タグ: 時代小説
奥祐筆立花家で、病弱な義姉とその息子の世話を献身的にしている寿々は、義兄・倫仁への思慕を心に秘めてい...
藩主の腹違いの弟・松之助警護の任についた保坂市之進は、周囲の見せる困惑と好奇の色に苛立っていた。
身重のおよしが突然、猫字屋に戻ってきたとおもったら、旦那の藤吉が突然店の金を持って失踪したという。
武家の身分を捨て、自身番の書役となった喜三次が、いよいよ魚竹に入ることになり……人生の岐路に立った喜三...
木戸番のおすえが面倒をみている三兄妹の末娘、まだ四歳のお梅が生死をさまよう病にかかり、照降町の面々は...
佐吉とおきぬの恋、鹿一の家族の和解、おたみに初孫誕生……めぐりゆく季節のなかで、猫字屋の面々にも、それ...
恋する女に唆されて親分を手にかけ遠島送りになった黒岩のサブが、江戸に舞い戻ってきた――!? 喜びも哀しみ...
舩松町の小料理屋「川瀬」の一人娘の葵が、草の実荘で手習塾を開く矢崎三之進のもとに通うことになり、草...
養護院草の実荘の新しい二階家が完成し、増改築に携わった職人衆をはじめ、日頃から草の実荘を支援する面...
ふた月前に妊娠中毒症で女房を亡くした鞆吉は、残された四人の子供を立派に育ててみせると誓ったはずが、蒲...
心の臓の発作で父親に先立たれ、母親も殺されて孤児となった三歳の弘喜を引き取ることになった養護院草の実...
杉下幽斎が町医者の看板を掲げる施薬院幽々庵のすぐ傍にある養護院草の実荘に、盗人一味の手先をしていた年...
杉下幽斎が町医者の看板を掲げる施薬院幽々庵。その幽々庵で働くおつゆが、藪入りに里帰りしたきり戻らなく...
御典医に飽き足らず明石町で施薬院を営む傍ら、石川島の人足寄場医師として医療活動に奔走するすこくろ幽斎...
日々堂で代書をする戸田龍之介を、無二の友桜木小弥太の姉が訪ねてきた。突然の来訪に戸惑う龍之介に姉は弟...
日々堂のお葉の元に山源の総元締源伍から文が届いた。だが、筆蹟があまりにも弱々しく、女ごの手になる文に...
深川の便り屋・日々堂の女主人・お葉は怒っていた。縄張りを狙う飛脚問屋の山源が、近くに商売敵・便利堂を...
「おかっしゃい」胸のすく威勢のいい啖呵が飛びだした。元辰巳芸者のお葉には、飛脚の元締め山源の邪な思惑...
日本橋北内神田堀江町、小舟町、小網町の三町は、雪駄屋、下駄屋、傘屋の問屋が軒を連ね、一方は晴天を、一...
東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り23人。人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。
闘病中の旗本堀川頼母を往診する、藪医者と評判の中井良伯。その良伯の後を追う一人の小柄な年寄りがいた。
高輪の酒問屋に奉公する十四歳の子守娘おたまが、往来で馬に蹴られた後、先の事を見透す不思議な力を授かっ...
神田から下谷、浅草界隈の質屋や金貸しの店先に、御布施を貰うまで経を読み続ける托鉢坊主が出没していた。