砂洲にひそむワニ



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初公開日(参考)2011年02月
分類

長編小説

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砂洲にひそむワニ

2011年02月23日 砂洲にひそむワニ

父の莫大な遺産を相続したアメリア・ピーバディーは、古代都市をめぐる旅に出立した。ローマで行き倒れていた美貌の貴婦人イヴリンを救い、彼女をお供に冒険旅行に乗り出すが、カイロで待ち受けていたのは、次々に襲いかかる不可解な出来事だった。ヴィクトリア朝を舞台にした歴史ミステリの傑作。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

タンカを切るヒロインがおもしろい!

へんてこりんなタイトルと、表紙のヒエログリフに惹かれて読みました。

海外のミステリは、だんだん登場人物がごちゃごちゃになってくるので、あんまり読まないんだけど、この本は出てくる人出てくる人、みんな個性的で魅力的。とくに、ヒロイン(32歳・独身女性)の威勢の良い啖呵がすがすがしくて、すぐに引き込まれてしまう。気難しい考古学者とのシャレた毒舌合戦も見もの。ミステリの謎解きというよりは、人間ドラマとしておもしろく(しっかり恋愛ドラマもあるし)読後感がとっても爽快で、元気になれます。

その一方で、現場の考古学者とお偉い考古局との微妙な関係とか、ヨーロッパから来た旅行者と現地のエジプト人の丁々発止とかも、しっかり盛り込んであったりとか、なかなか読みドコロあり。(エジプト人の描写は少しステレオタイプなんだけど、それもヴィクトリア朝という時代設定を考えれば、西欧人の生の感覚なんだろうし)

そういえば、この翻訳者さん、エジプト人作家(マフフーズ)の「渡り鳥と秋」とかも訳してる方なんですよね。エジプトといえばまさに今(2011年)民主化デモで変化の時を迎えていますが、こういう時だからこそ、ニュースやツイッターの情報とは別に、こういうエジプトを舞台にした小説とか読んでみると、またいろんな視点ができておもしろいかも。

この作品は、シリーズ第1作みたいなので、続編も期待。
姉妹編の「アメリア・ピーバディーのエジプト ――ファン必携の書」も気になる。
砂洲にひそむワニAmazon書評・レビュー:砂洲にひそむワニより
4562046686



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