■スポンサードリンク


悪人は三度死ぬ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

悪人は三度死ぬの評価: 2.00/5点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

よかったのはタイトルがらみ

週刊文春1987年 国内9位

衆人環視の中から忽然と姿を消した男 櫛田。ほどなくして他殺死体で発見される。ニュースを知った推理作家の浅井は、4年前の櫛田との因縁を想い出す。当時、車の中で焼死体が発見された事件を、テレビで他殺と推理した浅井は、櫛田から執拗な嫌がらせを受けていたのだった。 ・・・


人体消失、死体の瞬間移動といった本格推理が楽しめる趣向。が、とにかくトリックがややこしい。だいたい、個人的に嫌いな小道具ロープを使う時点で、だめ。ああして、こうして、こうなって っていう手順を読んでいるうちにイライラ感がつのってしまう。あとあと出てくる電話を使った不在証明は、さらにさらに複雑怪奇し。本格ものは、シンプルに読ませてくれなければ。

真犯人は予想どおりってことで驚きはない。最初から「あやしいでしょ?」って言っているようなもんだから。都合よすぎというシーンも随所に。人間ドラマとしても盛り上がりに欠ける。

よかったのは「悪人は三度死ぬ」っていうタイトルに込められた意味かな。ここはフ〜ムとなる。

テレビドラマ化されなかったのは、トリックがビジュアルに適してないからなんだろうなぁ。
悪人は三度死ぬ (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:悪人は三度死ぬ (カッパ・ノベルス)より
4334027288

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!