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No.9
特捜部Q 檻の中の女
ユッシ・エーズラ・オールスン
次作への期待が高まる
No.8
真夏の方程式
東野圭吾
読ませる作品ではあるが
No.7
硝子の暗殺者
ジョー・ゴアズ
暗殺を阻止するために暗殺者を暗殺者が暗殺する
No.6
風の墓碑銘
乃南アサ
音道の成長か、滝沢の円熟か
No.5
札幌方面中央警察署 南支署 誇りあれ
東直己
頑張れ! キゼツ
No.4
晩鐘
重い本でした
No.3
花散る頃の殺人
音道シリーズのガイドブック
No.2
凍える牙
日本のヒロインもかっこいい
No.1
再会
横関大
読みやすい。読みやす過ぎる?
警察組織内部で嫌われ者の偏屈なベテラン捜査官が、独自の捜査で難事件を解決するというのはありがちなストーリーだが、そんなありきたりさがまったく気にならない面白さだった。まず、自殺で片付けられきた被害者が実は5年間も監禁されており、しかも、捜査側は被害者が生きていることを知らないまま捜査しているという設定が意表を突く。読者は被害者が生きていることを知っているだけに、救出までのプロセスの一つ一つにハラハラドキドキ感が否応なく高まる。さらに、サイコパスの犯人の動機や意図がなかなか明らかにされず、この側面でも推理する楽しみが非常に大きい。犯人が判明するまでのプロセスもよく考えられている。
さらに、主人公のカール・マーク警部補、助手の怪しいシリア人・アサドをはじめ、今後のシリーズで重要な役割を果たしそうな人物が非常に魅力的なキャラクターなのも、今後の作品への期待を高めてくれる。
シリーズはすでに4作まで刊行されているということで、本当に次作の登場が楽しみである。