ブレイン・ドラッグ



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    初公開日(参考)2004年02月
    分類

    長編小説

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    ブレイン・ドラッグ (文春文庫)

    2004年02月01日 ブレイン・ドラッグ (文春文庫)

    脳を活性化する薬、MDT‐48。変死した男から錠剤を入手したのは売れない物書きエディ。服用すれば仕事は迅速、投資は成功、話術も冴えて注目の的。一気に人生の勝ち組に…だが無論、うまい話にはヤバい裏があるのだ。成功から破滅へ猛然と転落、英国推理作家協会新人賞候補作となった悪夢のサスペンス。(「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (5pt)

    アメリカ式エスカレーター

    未だ若さの残る30代前半の作家志望の男性が新式ドラッグにより能力を高めて、本を書き上げ、さらに高収入をめざして投資家になり、数ヵ国語を習得し
    その言葉で美女たちと楽しみ、元カノも取戻し、とめどなく夢に見た普通の成功をどんどん手に入れてゆく様。**最近初めて映画で見て本を読んでみたくなり、
    SF新人作家賞までもらっているのでオリジナルの英語版を取り寄せ中。スピード感が面白い。非常にアメリカ式幸せ、成功、愛、の象徴と文化的バックグランド
    を理解するのにもてっとり早い内容。キーとして主人公の義理の兄(弟)が「この薬はすでにあたものいいやつにはより効果が高い」というセリフが笑えた。つまり、
    馬鹿な奴には同じ運が来ても効果なしというところが、非常にアメリカ式発想。のしあがってくのに殺人が必須なのはアメリカ映画だからか、現実的なのかは
    一瞬考えてしまう。日本でも得体のしれない死体の多い現実。お金を持ち出すと、高級レストランやプライベートジェットや美女たちがどんどん出てくるのも
    ワンパターンで笑える。しかしこのすべての冒険を経て得るのは、愛のある元カノと大統領になりたい自分というのがメッセージであり、賞をもらう所以ではないかと
    思う。狂気の中、可愛らしい男の子の夢を追いかけるという落ちが受け入れられるのであれば是非お勧め。洗練度を追及するかたには、箸休め的娯楽本。
    ブレイン・ドラッグ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ブレイン・ドラッグ (文春文庫)より
    4167661586
    No.5:
    (5pt)

    脳力革命

    脳力を高めためいと考える背景には会社への不信感、人間関係の問題点、失業者の増加、雇用不安など、そして家族のため稼ぎたい等の人間心理が背景となり自分の脳に投資する。資格取得で数年先の不測な事態に備えたいとするのが最善の準備だろう。この本は意欲を高めるやり方がドラッグに依存し間違っていることをのぞけば会社員が希望する項目がそろっている。人類が研究開発している能力開発がドラッグみたいな薬だろう。現実は自己啓発本を読んでも薬より速く意欲が消えていく。再現に時間が必要。意欲を続かせるため、ドラッグみたいな速効性のあるものは何だろうと考えさせられた。瞑想、ボランティア、社会貢献、資格学校等、ドラッグ以外でシナプスの働きを向上させる物は以上だろう。何か他はないかと考えさせらる内容だ。やはり継続するための薬は誰かのため!という感情だろう。報復のときに出る忘れない感情だろう!
    ブレイン・ドラッグ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ブレイン・ドラッグ (文春文庫)より
    4167661586
    No.4:
    (4pt)

    アルジャーノンの経済ミステリ版

    内容的には薬物によって能力が上がり、一定期間を経て落ちていくという「アルジャーノンに花束を」と同じだと思いました。
    脳を活性化して頭をよくする薬、そんなものあるわけないよ、でもあっらたいいのに。もし自分がその薬を手にしたらどうするだろうとエディに投影してしまいます。
    スピード感があり、一気に読めます。しかし、せっかく最初の設定で出版関係の仕事をしていたのだから作家として大成(映画化、大ヒット)するという方向に持っていかず、なぜ物語をねじれさせ株の投資にのめりこませる必要があったのか不明です。
    それなら銀行員でもやっていたほうが自然です。
    ブレイン・ドラッグ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ブレイン・ドラッグ (文春文庫)より
    4167661586
    No.3:
    (5pt)

    徹夜覚悟!!

    椎名誠のエッセイで、この本が面白いとのことだったので購入。
    あれよ、あれよと読み進めることができます。
    続きが気になり一日で読破。
    ラストはうーんという感じだったけど、充分読む価値あり!!
    ブレイン・ドラッグ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ブレイン・ドラッグ (文春文庫)より
    4167661586
    No.2:
    (5pt)

    一級品サスペンス(大人向け)

    しがない中年男である主人公が、完璧な人間になれる錠剤で
    成功してみたいとう妄想にかられる
    発端からラストまで一気に読んだ
    著者自身もこの錠剤を服用してるのかと思うほど、
    新人とは信じられない確固たる文体。
    全体からドル札が匂ってきそうなリアリティー
    デイトレードに企業買収は、成功報酬が莫大なアメリカで夢のような成功だし
    成功と共にランクアップする住居も、いかに成功していってるかが
    広さ、調度品、衣服からも伺える
    ゆえに、後半からの副作用や巻き込まれて行く組織に
    妥協案や解決策を必死に模索しながらも精神的に揺さぶられてゆく様を
    主人公の一人称で書いたことで見事な悪夢に仕上がっている
    手中にした幻のような成功の数週間
    主人公の転落は阻止できるのか、ラストまで眼が逸らせない一級品
    ブレイン・ドラッグ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ブレイン・ドラッグ (文春文庫)より
    4167661586



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