世界傑作推理12選&ONE
- アンソロジー (269)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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クイーンはいくつものアンソロジーを編んでおり、その中に『黄金の12』というものがあるが、本書はなんと日本読者のために編まれた新たな12編に自身の短編1編を加えたものだ。これだけで生前のクイーンがいかに親日家だったかが推し量れる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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1941年刊の『101年のお楽しみ(101 Years' Entertainment)』は1841年から1941年の作品を集めたアンソロジーだが、当時雑誌「EQ」を発行していた光文社がフレデリック・ダネイに「111年」のアンソロジー編纂依頼をしたのが契機。 ダネイはリストを送り、新庄哲夫が10篇の翻訳を済ませた。当初の計画では全6~7冊になる予定が諸般の理由で頓挫する。 『日本傑作推理12選』編纂、刊行やダネイの来日などが切っ掛けとなり日の目を見たのが本アンソロジー。 01.1923 「魚捕り猫」亭の殺人 "The Murder In The Fishing Cat" エドナ・セント・ヴィンセント・ミレー Edna St.Vincent Millay (1892-1950) 02.1925 世にも危険なゲーム "The Most Dangerous Game" リチャード・コンル Richard Connell (1893-1949) 03.1929 うぐいす荘 "Philomel Cottage" アガサ・クリスティ Agatha Christie (1890-1976) 04.1931 オッタモール氏の手 "The Hand of Mr. Ottermole" トマス・バーク Thomas Burke (1886-1945) 05.1933 銀の仮面 "The Silver Mask" ヒュー・ウォルポール Hugh Walpole (1884-1941) 06.1933 疑惑 "Suspicion" ドロシー・L・セイヤーズ Dorothy L. Sayers (1893-1957) 07.1934 情熱なき犯罪 "Crime Without Passion" ベン・ヘクト Ben Hecht (1893-1964) 08.1942 人殺しの青 "Blue Murder" ウィルバー・D・スティール Wilbur D.Steele (1886-1970) 09.1948 特別料理 "The Speciality of The House" スタンリー・エリン Stanley Ellin (1916-1986) 10.1951 敵 "The Enemy" シャーロット・アームストロング Charlotte Armstrong (1905-1969) 11.1962 ダール アイ ラブ ユ "Darl I Luv U" ジョー・ゴアーズ Joe Gores (1931-2011) 12.1973 ごらん、あの走りっぷりを "See How They Run" ロバート・ブロック Robert Bloch (1917-1994) 13.1950 三人の未亡人 "The Three Widows" エラリー・クイーン Ellery Queen (1905-1982/-1971) | ||||
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