『石球城』殺人事件

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評判

『石球城』殺人事件の評価:

3.50/5点 レビュー 8件。 A ランク

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平均点3.50pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1〜8 1/1ページ
No.8
(3pt)

じつに惜しい

大好物のファンタジー×推理の組み合わせですが、読み終わっての評価はなんとも微妙なものがあります。
導入は良いんです。ファンタジーらしい世界設定、終末世界の謎のクローズドサークル、そこに投げ込まれた主人公、そこで出会う頼もしい友人。総じてとても良いんです。
なにがこんなに読み終わって消化不良かというと、大きくは、後半に進むにしたがってただの機械的なトリックのオンパレードになっていくこと。それからこっちのほうがより致命的ではと思うのが、あまりにも主人公が『無力』で『何もしない巻き込まれ傍観者』であること。
友人がホームズ役なのはわかるんですが、主人公が友人の言うところの希望そのものだというなら、いつのまにか行間に消えてしまった「主人公はどうやってこの世界に来たのか」のほうの謎を、もっと中央に据えるほうが良かったのではないかと感じます。冒頭で主人公が飲み込んでしまった幻視をいったいいつ友人君と語らったのかと疑問に思い最初に戻って何度も確認しましたが、よくわからず。おそらく裁判待ちの数日間かと思うに至りましたが、この謎こそ行間に消し去らずにきちんと途中で再度真正面から友人君と検討していたら、もうちょっと主人公の存在に意味が生まれていたような気がします。省略されてしまったのがものすごく惜しい。
あと、ファンタジーにリアリティが必要ないかというと、本当はファンタジーにこそリアリティが必要なんですよね。現実的にありえるか、というリアリティではなく、言葉の煉瓦が積み上げる世界観の描写からそれがあたかも本当のことだと感じられるか、というリアリティです。その意味では、少々リアリティが足りないファンタジーだったように感じられたこともあり、ううーんとなって星3つの評価です。
『石球城』殺人事件 Amazon書評・レビュー: 『石球城』殺人事件より
4065438675
No.7
(2pt)

トリックの量だけ

石球が転がるファンタジーのような世界で、密室トリックを連発していくさまはすごいが、
ストーリーに入り込めなかった。作者がそう書いてあるならそうなのかもしれない、
というぐらいの認識で進んでいく。科学技術設定はどうなっているのか終始疑問。
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4065438675
No.6
(1pt)

時間の無駄です。

あまりのリアリティの無さに途中から読むのが苦痛になったうえ、何も「オチ」がありませんでした。二度とこの作者は読みません。
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4065438675
No.5
(3pt)

普通でした

凄く評価されていますが、自分にとっては普通でした。
ミステリーではなく、ファンタジーが好きな人には刺さると思います。

タイトルも『石球城』物語 といった感じの方が良かったかも。
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4065438675
No.4
(5pt)

世界に誇れる日本の新本格ミステリ

こんな物語を思いつき文字に起こせるのは世界で北山猛邦ただ1人であろう。
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4065438675
No.3
(4pt)

想像を超えた世界での密室ミステリー

よくこのような世界を創り上げたものとひたすら感心した.SFファンタジーに推理が重なった小説で,文章が巧みなので,450ページもあるけれどサクサクッと読めてしまう.石球城の世界は地球儀を眺めると,多少は分かるかもしれない.13の密室トリックに物理学を活用しまくりで,これも驚き.いずれにせよ,ただの推理ものではない,あれこれとSFギミックが詰まった作品.読後感も良い.
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4065438675
No.2
(5pt)

SF×ファンタジー×物理×ミステリー

本格ミステリの最高到達点との謳い文句に惹かれて購入。
序盤から終盤までとにかく謎と殺人が提示されまくるのでクラクラしましたが、飽きさせない文章で一気読みでした。
帯にあった奇想という言葉がぴったりで、よくこんな世界観を構築できるなと。圧巻です。
マイベスト小説である、ジェイムズ・P・ホーガンの『星を継ぐもの』を思い出させてくれるような、最高の読書体験でした。
北山猛邦さんの本は初めてでしたが、新作も執筆中とことで、今後も追いかけたいと思います。
オススメです。
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4065438675
No.1
(5pt)

物理の北山の異名に偽りなしの大傑作

物理の北山の異名どおり、ブレワイのゼルダ並に奇っ怪で壮絶な物理トリック13連発だけでも凄まじいのに、さらに世界を覆う謎や各要素の融合、演出も見事。北山先生自ら「これは自分にしか書けない」と言われてるのも納得しかありません。

今年のミステリー小説で確実に話題になるし、ランキング上位にくる傑作だと思います。こんな読書経験、めったに出来ないのは間違いなし!

昨年は『神の光』を出版して、今年はこれなので、北山先生すごすぎますね。先生が監修されたダンガンロンパ新作も期待が高まるばかりです。
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4065438675