皆殺しの時
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マイク・ハマー・シリーズ第11作。 またまた、今回もハマーの旧友が殺される。もちろん、今まで通りハマーは怒りに燃えて復讐を誓う。 いつものような展開に飽き飽きしてはいけない。なんと、事件の裏には政権交代前のソ連の秘密工作により、科学細菌戦用の細菌によるアメリカ破滅計画が絡んでいたのだ。 お決まりのパターンとスケールがでかく、メチャクチャな内容に、笑ってしまうかもしれないが、ハマーは大マジメに孤独な戦いを繰り広げる。 すごいぞ!ハマー!僕らのアメリカを救ってくれ!! | ||||
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マイク・ハマーのシリーズ11作目。 助けを求める幼友達の電話で出かけてみると、男は腹を切り裂かれて虫の息だった。街の底辺で生きてきた男、しかもスリをやっていたらしいとわかり、他の重大事件を追っていて人手不足の警察は、真剣にこの事件に取り組もうとしない。友人の復讐を誓ったマイク・ハマーは、この事件がきっかけで国際的なテロ事件に巻き込まれていく。 警察、国務省、ギャング団らが入り乱れての複雑な構成、殺人事件の捜査に加えて、細菌兵器の爆発というタイムリミットまであって緊張感あふれる展開と、後期のハマーシリーズの中ではよくできた一冊。 また、前作までは何かにつけて「アメリカは弱くなった」「共産主義に負けるな」「強いアメリカを取り戻せ」と口にしていたハマーが、テロ事件の調査協力のためにソビエトから送られてきた捜査官・科学者達を見て、「冷戦は緩和した、仲良くやっていけるはず」と感想を漏らすあたりも、発表当時の世相がわかるようで興味深く読めました。 | ||||
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