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へこ さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

レビュー数2

全2件 1~2 1/1ページ

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No.2:
(1pt)

こんなにページ数なくてもいいやん

今西刑事の執念には本当に感服します。でもそれを現実的なものとして捉えたい一方でその他の設定や展開がそれに歯止めをかけるという‥私はどっちの方に身を置いて読んだらいいの?って感じでした。
しかも、最終的に犯行とそれにまつわる一部始終が明らかになるわけですけど、そこの部分がなんか物語の中から異質なものとしてポンっと浮き上がっているようで、違和感覚えました。


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砂の器〈上〉 (新潮文庫)
松本清張砂の器 についてのレビュー
No.1: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

何も知らない自分が恥ずかしくなります

戦争モノはあまり得意ではないのですが、これは自分が戦争経験者の感想を実際に聞いているような感覚に陥って、苦も無く読めました。
戦後だいぶ経ってから生まれた自分、「戦後○年」と言われ続けてはいるけれど、じゃぁ実際日本人として戦争の何を知ってるの?と聞かれたら、「ひどいものなんでしょ?」とか「たくさんの人がなくなったんだよね」とか、その程度でした。
その程度の知識しか持ち合わせていなかった、そして積極的に知ろうともしなかった自分が恥ずかしくなりました。
もちろんこれを読んだからってまだまだ知らないことはたくさんあるけど、戦争の一端だけでも今までよりは少し深いところに来られたかなと思います。
読後、この本が自分に与えた影響を思うと、みなさんに勧めたい。自分もまだまだ若いけど、そんな同世代の若い人たちに勧めたい。
外部からの権力で命の危険にさらされることなく生きている現代人に警鐘を鳴らす意味でも。

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永遠の0 (講談社文庫)
百田尚樹永遠の0 についてのレビュー