに選別され、レディを満足させる芸の持主のみが社会的昇進を約束されていた。そのレディが突如として、精神分析医を抹殺するマクファーソン法を施行し、フォン・レシンガーの発明した時間移動機を用いて、1944年のドイツからゲシュタポの創設者ヘルマン・ゲーリングを移送しようとする……。本書は、P・K・ディック一流のガジェットやアイデアが複雑に入り組み、メイン・ストーリーすら容易に見さだめにくいが、間違いなくディックSFの原点となる傑作である。

■シミュラクラ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)

シミュラクラ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
【Amazon】
発行日:2017年11月21日
出版社:早川書房
ページ数:367P
【あらすじ】
時は21世紀半ば、世界はワルシャワを中心とする共産主義体制とヨーロッパ・アメリカ合衆国(USEAとに完全に二極化されていた。USEAで絶大な権力を握る美貌の大統領夫人ニコル・ティボドーは、タイムトラベル装置を使って秘かにゲーリング元帥を呼び寄せ、恐るべき計画を実行しようとするが……模造人間(シミュラクラ)、超小型違法宇宙船、火星生物などのガジェットを満載、現在の世界を照射するテーマ性を持った異色の長篇、待望の新訳版。
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