うつくしい子ども

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うつくしい子どもの評価:

4.03/5点 レビュー 106件。 C ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全185件 101〜120 6/10ページ
No.85
(5pt)

殺人犯の家族の視点

13歳の弟が9歳の少女を惨殺。一変する世間の目に耐えながらも、14歳の主人公が弟の同期を確かめようとする。酒鬼薔薇事件から始まった一連の未成年者による殺人事件を彷彿とさせる作品です。殺人犯の家族の視点から、容赦ないメディアや世間の姿を描いた点では評価されるべき作品だと思います。ただ、自分が「キレる若者」と呼ばれた世代なだけに、この作品中での殺人への動機に関する部分が、結局大人の視点だなと思いました。「子ども」といものは、理屈では説明できないわけであり、それを描くのは至難の業であると思いますが、どうしてもこういう小説に物足りなさを感じてしまいます。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.84
(5pt)

エンターテイメント性、ばっちり

神戸のとよく似た事件。始まりはとくにどうってことないと思ったけれど、後半「ぼく」が立ち上がっていくところ、興奮で本を手放せなくなってしまった。新聞記者の視点で書くところと「ぼく」の一人称で書くところ、文体もまったく変えていて、実に高度なテクニック。加害者の家族となってしまった主人公がどんどん成長していくところは、手を差し伸べたくなるほど、なぜか愛しく感じた。彼こそが、ほんとに美しいこどもなんだ。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.83
(5pt)

殺人犯の家族の視点

13歳の弟が9歳の少女を惨殺。一変する世間の目に耐えながらも、14歳の主人公が弟の同期を確かめようとする。酒鬼薔薇事件から始まった一連の未成年者による殺人事件を彷彿とさせる作品です。殺人犯の家族の視点から、容赦ないメディアや世間の姿を描いた点では評価されるべき作品だと思います。ただ、自分が「キレる若者」と呼ばれた世代なだけに、この作品中での殺人への動機に関する部分が、結局大人の視点だなと思いました。「子ども」といものは、理屈では説明できないわけであり、それを描くのは至難の業であると思いますが、どうしてもこういう小説に物足りなさを感じてしまいます。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.82
(5pt)

エンターテイメント性、ばっちり

神戸のとよく似た事件。始まりはとくにどうってことないと思ったけれど、後半「ぼく」が立ち上がっていくところ、興奮で本を手放せなくなってしまった。新聞記者の視点で書くところと「ぼく」の一人称で書くところ、文体もまったく変えていて、実に高度なテクニック。加害者の家族となってしまった主人公がどんどん成長していくところは、手を差し伸べたくなるほど、なぜか愛しく感じた。彼こそが、ほんとに美しいこどもなんだ。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.81
(5pt)

石田衣良ベストの作品のひとつ。

彼の著書はI.W.G.Pから読み始め、4TEENほかほとんど読みましたが、この作品は、現在年頃の子供を持つ親として考えさせられる場面が多々ありました。明るい未来が予測できない現状の中で、どのように子供を育てていくのか?そんな疑問を自分自身に問いかけられているような気がします。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.80
(5pt)

石田衣良ベストの作品のひとつ。

彼の著書はI.W.G.Pから読み始め、4TEENほかほとんど読みましたが、この作品は、現在年頃の子供を持つ親として考えさせられる場面が多々ありました。明るい未来が予測できない現状の中で、どのように子供を育てていくのか?そんな疑問を自分自身に問いかけられているような気がします。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.79
(5pt)

★子供の立場から・・・

心の中にある鏡のくもりを、磨かれたような気分になりました。
子供の頃、鏡に閉じ込めてしまったもの、
あえて映そうとしなかったもの・・・
それらが糸をたぐるように引き出されてきました
もしかしたら、子供の頃に表現できなかったことは、
大人になってから感じたり表現できるものなのかもしれない・・・
私はこの本を通じて、自分の子供の頃の想いを懐かしむように感じることができました
くもったままただった心の鏡を、今キレイに磨くことができてよかったと思っています。
キレイな鏡で、これからの人生、そして今の子どもたちを受け止めていきたいな。
そう感じることができた一冊です。
ありがとうございます。
うつくしい子ども (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (徳間文庫)より
4198923892
No.78
(5pt)

★子供の立場から・・・

心の中にある鏡のくもりを、磨かれたような気分になりました。
子供の頃、鏡に閉じ込めてしまったもの、
あえて映そうとしなかったもの・・・
それらが糸をたぐるように引き出されてきました
もしかしたら、子供の頃に表現できなかったことは、
大人になってから感じたり表現できるものなのかもしれない・・・
私はこの本を通じて、自分の子供の頃の想いを懐かしむように感じることができました
くもったままただった心の鏡を、今キレイに磨くことができてよかったと思っています。
キレイな鏡で、これからの人生、そして今の子どもたちを受け止めていきたいな。
そう感じることができた一冊です。
ありがとうございます。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.77
(5pt)

★子供の立場から・・・

心の中にある鏡のくもりを、磨かれたような気分になりました。
子供の頃、鏡に閉じ込めてしまったもの、
あえて映そうとしなかったもの・・・
それらが糸をたぐるように引き出されてきました
もしかしたら、子供の頃に表現できなかったことは、
大人になってから感じたり表現できるものなのかもしれない・・・
私はこの本を通じて、自分の子供の頃の想いを懐かしむように感じることができました
くもったままただった心の鏡を、今キレイに磨くことができてよかったと思っています。
キレイな鏡で、これからの人生、そして今の子どもたちを受け止めていきたいな。
そう感じることができた一冊です。
ありがとうございます。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.76
(4pt)

事件が変える人の心

ニュータウンで起きた女子小学生の殺人事件。犯人として補導されたのは、13歳の男子中学生。この小説の主人公は、その中学生の兄である。彼は「弟はなぜ少女を殺したのか」動機を突き止めようとするのだが…。事件の犯人が逮捕されると「一件落着」という言葉を遣う。しかし、人々の心はそう簡単に落ち着きはしない。特に少年殺人がもたらす影響力は大きい。被害者のみならず加害者の関係者、またそのニュースに触れた人にも、何かしらの変化を引き起こす。主人公の少年は、かつてとは異なる様々な物事に直面する。家族の関係、マスコミの反応、同級生の視線。それらによって、厳しい境遇にさらされる。その一方で支えてくれたり、守ってくれる人にも出会う。深刻なテーマではあるものの、あまり重たさは感じない。結末がうまくまとまりすぎている気もするが、それは「甘さ」ではなく、作者の「優しさ」と解釈するべきだろう。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.75
(4pt)

事件が変える人の心

ニュータウンで起きた女子小学生の殺人事件。犯人として補導されたのは、13歳の男子中学生。この小説の主人公は、その中学生の兄である。彼は「弟はなぜ少女を殺したのか」動機を突き止めようとするのだが…。事件の犯人が逮捕されると「一件落着」という言葉を遣う。しかし、人々の心はそう簡単に落ち着きはしない。特に少年殺人がもたらす影響力は大きい。被害者のみならず加害者の関係者、またそのニュースに触れた人にも、何かしらの変化を引き起こす。主人公の少年は、かつてとは異なる様々な物事に直面する。家族の関係、マスコミの反応、同級生の視線。それらによって、厳しい境遇にさらされる。その一方で支えてくれたり、守ってくれる人にも出会う。深刻なテーマではあるものの、あまり重たさは感じない。結末がうまくまとまりすぎている気もするが、それは「甘さ」ではなく、作者の「優しさ」と解釈するべきだろう。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.74
(5pt)

例の神戸の事件

例のあの事件が題材。こどもの兄の内心を描いていて。ラストはどうだろう?その理由を見つけたんだが犯人探しになってしまった感があり。そこは疑問。もっと内に入って欲しかったような。ただストーリー的にはそうなんだろうな。重い題材だけど軽く読める作品。そこが氏らしい。文庫本の表紙のデザインのほうが好きです。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.73
(5pt)

例の神戸の事件

例のあの事件が題材。こどもの兄の内心を描いていて。ラストはどうだろう?その理由を見つけたんだが犯人探しになってしまった感があり。そこは疑問。もっと内に入って欲しかったような。ただストーリー的にはそうなんだろうな。重い題材だけど軽く読める作品。そこが氏らしい。文庫本の表紙のデザインのほうが好きです。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.72
(4pt)

救われたような気持ちになる作品

数年前、世間を騒がした事件を思い出させる悲しいストーリーですが最後まで読み進めるうちに、救われたような気持ちになりました。それはきっと主人公の14歳の少年が自分もつらく悲しい運命を背負いながらも、家族・友達・自分の廻りを取り巻く人々に対して思いやりのある優しい気持ちを持っているからだと思いました。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.71
(4pt)

救われたような気持ちになる作品

数年前、世間を騒がした事件を思い出させる悲しいストーリーですが最後まで読み進めるうちに、救われたような気持ちになりました。それはきっと主人公の14歳の少年が自分もつらく悲しい運命を背負いながらも、家族・友達・自分の廻りを取り巻く人々に対して思いやりのある優しい気持ちを持っているからだと思いました。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.70
(4pt)

一筋の光

誰が犯人なのかを探るのではなく、犯人の行動の動機を探るといったように心の動きに焦点を置いた物語だ。また、犯罪者の家族からの視点なのも、とても考えさせられるところが多くて、よかった点だと思う。 表題で言っている「うつくしい子ども」とは、誰のことなのだろうか? 僕は、登場しているすべての子どもを指しているのではないかと思った。人間誰しも表の顔と裏の顔を持っているだろう。この作品の登場人物の多くもそれら二つの顔を持っている。裏の顔を欠いた表の顔ではなく、二つの顔を持つことこそが、「うつくしい」のではないだろうか。それが人として自然なことであると思うから。 その二面性を出すことが難しくなりつつある現代社会の閉塞感が、そしてそんな社会の被害者が、この作品では表現されているのだろう。でも、そんな現代に負けず必死に生きていこうとする主人公に僕は光を感じた。 だから、決して明るい話じゃないのに、その割には後味はあまり悪くない。暗い中にも、どこか一筋の光を感じさせてくれるところがある作品だと思う。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.69
(4pt)

一筋の光

誰が犯人なのかを探るのではなく、犯人の行動の動機を探るといったように心の動きに焦点を置いた物語だ。また、犯罪者の家族からの視点なのも、とても考えさせられるところが多くて、よかった点だと思う。 表題で言っている「うつくしい子ども」とは、誰のことなのだろうか? 僕は、登場しているすべての子どもを指しているのではないかと思った。人間誰しも表の顔と裏の顔を持っているだろう。この作品の登場人物の多くもそれら二つの顔を持っている。裏の顔を欠いた表の顔ではなく、二つの顔を持つことこそが、「うつくしい」のではないだろうか。それが人として自然なことであると思うから。 その二面性を出すことが難しくなりつつある現代社会の閉塞感が、そしてそんな社会の被害者が、この作品では表現されているのだろう。でも、そんな現代に負けず必死に生きていこうとする主人公に僕は光を感じた。 だから、決して明るい話じゃないのに、その割には後味はあまり悪くない。暗い中にも、どこか一筋の光を感じさせてくれるところがある作品だと思う。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.68
(5pt)

逃げない強さ

本書主人公の「ジャガ」は、著者の他の作品の主人公と違い、あまりルックスがよくありません。(「ジャガ」というあだ名も彼のアバタ顔に由来しています。)しかし「ジャガ」は著者の他の主人公以上に自分の運命から逃げない強さを持っています。「ジャガ」の運命とは彼の弟が小学生の女の子を殺害し、殺人犯となってしまったことです。「ジャガ」はこの状況下で事件から逃げず、仲間とともに事件の原因等を調査検証します。この課程で今までの生活では体験できなかった友達や大人(両親、新聞記者など)との精神的な交流を通じ、許しあい、助け合って成長していくのです。僕の年齢は30代ですが「ジャガ」をはじめとした本書に登場する中学生の強さを尊敬し、自分もそうありたいと願います(全然ジャガより弱っちいです)。本書も著者の特徴であるスピード感、クールな形容詞、リアルなストーリーは健在で一気に読み切れるエンターテイメント作品です。色々書きましたが一言で言うと「面白くて、ためになる」作品です。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.67
(5pt)

逃げない強さ

本書主人公の「ジャガ」は、著者の他の作品の主人公と違い、あまりルックスがよくありません。(「ジャガ」というあだ名も彼のアバタ顔に由来しています。)しかし「ジャガ」は著者の他の主人公以上に自分の運命から逃げない強さを持っています。「ジャガ」の運命とは彼の弟が小学生の女の子を殺害し、殺人犯となってしまったことです。「ジャガ」はこの状況下で事件から逃げず、仲間とともに事件の原因等を調査検証します。この課程で今までの生活では体験できなかった友達や大人(両親、新聞記者など)との精神的な交流を通じ、許しあい、助け合って成長していくのです。僕の年齢は30代ですが「ジャガ」をはじめとした本書に登場する中学生の強さを尊敬し、自分もそうありたいと願います(全然ジャガより弱っちいです)。本書も著者の特徴であるスピード感、クールな形容詞、リアルなストーリーは健在で一気に読み切れるエンターテイメント作品です。色々書きましたが一言で言うと「面白くて、ためになる」作品です。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.66
(5pt)

久しぶりに来た名作!!

1997年の酒鬼薔薇事件がベース。という好奇心から何げなく手にとった。少年犯罪、加害者の家族に起こる悲劇、誰もが持ちえる二重人格性などの切なさや悲しさに胸が一杯になった。久しぶりに小説を読んで涙が出た。決して明るいストーリーではないのに、全然ドロドロしておらず、むしろ暖かい優しい気持ちになれた。石田衣良さんの名作のひとつ。オススメ。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503