純黒の執行者 正しい悪魔の殺しかた2
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純黒の執行者 正しい悪魔の殺しかた2の総合評価:
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もう少し普通の人にもわかるように書いてほしい。意味不明。 | ||||
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人気アイドルが好きな作家として紹介してから一気に知名度が上がった、今もっとも注目されている作家のひとり。 過去作「ヘルハウンド」シリーズとは違ったシリアスかつ社会派な犯罪ミステリーサスペンス。 一巻も素晴らしく、非常に丁寧に作られた作品で、ラノベとは思えない人間ドラマが体感できる。 短編連作のそれぞれの犯人にも重いドラマが描かれ、キャラクターを描くのが巧みなので、ドラマや映像を見ているような感覚で読めるのが個性的だ。 あとがきにも書いてあったが、宗教やジェンダー問題がうるさい昨今において、絶妙な表現を使ってうまくギリギリを攻めているところを高く評価したい。 悪魔の解釈についても、キリスト教やイスラム教徒などとは全く違う。 ぼやかして書いているのは宗教に配慮したからだと思われる。 旧約新約問わず聖書に精通していなければ何かしら被るところも出てくるはずだが、一切かすっていないところをみると、著者の細部にわたる仕事ぶりがうかがえる。 ライトノベルだからか、トリックそのものは単純明快。 ミステリーに慣れていない若いレーベル層にあわせたというところか。 第一章の薬物を使った犯罪はたいへんおもしろい。 そういう毒殺の仕方があるのかと勉強になった。 一之瀬朱理とベルがカレーライスやシチューを作って食べるところで思わずウルっときてしまった。 家族とは何かを改めて思い知らされる。 2巻で終わってしまうのは残念だが、著者の次回作が楽しみだ。 この作家は売れると思うので青田買いをおすすめしたい。 | ||||
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ベルと朱理の宿命的なつながりを回収することを目指したと思われる完結巻。時を越えて二人は繋がっているようですが、抽象的な仄めかしにとどまっており、読んでスッキリ腑に落ちるとまではいかなかったです。 あとがきに家族をテーマとしたとあり、裏切った男性を次々殺す女性、母親が毒母で○イプで妊娠した子を遺棄する女性、子供を金づるとしか想っていない母親が登場します。 無知ゆえに他に取りうる選択肢があることを知らず、自滅するしかできない立場に置かれているわけです。この辺りのデリケートな表現や説明にはかなり気を使って表現されていると思いました。 朱理が望むのは犯罪の根元を消滅させること。悪魔の解釈や定義が観念的で内省的なため分かりにくいですが、ベルの望みを叶えるという形に持っていくことで朱理は宿願を果たします。 前作ではろくに睡眠も食事も取れなかった朱理ですが、カレーやシチューを作って二人で食事してベルが照れているのが可愛いです。 | ||||
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