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刹那の魔女の冒険



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【この小説が収録されている参考書籍】
刹那の魔女の冒険 (講談社ノベルス)

刹那の魔女の冒険の評価: 2.20/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ヴィッキーシリーズ最終作にしてメタ全開のカルト作

メフィスト賞作家の関田氏の講談社ノベルスから出した美少女探偵ヴィッキーによる本格推理シリーズの3作目にしてラスト作。
ボリュームのシリーズ最長で、それもそのはず、劇中作として2つの従来の路線の学園本格作を挟み込み、それをサンドイッチするように、物語外でのファンタジー世界の殺人と現実世界での作者自信の殺人事件を絡めてそれらが影響しあって混沌としたラストに突入する、完全なるメタミステリーになっている。
2通りの読み方が提示され、著者の指示による読み方だと普通の学園推理、最初から最後まで普通に読むと、同じくメフィスト作家の清涼院流水の作品や積木 鏡介氏の歪んだ創世記と同趣向のキワモノメタミステリーとして読めるというギミックがたまらない。
ここでは評価が異常に低いが、こういうキワモノなギミックとか本来ミステリーファンなら大好きなんだと思うがなあ。うまくいっているかいってないかは別として。しかし相変わらず文章が下手糞というか読みにくなあ。
本作でヴィッキーシリーズを終わらせてやる!という作者の並々ならぬ意欲というより、あまり売れないのでヤケクソ気味になっているのか的な無謀な意欲を感じさせる怪作である。
読み終わって、何だよこれ!と呆れるまでが本書の魅力である。
刹那の魔女の冒険 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:刹那の魔女の冒険 (講談社ノベルス)より
4061823582

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