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九龍城砦1 囲城
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九龍城砦1 囲城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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まず装丁、とてもカッコいい。本棚に並べたときの満足感があります。内容は……映画から入った人はまず「え?」ってなります。映画で観た世界とはだいぶちがうので、関連付けようとすると混乱します。映画がとてもハードボイルドな雰囲気だったのに対し、theライトノベルです。映画で観た心動かされるシーンはほぼ皆無。映画制作陣の作品解釈と表現の凄さをおもいました。映画とは全く別と割り切って読めばもっと楽しめたかも。この原作にインスパイアされたのがあの映画だったわけで、キャラや舞台やストーリー設定が魅力的であるのは間違いありません。あと大ボス、このキャラクターをバックボーンにサモ・ハンが演じてたの!!とおもうと滾りました。むちゃチャーミングです。マンガの絵面は怖いけど…… 前日譚の「龍頭」は原書で読みましたが、青天会VS竜城幇の始まりと顛末に伴走する、龍捲風と陳占のつらい友情のお話なため、「囲城」ほどラノベ然としていないように感じました。次に来るのであろうこちらの翻訳と映画化、どちらも期待してます。兄貴世代贔屓なもので…… | ||||
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まず他の人がレビューしてるように、日本でよくある、映画と同レベルの原作本という感じではない。ただ、映画と違うから面白くない、読まない方がいい、というのは違うだろう。 作品単体で見ると、全体として文章が単調で幼稚なことは難点である。逆に、日本のアニメと金庸の武侠小説を合わせたような勢いとストーリーはスピード感があって読みやすいし、香港ぽさというか、日本の小説には絶対ない独特の雰囲気があり、これぞ翻訳小説を読む醍醐味だなとは思った。 なお、作品自体の味ではあるものの、正直言って翻訳の質が全く良くない。中国語は日本語と同じ単語を使うのでそのまま訳すると日本語として違和感が出てしまうのである。三体の翻訳者の方が担当されているそうだが、三体が上手く日本語になっていたのは英語版も使っていたのと大森望さんの腕なのかもしれない。とにかく急かされて直訳したような日本語で、この部分は出版社が慌てずクオリティを確保すべきだったろうと感じた。 | ||||
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