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弟切草



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【この小説が収録されている参考書籍】
弟切草 (角川ホラー文庫)

弟切草の評価: 2.29/5点 レビュー 21件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(5pt)

発売から七年後、セピアトーンを差しはさむ。

単独作品としては疑問符が付く部分もありますが、『弟切草』ファンとしてはほぼ満点が付けられるコミカライズなのではないでしょうか。1999年刊行ということもあり企画としてはSFC版『弟切草』ではなく、そのリメイク・移植作品であるPS版『弟切草 蘇生篇』のリリースを受けてということになるようです。

先に断っておきますが、原作の予備知識抜きでは以下のレビュー内容はさっぱりわからないと思いますので、その旨をご了承の上でお読み進めください。
発売から四半世紀を数え、何をいまさらとおっしゃる方も多いでしょうがご笑納くだされば幸いです、では。

物語はゲーム『弟切草』を主人公「公平」&ヒロイン「奈美」の視点から追体験していく作中作視点。
ならびにゲームを遊んでいた人々が作中作『弟切草』になぞらえたかのような謎の死を遂げていく現実視点。以上の二層からなる入れ子構造――、ある種の「メタ・フィクション」になっているのが特徴です。

そんなわけで感想についてはまず、現実パートの方から触れていきましょう。
結論から言うと、初読ではよくわからないと思います。私も最初はよくわかりませんでした。
考察の条件は一通りそろえているものの、ホラーらしくケムに巻いてくるので真相に辿り着くのが難しいのですね。模範解答を用意されているかも定かではないので、別に答えを出さなくてもいいんでしょうけれど。

漫画本編に関しては思考を放棄して、すべては呪いのゲーム『弟切草』のせいだと考えて雰囲気だけ味わってもいいんだと思います。本書は楽しみ方を複数提示されているようでもありますし。

とは言え、現実パートでは作中人物の名前をはじめゲームと奇妙に符合する要素がばらまかれています。
始まりと終わりが一致して終わりのない悲劇を生んでいくことが示唆された構造も韻を踏んでいて好みです。
ゲーム視点と現実視点の切り替わりがスムーズでわかりやすいのもグッドポイントでした。

反面、現実サイドの住人が入れ代わり立ち代わり登場する分、人物相関がわかりにくかった。
そこは好みが分かれそうです。虚構と現実、過去と現在が混濁する『弟切草』にふさわしく、あえて全貌を掴みづらくしているのかもしれませんけれどね。話が噛み合わないこと、ブレることはこの場合武器です。

ひるがえって、ゲーム視点の方にも触れてみますね。
こちら側はゲームの流れに沿った筋運びですが一巻完結ということ、それに前述の通りシナリオが入れ子構造ということもあって全体的に駆け足気味です。怖がるヒマはないかもしれません。
なお『弟切草』の三大怪異「ヨロイ」、「ミイラ」、「怪魚」のうち、前ふたつが目立っているでしょうか。

いかんせんジェットコースターに喩えられるほど、間を置かずにイベントを乱発していった感じがします。
元々の『弟切草』にも見られた感覚なのでこれはこれでアリなのかもしれませんが。
冷静になってみれば謎の洋館にカップルが誘い込まれるだけでベタなのに、輪にかけてベタな怪現象を矢継ぎ早に投入してくる。怖がらせつつも主人公の反応で和ませる。これぞ『弟切草』の醍醐味というべきなのか。

なお、本書のゲームパートのクライマックスシーンは「ぼくの海」編を採用したようです。
ギャグシナリオをシリアスな本編に適用するのが不適当なのは当然としてこちらを採用したのはなんというか、納得でした。虚構の住人が現実に影響を及ぼして惨劇をもたらしたという構図になりますから。

――そんなわけで、ゲームパートと現実パートが交差して何が起こったかについて私見を述べてみます。
奈美の姉「ナオミ」、そして弟の「ナオキ」、この正体定からぬふたりの影が現実世界に伝播して主人公「公平」役とヒロイン「奈美」役をあてがわれた誰かさんたちを殺めていった。
時には姉妹、時には兄弟という構図になっているのがなんともそれらしい。さしずめ現実パートはゲームの内容を劇脚本とし、現実で本当に生き死にが出る悲劇を上演してしまったという体になるのかもしれません。

……、いささか要領の得ない説明になって申しわけありません。
先ほど申し上げた通り答え合わせの機会はないので、真相は各々の心の海から浮上させてくださいませ。
ゲームが先か現実が先か、卵が先か鶏が先かで順序が狂い、認識も狂うので解釈の幅を生む。

言ってしまえば、いつの間にかゲームの方ではなく現実こそがマルチエンドになっていたというのが本作のポイントなのかもしれません。公平役、奈美役などを宛がわれた誰かさんのエンド(=「死」)って意味合いで。これを知るのはさらに上の階層にいる読者だけ……というわけで堂々巡りですね。考察は打ち止めで。

あと、弟切草というゲーム自体を作中作に置くシナリオ構造は奇しくも『弟切草』のシナリオを主導した脚本家「長坂秀佳」先生の独自ノベライズ『弟切草(角川ホラー文庫)』と一致しています。
(※ゲーム『弟切草』自体にもメタギャグが仕込まれていたりもしますがそれはそれということで。)

ただし、以後三部作と銘打って『彼岸花』、『寄生木』と発展していくことになる路線に乗っかるわけではありません。本作についてはあくまでSFC・PS版のゲームの流れを下敷きに置いて独自にまとめた形です。
ゆえに三部作を靭帯のようにまとめる「ばらもん」なる謎のファクターについてもノータッチなわけでした。

と。ここからはレビューをまとめに持っていこうと思います。
私個人はコミカライズ担当の「服部あゆみ」先生&「史都玲沙」先生の今までのご活躍を浅学につき存じ上げておりません。ですが、自身もファンである漫画家がファンのために描いた漫画ということが話の合間合間の四コマ漫画やあとがきでしっかり感じ取れました。愛と遊び心を受け取れたので私は好きです。

私情たっぷり、ページ数もたっぷり。ノリとしてはミーハーそのものですがそういうことをのたもうことができたその当時の風潮、私は好きなんです。公式のお墨付きを得た上で、ファンメイドの風を感じられるので。

あと、ビジュアル面では表紙通りにこの年代の少女まんがの画風で、さらっとした癖のないものです。
けれどホラーらしく洋館の風物などにおどろおどろしい筆致を加えてメリハリを利かせています。
とは言え、個人的に注目したいのはショッキングなシーンよりもむしろお色気シーンの方でしょうか。

そうそう、『弟切草』といえばプレイの進捗によって解禁される風物詩「ピンクのしおり」ですからね。
がっつりしたエロじゃなくってあくまで、ちょっぴりエッチでなんか抜けてる感じが良いのです。
先ほどはシナリオが二層構造になっているとかで小難しい理屈をこねましたが、もっと言ってしまえば漫画本編の間に置かれた四コマ漫画と最後のあとがきだけでも読む価値はあると私は思った次第なのでした。

四コマ漫画はSFC版のおもひでみたいな感じでゲームあるあるネタをぶっ込んできてくれます。
この構成はどーなのよ、ふつうならジャッキー・チェンの映画のNGシーンよろしく巻末に集めるよね? と思わないでもないのですが、これはこれで好ましく思いましたね。公平どーん。
恐怖が幅を利かせたかと思いきや、都度緊張感を削いでくるのが弟切草ワールドってヤツですから。

以上。
『弟切草』に対する思い入れや予備知識のない方なら、おそらくは評価が急下降するでしょう。
どうあっても『弟切草』を遊んだことのない人向けの漫画ではありません。
星五は条件付きの点数と捉えていただいてもけっこうです。

ただ、一見シナリオが取っちらかっているようでいて、最後まで破綻なく、さらっと読むことができました。
前述した通り、マルチエンドやホラーとギャグが一体になったカオスな雰囲気は疑似的に再現されてます。
それこそ、原作ゲームのプレイ感覚をある程度抽出できていると感じたので、実はかなり完成度の高い漫画であり、地に足着いた解釈を打ち出されたのでは? と愚考する次第でした。

あとは上記の通り、私なりに推論を立ててみたのでそれでおまけしている部分もあります。
私が深読みしているのか、それとも作者が少なからず計算含みで話を組み立てたのかはわからないのですけれどね。私ひとりで結論が出せる問題ではないので、その辺は読者各々のご意見・ご想像にお任せします。

時に、『弟切草』にちなむとして本書をしおりに喩えるのなら、その色は思い出を振り返るためのセピアトーンというのが一番近いのかもしれません。
本がなければしおりは用をなさないと言ってしまえば意地悪な物言いですが、精緻なしおりはそれ自体がお気に入りになります。もっと言えば、あなたの読書/プレイ体験を彩る宝物にもなってくれますからね。
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4043475012
No.20:
(2pt)

疲れた…

久々に読むのに労力がいる作品に出会った。というかまだ読了できていない。あまりにもゲームの作風と違いすぎて数ページで疲れてしまった。ムフフ。
皆様の評価は正確なのだなぁと認識できた所が☆加点。はあ、はあ……。
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No.19:
(1pt)

何が絶望って

久々の信じられないレベルの駄文
語尾がカタカナになるところといい、しょうもない下ネタ、弟切草ノベルを意識しすぎたイチャイチャ
全てがもうオッサンの加齢臭でキツい

主役、奈美の視点を工夫なくいったりきたり
なので当然読者は同じセリフを二回も読む
センス皆無のつまらない会話を

挙げ句に弟切草ファンとして赦せないのが、この馬鹿主役が弟切草を作った設定であること
しかもこの馬鹿が盗作をした作品である、と
奈美も奈美で寒ざむしい「ずきゅん」という昭和まるだしの擬音でいちいちサカッている始末
エロにもならない微エロ描写も似たり寄ったりで悲惨なことこの上ない

絶望するのはこの作家が江戸川乱歩賞を受賞していること
日本の作家は昨今レベルが上がっているが、この頃は低迷期だったとしか思えない

それくらい酷かった
これなら弟切草をまたやった方が数万倍マシ
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No.18:
(1pt)

くどい、寒い

原作ゲームのノリを意識したんでしょうが寒い表現が多い、「ずきゅん」「ムフフ」とか見る度に冷める。
物語は二人の視点を交互に入れ替えて進んでいくがセリフとかも二人目の時は要約されてるって訳でもなくそのまま2回書いてあったりでくどいなあと思った。
ストーリー展開も後半はごちゃごちゃしててもうどうでもいいよって感じになりました。
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No.17:
(1pt)

著者は自画自賛しているが

人間関係については少し関心を持てましたが、文章がとても軽くて、セリフも当時にしても恐ろしくダサくて古いので、苦笑してしまいました。
前半は特に、二人のそれぞれの視点から同じ場面を繰り返して書いているので、なかなかくどいです。
それなのにクライマックスシーンは、書くのに飽きて投げ出してしまったような感じで、ラストもものすごく雑に終わります。
謎も残ったままです。
著者の「あとがき」によると、自分が強引に書くと言って「ちょっとおふざけタッチを入れて、テキ当に恐怖仕立てにして、気楽に書こう」としていたが、「角川ホラー文庫でいく」と言われて本腰を入れようと思ったそうです。
そういうダメな了見が、この作品によく現れているのでしょう。
著者は「すべてがうまく行った」と言っていますが、行っていないと思います。
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No.16:
(1pt)

酷い出来

ゲームの弟切草が好きだったので購入。
正直言ってかなり酷い出来でした。

何が酷いか興味があれば買っても良いと思いますが、ゲームの弟切草が好きだからって場合は楽しめないと思います。
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No.15:
(1pt)

ちょっと酷すぎるかも

ホラーが好きじゃなくて、ホラーをよく分かって無い人が「怖いだろ?」「びっくりだろ?」とウキウキしながら書いちゃった、みたいなトンデモ小説です。ライトノベルでももっと文章や話の構成が上手な書き手は沢山いるでしょう。まだ1/3しか読んでいませんが読み進めるのがかなり苦痛です。
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No.14:
(3pt)

雰囲気だけでも……

文章は微妙ながら、気持ち悪さやちょっとした恐怖を雰囲気として楽しめると思います。私的には満足でした。

ただ、やはりゲームと比べれば画面のない小説は、音や画面のあるゲームの方が勝っている。

サウンドノベルは、小説化するべきなのか…、と少し疑問を感じました。

ゲームなどが苦手、あるいは弟切草のゲームをプレイしてみて面白いと感じ小説でも読みたい、と思うならば、ぜひ手元にとってみてください。
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No.13:
(2pt)

やや強引なオチ

ゲームのファンだったので買ってみました。
うーん…ホラーというよりは、推理小説とサイコが組み合わさったもんかなあ…
原作ゲームファンにはちょっと失望の出来とだけ言っておきます。
それ以上はネタバレです。
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No.12:
(1pt)

文章が稚拙

プレステのゲームが面白かったので読んでみた。
感想はホラー小説のわりには、怖くなく、視点が男と女の両方を書いているため、同じ場面の繰り返しが目立ち、話のテンポが悪くなっている。
文章も読んでいて小学生か中学生が書いたものかと思った。この作家はほかの小説を読んだことはないが、私が今まで読んできた小説の中では、ワースト3に入る程、出来が悪かった。
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No.11:
(3pt)

ホラー小説ではない

ゲーム「弟切草」のノベライズですが、ゲームのストーリーあるいはプロットに忠実なノベライズではなく、小説オリジナルの話です。

 主人公と恋人が道に迷い、雨の中ドライブをしていたら洋館に迷いこんで、怪奇現象に悩まされるというのはゲームと同じです。ただ、それが主人公の作った「弟切草」というゲームと全く同じ作りであること、心理学的現象を入れていることなどは小説特有のものです。

 「弟切草」世界の一つの表現という意味では面白いですが、ホラーか?と言えばかなり微妙で、恐怖の原因がわかってしまうと怖くも何ともありません。登場人物の一人の奇態が怖さの源だと言いたいようですが、怖いというより気持ち悪いの部類なので、ホラーであるとは言えないでしょう。謎が解明されてもなお、恐怖が続くという話の方がより怖かったかもしれません。

 人により評価の分かれる作品だと思われます。
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No.10:
(2pt)

なんかへこむ。

久しぶりにゲーム版をやってみて気になったので、読んでみたんですが、がっかり。
確かに弟切草の世界なんですが、ゲームでは表現できないへこむ様な性描写や展開が多いです。
ゲーム同様ザッピングみたいな感じで二重に読まされる部分もあるのですが、そこは自分は苦になりませんでした。
ゲームのイメージで読むと読み終わったとき(もう読んでる途中から)にがっくりきます。
これ単品ならありなのかもしれませんが、大人気だったゲームをモチーフに作られたものと考えるといいとはいえません。
弟切草が大好きな人にはあまりお勧めできません。
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No.9:
(1pt)

がっかり

ゲームをやって面白かったから読んでみたけど…はっきり言ってがっかり。文章や言葉がくどすぎる。不必要に卑猥な描写が多い。設定が某作家の作品に酷似し過ぎと思うのは私だけ?
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No.8:
(4pt)

ちょっとしたホラーって感じですかね?

同名のゲームのシナリオを手がけた著者による
ノベライズ作品です。
他のレビュアーさんが言っているように、
好き嫌いが分かれる作品だとは思います。
ホラーと言うには、恐ろしさは少ない気がしますし
キャラクター達のやり取りが癇に障る、とかんじる人もいると思います。
それはつまり、この作品にどのようなことを期待して読むか
ということだと思います。
真面目にホラー小説の恐ろしい世界に浸りたい人には向きませんが
少しくらいの滑稽さを受け入れて、軽い気持ちで読めるのならば
作者の少しおどけた文体や、テンポのよさも手伝って
面白く読めると思います。
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No.7:
(3pt)

映画よりはまし!

小説は分かりやすくて,そこそこ面白いし,怖さもある.この小説は視点が分けられているのが特徴で,同じ会話を何度も読むハメになってしまいます.視点を分ける小説って,他にもあるんですけど,この作品は少し会話の重複が多いですね.読み飛ばしたくなる.しかし,ドキドキハラハラの展開は楽しめました.ゲームをしていなくても楽しめると思いました.後半はいろんなことが立て続けに起こりすぎている気もしますけど...あと,言い回しが気に入らない人もいるかもしれません.読みづらい会話もあります.
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No.6:
(4pt)

弟切草

弟切草…その花言葉は『復讐』。ゲームデザイナーの公平は、恋人奈美とのドライブで山中、事故に遭う。2人がやっとたどり着いたのは、弟切草が咲き乱れる洋館だった。「まるで俺が創ったゲームそのものだ!」愕然とする公平。しかし、それは惨劇の幕開けだった…。話題のベストセラーゲームを乱歩賞作家の原作者がオリジナル小説化!
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No.5:
(3pt)

ゲームはやってないが、

 それでもまぁまぁな気がしないでもない。ただ、文章がはっきり言ってうざすぎるんで、そこで好みは別れると思う。 ホラーとミステリが上手い具合に融合してあったね、まぁ平均点以下だけど。 ちなみに映画はこの百倍ひどいできですから。
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No.4:
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小説版も面白いよ

この作品はゲーム界に衝撃をおこしたサウンドノベル弟切草の小説版である。
 内容はゲームをすべてクリアした人にも楽しめる内容で音がなくともしっかり弟切草している。少し問題点をあげると公平と奈美の2つの視点で書かれており、ストーリーが重複していて読むのがおっくうになるところがあることぐらいだろうか。
 ゲームをしたことない人がこの作品に対して批判をしているみたいだが、私はそんな人にグダグダ言う前にゲーム版もやってみろよ!と言いたい。食わず嫌いをしていると思うからである。
 私は推理小説は好きで赤川次郎や西村京太郎などの作品を読むが、決して長坂秀佳が劣っているとは思えない。
 映画版はたしかに私もひどいと思った。しかし、あからさまに批判しただけでは作者に対して失礼である。弟切草にかぎってのことではないが、非難中傷だけでは次回作につながらない。悪口だけ書くのならコメントは避けるべきであると思う。私はこの作品に5点をつけます。
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No.3:
(1pt)

まず最初に

私はゲーム版は未体験なので、小説単独で楽しんだ場合の意見であることを断っておく。著者は江戸川乱歩賞作家ということなので、そういうミステりー&ホラー的な要素の楽しさを期待して読んだのだが、私にはいまひとつだった。まず文体の読みづらさ。もちろん個人の好みもあるのだろうが、おかしな所でカタカナが入ってくる文章(イマ見に行く・わからナイ、など)は煩雑でしょうがなかった。内容も、中盤以降はただただショックの連続で、しまいにはもう、なにが起ころうが怖いとか驚いたとか感じられなくなってしまった、というのが正直なところ。ゲームを体験した人には意外性があって面白いのかもしれないが、それ以外の人にはお勧めしない。
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No.2:
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ゲームのノベライズとして楽しんで

読書好きが、この小説を単独で楽しむのはむずかしいのでは? あくまでゲームとセットで、ゲームのファンが楽しむものだと思います。3部作ということで全作読みましたが、それぞれの物語は独立しており、全作読まなくても各ストーリーをたどるのに支障はありません。
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