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法と秩序



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【この小説が収録されている参考書籍】
法と秩序 (1978年) (Hayakawa novels)
法と秩序 (Hayakawa novels)

法と秩序の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

アイルランド移民で三代にわたって警官を輩出した家族を中軸に据えた大河小説

あるアイルランド系移民の家族が辿る激動の20世紀を警察の歴史の側面から描いた大河小説。
とにかくやたらとこの当時のアメリカの警察の内部事情が詳細に判って興味深かったです。特に70年代くらいからの内部腐敗の実態は様々な小説や映画で繰り返し観たり読んだりと珍しいことではない感じですが、著者は女性でありながらも警察で働いていたとかで似たような作品の中から見ても結構説得力があるのではないかと思いました。
それと、時系列でアメリカの20世紀の初期の頃から70年代くらいまでのアイルランド系から見たオルタネイト・ヒストリーとして、あまり学校では習わない実態が判って面白かったです。
タイトルは厳めしく説教臭くつまらなそうに思えるかもしれませんが、スラスラと読みやすく、読み応えもある大河小説の秀作。お暇なかたは是非。
法と秩序 (Hayakawa novels)Amazon書評・レビュー:法と秩序 (Hayakawa novels)より
4152073403

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