LAST

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評判

LASTの評価:

3.61/5点 レビュー 49件。 B ランク

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平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 21〜40 2/3ページ
No.37
(2pt)

<LAST>という矛盾

とにかく重く暗い。
借金、風俗、裏稼業・・・・・・すべての物語はこのどれかに関連している。
売春を扱った「ラストシュート」に至っては字面を追うのが辛いほどだった。
何故この作品を書こうと思ったのか−
直木賞受賞後第一作だったから?違う面を引き出そうという苦肉の策?
などと考えてみたが、作家業とはそんな単純なものでもないのだろう。
しかし、最後まで読んでみてようやく救われた気がした。
そして<LAST>という言葉の意味に気がついた。
サブタイトルにはすべて<LAST>がついており、確かに<最後の・・・>という意味に使われている。
しかし、<LAST>にはもう一つ、全く逆の<続く>という意味があるのだ。
それに気付いたとき、終わってしまったかに見えた主人公たちの人生に微かな光が射した。
でも、個人的にはファンタジーでも良いから、もう少しわかり易く大きな希望として描いて欲しかった。
読み始めて生理的に受け付けないと思った人はその場で本を閉じて、
中盤まで読んだ人は最後まで読んだ方が良いと思います。
3話目「ラストコール」辺りでやめると却って嫌な気分が残ります。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.36
(2pt)

テーマが濃いわりに小説としては薄い

内容のえげつなさ、救いのなさの割りに、意外と読後感としては何も残らないような、物足りなさを感じる。
小説としてのプロットは陳腐だし、人物にも魅力がない。救われない立場にあってもなお残る人間らしさ、人間臭さみたいなものを、今までにない形で描写してほしかったなぁ。いまいち芸がなくて薄かった。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.35
(4pt)

短編 < LAST > 長編

 短編集って面白さが個々にバラけがちだけど、結構全体的に楽しめた。
『LAST〜』で全体をくくることで、一貫性があって、あまり短編とゆうことを
意識させられなかったのも良い部分だと思う。
 内容は暗めですが、なぜかワクワクさせられました。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.34
(3pt)

暇つぶしには最適な本

「ラスト」をキーワードにした短編集。
短編ゆえ、おもしろいのもつまらないのも混じっているが、
わりに金がらみの話が多い。
短くてあっさりしてしまって、
ちょっと物足りない感があるが、
逆にいえば、いい暇つぶしにはなる。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.33
(2pt)

後味が悪い・・・

借金で首が回らなくなった男のとった道は?借金返済のために女が選んだ職業は?
そして、テレフォンクラブで受け取った電話の相手が最後にやったことは・・・。
どれも暗い話ばかりだ。読んでいて救いがない。人生の底辺をはいずり回っている
ような息苦しさ、不快感がある。特に「ラストシュート」は読んでいて気分が悪く
なる思いを味わった。この短編で作者が言いたかったことは何か?それがまったく
分からない。また、積極的に理解しようという気持ちさえ起こらない。読後感も
よくなかった。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.32
(3pt)

心が痛い

どん底に追い詰められた人々が、最後に出す決断。人生いろいろと思うけれど、ここまで堕ちてしまったとき、果たしてのし上がる道はあるんだろうか?
「ラストシュート」以外はすべて「お金」、それさえあればこんなことにはならなかったのに、という悲しい人間ばかりが登場する。それも、良くぞここまで落としたなぁ〜、というほどにみんながぎりぎりなのだ。温かいご飯、家族、当たり前のそんなものがものすごい幸福に思える。
そしてどれもが救いがない。ひたすら落ち込む本でしたが、誰もが目を背けたくなる社会の現実に真っ向から切り込んだ石田氏の意欲には脱帽で、星3つです。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.31
(3pt)

『池袋〜』や『4teen』とは違った・・・。

 読み終えると、いくらか疲労感がたまったような―だったら読まなければ良い、というご批判は最もですが、それでも読者を放さないだけの力はあると思います―印象を受けました。多分に感想というものは、読者の属する階層(金銭感覚から職業にいたるまでのもの)に依存するとは思いますが、本作品に対する感想は大別して、「笑いとばされるような陳腐で現実味のないもの」か「現実の世界に起こりうる事象として、臨場感を伴って体感できるもの」に二分されるのではないでしょうか。
 
 私は後者の感想を抱きましたが、幾分すっきりした文体で表現される彼の本作品の文章は、それでもドロドロとして人間の否定的な部分―時代や場所が変わっても肯定的に捉えられるものではないが、確かに存在するもの―を多く描きます。
 全体的に迫力があるわけではありませんが、私にとってはどことなく疲労感のたまるものでした。上記の前者のような感想を持つ方のほうが、評価は低くとも素直に楽しめるのではないでしょうか。
 石田氏の作品では、個人的には『池袋ウエストゲートパーク』や『4TEEN』の方が断然好きです。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.30
(5pt)

重いケドそれがリアル

みなさんおっしゃるように、重い短編集です。
どれもこれも救いがない。
強いて言えばジョブとバトル、ドローは救いがあって読みやすいです。
コールとシュートはかなりヘビー。私も気持ち悪くなりました。
でも現実はそんな深みに嵌ったら助けなんてない。
それでも救いを求めて、そして絶望する部分を上手く書いてると思います。
逆にハッピーエンドになっちゃったら何かリアルさが欠けてしまうんじゃないかな?
読んだ後の余韻は心地よいものではないハズなのに、何度も読みたくなります。
私は大変気に入ってる作品です。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.29
(4pt)

現代社会の一端を垣間見る

この本は7つの短編から構成されている。共通するテーマは「人生の崖っぷちに追い込まれた人々は、どういう行動を選択するのか?」例えば、運転資金に苦しむ町工場主に、闇金からの最後通牒が突きつけられる(『ラストライド』)。どんな仕事でも長続きせず、家賃滞納でアパートを追い出された男が行く果ては(『ラストホーム』)。いずれも現代社会の一端を切り取った内容で、全体的に暗くて重い。筆者の作品では珍しいタイプなので、違和感を覚える人はいるだろう。逆に彼の作風を「甘っちょろい」と感じていた人には、しっくりくるかもしれない。文章は読みやすく、2時間半もあれば読み終える事ができる。個人的に好きなのは、廃業寸前のテレフォンクラブを舞台にした『ラストコール』。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.28
(3pt)

もう後がない

絶体絶命の境地に追い込まれた者達が最後にとった行動とは…?
借金 風俗 ホームレス 別居…
まさに現代の日本が如実に描かれています。
読み物としてはかなり重いです。
これを日本の現状として受け止めるにしても、物語に未来への希望がないので読後感はとても悪いです。
石田さんはどのような心情でこの物語を書かれたのでしょう。
日本社会や制度への皮肉が表れているように感じてなりません。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.27
(4pt)

社会山の尾根のものがたり

LASTの主人公は私達と同世代
その私が読むとずっしりと重い物語
あなたが読むとどう映るのでしょう
成功という山頂の下には
このような尾根が続いているのでしょう
今の私の気分には結構きついですね
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.26
(4pt)

恐ろしい日々

追い込まれた人々がそれぞれ主人公なのですが
そこまで!というほどの追い込まれよう。
陰惨な終わり方も少なくはないです。
そんな中でもまだまだあきらめない、人生を探していくきらめきなんてものが見つけられます。
一つ一つが短編と思えないほどの引き込まれかたをするのも
読んでて気持ちよかった。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.25
(4pt)

ラスト・コール

オムニバス形式で一話簡潔のため読みやすかったです。
その中でも、”ラストコール”はそれまでの話の内容からは想像がつかなった分結末が衝撃的で、私は最後に”うわ!”っと声を上げてしまいました。著者が帯に記している”ダーク”の部分が感じられる場面です。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.24
(4pt)

日本の現在。

私が石田衣良を知ったのは、この作品が初めてだったと思います。
本当にリアルな日本の今を表していると思います。
内容はディープでダークなんですが、私は興味深かったので抵抗無く入り込めました。
売春や借金など、自分には関係ないと思っていましたが、やはりちゃんと考えなくてはいけない問題だと思いました。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.23
(5pt)

傑作だと思います。

石田衣良の才能については充分認めつつも、個人的に「池袋ウエストゲートパーク」シリーズのあの文体にはちょっと違和感やあざとさを感じていた。しかしこの作品集『LAST』にはすんなりと入ってゆけた。他の方が指摘しているように、内容は確かに暗いものかもしれない。しかし、小説として考えれば、読んでいる最中はスリリングで、読後はなにかしら余韻が残る。「今」を描いた傑作だと思う。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.22
(3pt)

LAST (ラスト)

正直私には重すぎた。
ダークな作品だとは作者も書いていたが、
何より読み終わった後に気分が重くなり、大げさではなく
生きていることの疑問すら感じてしまった。
なにか「救い」的要素が入っていれば。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.21
(4pt)

ラストとスタート

7つの人生の末路に立たされた人達の短編集。重い話が多い中で、第2話の「ラストジョブ」が、明日に光が見えるようで、個人的には好きです。「ラストシュート」は、ベトナムでの少女(幼女)売春の話で、現実に有るのでしょうが、後味が悪く、これはかなりきつい。どんな、LASTでも、帯に有るように 明けない夜はないのですがんばりましょう
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.20
(4pt)

1作目は自営業者の教訓的な作品

全般的にハードな短編集です。後味の悪い作品もありますが、世の中の表と裏を知るにはいい作品であると思います。特に1作目を読めば、マチ金からお金を借りる人は思い留まるのではと思う作品です。現実的にこういう恐ろしい世界が我々のすぐ隣で起きている・・・それが身にかかるかどうかは、自分次第なのだ。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.19
(3pt)

人生の岐路

「ラストライド」「ラストジョブ」「ラストコール」「ラストホーム」「ラストドロー」「ラストシュート」そして「ラストバトル」の計7編が収録された短編集。どの話の主人公も、不況や借金等が原因で人生の岐路に立たされている。このあたりの問題は、多くの人間に普通に起こりうる事なので、ある意味、臨場感が感じられた。個人的には、ごく普通の主婦が出会い系サイトを使いアルバイトを始める話の「ラストジョブ」が良かった。書き下ろしの「ラストバトル」もなかなか。「崖っぷちの人間をダーク&ビターに書きました。僕の別な顔に震えて下さい。  石田衣良」という宣伝文に目がとまり読んでみたが、うーん・・良く言えばどの話も続きが気になる。悪く言えば、中途半端とまではいかなくとも、消化不良な感がある話が多かったように思える。ただ、どの話も読み易いことだけは間違いない。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.18
(4pt)

読後の暗さ

ラストホームとラストコール、ラストドローは割りと好きですね。やりきれない気持ちになるエピソードではないけど、すこし、不幸な感じが気になる。この手の話だけならいいのですが。ラストシュート:幼児買春の話が気持ち悪くて胸糞が悪くなる話でした。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771