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まだ殺してやらない
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まだ殺してやらないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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全五部からなる長編の作品です. 第一部で二転三転する『事件』に緊張させられたかと思いきや, つづく第二部からは大きく場面展開,登場人物の変わりようなど, 第一部のすべてがプロローグのはじまりに,スッと引き込まれます. ただ,以降はどうにもだらけて,読んでいて退屈してしまいます. もちろん,先の第一部が中盤から終盤に『効いて』はくるのですが, ある人物の『独白』は,背景などを読み手に説明しているだけの印象. そのため,心の中をさらけ出しているにも関わらずしらけてしまいます. この『退屈さ』が,物語の上で重要だったことはのちにわかりますが, それがまた説明や言いわけに感じられ,その理由を含めた真相にしても, おどろきの…となるはずが,説明くささと唐突さで反対に拍子抜けします. その上,終盤になると今度は犯人のひとり語りがまたダラダラとはじめられ, ここまでくると,歪んだ動機であるとか手法にはほとんど関心が向かいません. また,『衝撃の結末』と,エピローグをWebで公開するやり方にしても, 作中でのできごとを踏襲し,読み手を意識した仕掛けではあったものの, あまりに稚拙で量も少ないため,却って読後感を悪くしてしまっています. この程度のものなら,本の中だけでしっかりと完結させてほしかったです…. | ||||
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全五部からなる長編の作品です. 第一部で二転三転する『事件』に緊張させられたかと思いきや, つづく第二部からは大きく場面展開,登場人物の変わりようなど, 第一部のすべてがプロローグのはじまりに,スッと引き込まれます. ただ,以降はどうにもだらけて,読んでいて退屈してしまいます. もちろん,先の第一部が中盤から終盤に『効いて』はくるのですが, ある人物の『独白』は,背景などを読み手に説明しているだけの印象. そのため,心の中をさらけ出しているにも関わらずしらけてしまいます. この『退屈さ』が,物語の上で重要だったことはのちにわかりますが, それがまた説明や言いわけに感じられ,その理由を含めた真相にしても, おどろきの…となるはずが,説明くささと唐突さで反対に拍子抜けします. その上,終盤になると今度は犯人のひとり語りがまたダラダラとはじめられ, ここまでくると,歪んだ動機であるとか手法にはほとんど関心が向かいません. また,『衝撃の結末』と,エピローグをWebで公開するやり方にしても, 作中でのできごとを踏襲し,読み手を意識した仕掛けではあったものの, あまりに稚拙で量も少ないため,却って読後感を悪くしてしまっています. この程度のものなら,本の中だけでしっかりと完結させてほしかったです…. | ||||
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