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若き世代に語る日中戦争



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【この小説が収録されている参考書籍】
若き世代に語る日中戦争 (文春新書)

若き世代に語る日中戦争の評価: 4.43/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

後世に伝えたい書

著者自身の体験に基づく貴重な話がまとめられている書である。
末永く後世に伝えたい書である。
若き世代に語る日中戦争 (文春新書)Amazon書評・レビュー:若き世代に語る日中戦争 (文春新書)より
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No.6:
(4pt)

今いろいろと問題になっている従軍慰安婦についても

今いろいろと問題になっている従軍慰安婦についても触れられている。
この著書では、
「軍の高級将校にもののわかる人がいて憲兵隊には反対されたが、(憲兵隊は自分たちで独自に慰安婦を持っていたため)
国が管理して(民間に任せると女衒などが跳梁する惧れがあるため)、募集して応募してきた人たちが従軍慰安婦として働いたようだ。
(応募してきた人たちは朝鮮半島の人たちばかりではなく、日本人もいたようだ)
応募してきた人も実際はいろいろと事情があったのだろう。
それでも実際は強制ではなく、正当な募集によるものだったようだ。
やはり実際に戦争というものを経験した人の話を虚心坦懐に聞くことが大事ではないかと感じた。
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4166606077
No.5:
(5pt)

とても読みやすい内容でした。

もともと伊藤桂一氏の悲しき戦記を高校時代に読んで以来のファンです。
とても時代背景や戦地の様子が生々しいほどによく分かり、戦記マニアは必読書でしょう。
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No.4:
(4pt)

伝聞傍証ではない現場にいた人の声を伝えてくれています。

伝聞傍証ではない現場にいた人の声を伝えてくれています。

当時の現場に居た方々の生の声や気持ちを伝えてくれることをわかりやすくして伝えてくれている会談集です。

平成の青年期少年期の方にはわからない昭和のあの時代の真実と史実事実を伝えています。

「陸軍落語兵」春風亭 柳昇師匠の軍隊生活などの生活感と合わせてみると時代の趣が確認できます。

プロパガンダによる恣意的な昭和の事実を自分の耳と目で看破きるようになります。

学校の教科書を読むなら、こちらのご本も読んでしっかりした知識とセンスを培うべきだと納得できます。
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No.3:
(5pt)

日本は昔も今も自己宣伝が苦手

なんとなく侵略戦争ということになっている日中戦争=支那事変の実態を、
北支・中支戦線に足掛け7年従軍した著者が、奥村土牛の孫娘の問いかけに応じ、
わかりやすく解説する。
慰安婦と駆け落ちした兵隊、みんなが首を長くして待った慰問袋、国府軍や
八路軍の動向を通報してくれる村人。日本軍も道路を作ったり学校を建てたり、
戦後残ってくれと懇願された衛生隊もあった。

それにしても支那事変というのは妙な戦争だったようだ。
何であんなに広い中国に兵を展開して8年も戦わなくてはならなかったのか。
日本軍は元々警備のつもりだったのに、国府軍にうまくおびき寄せられてしまった。
逃げる国府軍を追討する。そこへ八路軍が挑発する。それを深追いして逆にやられる。
そうかと思うと、日本軍の目の前で国府軍と八路軍が戦闘をやりだす。同盟軍のはずの
汪兆銘軍が国府軍に寝返る。敵と勘違いして日本軍が汪兆銘軍と同士討ちする。
もうぐちゃぐちゃになって、いつのまにか戦線が大陸に拡大し、やめるにやめられず、
終わってみれば侵略だと決めつけられた。国際世論を味方にした国府側にしてやられた。
戦闘に勝って情報戦・思想戦に完敗した。
支那事変の一部始終を見ると、なんとなく現在の日中関係にも通ずるものがある。
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No.2:
(4pt)

思想ではなく一人ひとりに敬意を

私達は「戦争に負けた人の話なんか聞きたくない」「南京で虐殺をした人の話も聞きたくない」と思っているのではないでしょうか。そして、戦争に駆り出されて死ぬ覚悟をきめて戦った一人ひとりの人間のことを知らないで済まそうとしているのではないでしょうか。果たして彼らに敬意を払っているでしょうか。そういった大正生まれの戦中世代はあと10年もすればこの世からいなくなってしまいます。昭和の戦争が本当の「歴史」になってしまう日が近いです。この本は戦中世代からの貴重なメッセージだと思いました。
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No.1:
(4pt)

コンパクトに日中戦争と日本軍について学ぶために

日本では未だに占領下の洗脳工作(W.G.I.P)が効いているせいか、「戦争」「日本の戦争」と聞くと途端に過剰な拒否反応を起こしてしまう人が多い。「日中戦争」と聞くと、「侵略して中国人を虐殺した!」と贖罪意識に陥ってしまう人が多い。そんな人、こういった本を一度は読んでみてください。
個人的に、近代史をよく勉強しているため、そこで培った史観を裏付ける証言本という印象ですが、学校教育だけ受けた人たちには、驚くような内容かもしれません(個人的には「中共軍って意外と厄介だったんだな」ってのが新鮮でした)。

中共史観によれば日本軍VS中共軍ですし、日本の一般的な史観だと日本軍VS中国軍ですし、少し勉強した人にとっては日本軍VS国民党軍(時々、中共軍)だろうと思うので、時に、日本軍&国民党軍VS中共軍といった構図は意外に思うかもしれませんね。そんな複雑な構図が日中戦争なのです。
「ここに書いてあることは嘘!」と頑なに反発する左翼は単なる勉強不足かホラ吹きでしょう。
そもそも、歴史を学ぶことは保守的な作業であり、歴史を破壊することが左翼の任務なのですから。

本書は中国戦線に7年間、従軍した元兵士へのインタビュー形式の証言であり、雑誌「諸君」に連載されたものであるが、未読だったため楽しめました。戦中世代から戦後の日教組教育世代へと語る切実なメッセージである。
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4166606077

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