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No.16
殺人鬼フジコの衝動
真梨幸子
殺人鬼フジコの衝動の感想
No.15
アミダサマ
沼田まほかる
アミダサマの感想
No.14
ラットマン
道尾秀介
ラットマンの感想
No.13
仮面幻双曲
大山誠一郎
仮面幻双曲の感想
No.12
ラバー・ソウル
井上夢人
ラバー・ソウルの感想
No.11
セカンド・ラブ
乾くるみ
セカンド・ラブの感想
No.10
魔術師(イリュージョニスト)
ジェフリー・ディーヴァー
魔術師の感想
No.9
ウォッチメイカー
ウォッチメイカーの感想
No.8
ジョーカー・ゲーム
柳広司
ジョーカー・ゲームの感想
No.7
警官の血
佐々木譲
警官の血の感想
No.6
木曜組曲
恩田陸
木曜組曲の感想
No.5
噂
荻原浩
噂の感想
No.4
Nのために
湊かなえ
Nのためにの感想
No.3
さよならドビュッシー
中山七里
さよならドビュッシーの感想
No.2
水の時計
初野晴
水の時計の感想
No.1
扉は閉ざされたまま
石持浅海
扉は閉ざされたままの感想
フジコの視点で書かれている小説を最後まで読んでいくと、この小説を持っているひとりの女性の「あとがき」がある。そこには書かれていた事以外の隠された真実が資料と仮説によって示されている。それを確かめるべくある人物に会うことにしたことを記して「あとがき」は終わっている。次のページには新聞記事の小さな切り抜きがある。その記事は「ある人物」に会おうとした女性の遺体の一部が発見されたとの報だった。
と、こういった仕掛けの凝った物語だけれど、どうも内容が暗く重苦しい雰囲気で読んでいて楽しい気分にはなり得ない。その辺で読者はどうするか、最後まで読み進めるか本を閉じるか分かれることだろう。
でも、私自身はこういった仕掛けのある話は好きなのでラストでの意外性も楽しめた。
本当に悪いやつは影に隠れている。