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ブレイク さんのレビュー一覧

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レビュー数3

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No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

塩を投げつけてやりたい


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虚像のアラベスク
深水黎一郎虚像のアラベスク についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

狐罠の感想

破天荒な旗師、宇佐美陶子の活躍を描く、冬狐堂シリーズ第一作。
とかく骨董美術に纏わるディテールの精緻さは群を抜いている。そして物語を彩る登場人物がとにかく魅力的に過ぎる。誰も彼も、そして彼女も、見渡す限りの狐一色。孤高の女狐、老獪な古狐、過去を語らない妖狐、尻尾を掴ませない謎の雄狐。
混迷を極める化かし合いの果て、最後に化けの皮を剥がされるのはどの狐か。
一気呵成に読み終えてなお、北森鴻に仕掛けられた幻術から覚めることはない。
旗師・冬狐堂一 狐罠 (徳間文庫)
北森鴻狐罠 についてのレビュー
No.1:
(10pt)

『クロック城』殺人事件の感想

幻想的な世界観で炸裂する物理トリックは、北山猛邦だけに許される特権。
稀代のトリックメーカーでありながらも、今や一流のストーリーテラーとなった原石の輝きがここにある。
「クロック城」殺人事件 (講談社文庫 き 53-1)
北山猛邦『クロック城』殺人事件 についてのレビュー