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サイバー戦争 終末のシナリオ



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サイバー戦争 終末のシナリオの評価: 4.80/5点 レビュー 10件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

翻訳が下手で読みにくいのが難

今では既に古いエクスプロイト初期のサイバー戦争を描いたドキュメント。しかし現代のエクスプロイトを理解する上でもこうした流れを知ることは重要。日々進化していくエクスプロイトの世界を危機感を持って知れば、クラウドなどに自分のデータを預けようなんてきっと思わなくなる。ただ翻訳が下手なのでせっかくの内容がすんなりと入ってこない。翻訳する人間ももう少しエクスプロイトの知識のある人間にやらせるべきと感じた。原文推奨。
サイバー戦争 終末のシナリオ 下Amazon書評・レビュー:サイバー戦争 終末のシナリオ 下より
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No.9:
(4pt)

技術面の説明がほしい。

サイバー世界のいろいろな事件が書かれているので、よく取材したものだと感嘆しました。しかし、大変だ! と述べているばかりでもあります。つまり、統計的なデータが無いし、しかも、ソフトウェア技術の具体的な説明がありませんので、はっきり申して、サイバー戦争の実態が理解できません。アナログの盗聴については上巻142~143ページに具体的に書いてあって、なるほど、と納得できます。デジタルのハッキングについても同じように、どんなソフトウェア技術が使われているかを、素人が分かる程度のレベルでいいですから書いてほしいのです。ハッキング技術がこの30年間でどう進歩してきたか、を読者に分からせてほしいのです。著者は、識者から教えてもらうなり、技術の本を読むなりして、全体像が分かる本にしてほしかったです。くどくて済みませんが、例えば、ケビン・ミトニックさんの著書では、そういう意味からは難しい内容が分かりやすく書かれています。
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No.8:
(5pt)

河野デジタル大臣に是非読んでほしい

サイバーテロの裏事情を克明に活写している。女性でまた専門分野でないこの分野を裏を取りながら、10年弱でよく書けたものだと思う。サイバーテロの恐ろしさを痛感する。今後もこの脅威は進展するだろう。政府はDXを推進しようと河野大臣を据えて、「いけいけ」でデジタル化を進めようとしているが、このサイバーテロの恐ろしさを知らないだろう。ツイターでフォロワーが何万人と喜んでいるだけで。日本は、DXが進んでいないから、サイバーテロにかかりにくいのだ。これが、バックドアだらけの似非デジタル・システムを日本が採用したら、大被害が起こるのは必然だ。今のデジタル庁は、デジタルシステムを造るのが精一杯で、サイバーテロについてはほとんど注力していないという。バックドアだらけの日本にならないよう、サイバーテロの恐ろしさを大臣には是非知ってほしい。
サイバー戦争 終末のシナリオ 上Amazon書評・レビュー:サイバー戦争 終末のシナリオ 上より
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No.7:
(5pt)

河野デジタル大臣に是非読んでほしい

サイバーテロの裏事情を克明に活写している。女性でまた専門分野でないこの分野を裏を取りながら、10年弱でよく書けたものだと思う。サイバーテロの恐ろしさを痛感する。今後もこの脅威は進展するだろう。政府はDXを推進しようと河野大臣を据えて、「いけいけ」でデジタル化を進めようとしているが、このサイバーテロの恐ろしさを知らないだろう。ツイターでフォロワーが何万人と喜んでいるだけで。日本は、DXが進んでいないから、サイバーテロにかかりにくいのだ。これが、バックドアだらけの似非デジタル・システムを日本が採用したら、大被害が起こるのは必然だ。今のデジタル庁は、デジタルシステムを造るのが精一杯で、サイバーテロについてはほとんど注力していないという。バックドアだらけの日本にならないよう、サイバーテロの恐ろしさを大臣には是非知ってほしい。
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No.6:
(5pt)

セキュリティ的に救いがないデジタル世界

読んでいて恐怖というか絶望しか感じない。自分のスマホやネットのサービスに預けた情報は政府やテロリストに筒抜けになっていると思って生活した方が良い。嫌ならすべてのインターネットサービスを解約(データ削除も依頼)し、スマホを捨て、PCを捨て、山で自給自足の生活するしかない。それでも原子力発電所を破壊されたり核ミサイルが飛んでくることまで防げない。本書ではセキュリティで最も弱いのは人間だという。それに異論はないが、「じゃあどうすれば良いのか」という感想しか出てこない。これが絶望でなければ何を絶望と言うのだろうか。
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4152101555
No.5:
(5pt)

あまりにも脆弱な現実のデジタル社会

本書を読むと自分が使っているスマホやPCがいかに危険なものなのかが分かる。デジタルツールのユーザーの機密は保たれていないと絶望的な気持ちになる。GAFAやマイクロソフトはセキュリティの強化をしているが、政府機関がスパイ活動などに利用しているセキュリティホールがたくさん存在していることに恐怖した。伴うアンダーグラウンドの経済圏の存在についても恐怖でしかない。あまりにも現実離れした話が続くので逆に現実感がない。一歩引いた瞬間に冷や汗が背中を走る。
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No.4:
(5pt)

サイバー攻撃の舞台裏を赤裸々に描写

1990年代から続くサイバー兵器の武器商人たちの物語である。
著者の取材力に感嘆するとともに、翻訳もすばらしく専門用語を正確に描写していると思った。
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No.3:
(5pt)

ダイハードは現実に起こっている。

ダイハードで九に野コンピューターシステムを乗っ取って社会インフラをめちゃめちゃにする映画がありましたが、それは現実に起きています。ハッカーなどを使って無修正バグでコンピューターシステムに侵入して相手国のインフラや極めつけは原子力発電所のコンピューターシステムを誤動作せせることの現実には可能です。現在ロシアとウクライナは戦闘状態でが過去にウクライナ社会すべてに及ぶコンピューター全てのシステムを破壊したのKGB出身のプーチン、トランプの選挙に置いてもアメリカの集計作業を混乱させてトランプが大統領になったのもロシアのサイバー攻撃のたまものであることがこの本からも分かる。アメリカも遅らせながら対抗処置をしたためトランプが落選したら「不正があった」とわめきたてる姿は自分が不正で大統領たのはわかっているからこその言動。現在、ロシア、赤い中国が西側のの国のネットワークに侵入して情報を根こそぎ盗んだうえにその国のライフラインからすべてを破壊することがいつでもできる状態なっているのは恐ろしい限りである。和家具にも優秀なハッカー白い騎士を集めて対抗防御すると共にスパイ防止法を確立しなければウクライナと同様になると思います。戦争はすでに目に煮えないところで一夫的に仕掛けられていることに気づかされる本です。の本の政治家や官僚は絶対に読んで置く本だと思います。
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No.2:
(5pt)

ゼロデイの脅威

サイバーセキュリティの世界は技術的に難しいこと、「業界」として明らかにされていないことが多いことなどから解説が難しい領域であるが、NYタイムズの記者としてこの分野を長く担当して来た筆者が「業界」の奥深い部分まで取材を重ねていることに特徴がある。

「ゼロデイ」と呼ばれる、修正プログラムが開発されていない未知のバグは、ターゲットのネットワークに侵入する武器となることから、「闇の世界」で取引されて来た。それらはスノーデン事件で暴露されたようにNSAなどの国家の機密機関が攻撃用に収集・保持している。以前は、米国とそれ以外の国のサイバー戦争の「戦力」には大きな差があったが、その手口が分かって来たこともあり実力の差が縮まって来ている。

イランの核開発を遅らせる為に、2008年に米国とイスラエルが7つのゼロデイ・エクスプロイトを使ったスタックスネットで遠心分離機を破壊した事件は世界を驚かせたが、それは同時にイランを始めとした米国の敵国のサイバー戦力を高めるきっかけともなった。今やサイバー兵器は核兵器や大量破壊兵器と同様に、その取扱いは世界の安全保障の脅威となりつつあることに震撼させられる。
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No.1:
(5pt)

米国の矛と盾

サイバーセキュリティの世界で圧倒的に優位な立場にあった米国はしかし、近年その差をロシア、中国など敵対する国々との差を詰められて来ている。そんな中で「ゼロデイ」と呼ばれる「武器」を貯め込んでいるNSAなどの機密機関から「流出」する事件が発生している。恰も生物兵器として開発した「ウィルス」が流出するかのように。これらの「ウィルス」には「ワクチン」も「特効薬」も開発されておらず(故に「ゼロデイ」と称する)、攻撃する際には大きな「武器」となる一方で、相手の手に渡ると極めて危険な状況となる。

2017年5月に世界中を混乱に陥れたWannaCryは、元々NSAが7年も保有していた「エターナル・ブルー」をベースとして北朝鮮がつくったランサムウェアで、アメリカのサイバー兵器が、ブーメランのようにアメリカに戻って来ることが想定される。そして、その場合に最も被害を被る国は、攻撃対象となるインフラの規模が大きく、脆弱性も持っている米国であることは間違いない。

際限のないサイバー兵器が拡大する世界の中で、「矛」と「盾」をどのように考え、対応するのか、多くの国と企業を巻き込んだ対応が必要となる。
サイバー戦争 終末のシナリオ 下Amazon書評・レビュー:サイバー戦争 終末のシナリオ 下より
4152101555

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