目撃
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原著1969年刊、邦訳刊行1972年、原題 The Witness。 青年運動に入れあげる要人の娘のガードマン役を指示された検事局付の若い女刑事クリスティは、娘が出かけた演説会の最中、指導者の青年を撃った拳銃と犯人の手を目撃する。群衆がことごとく犯人と名指ししたのは、茫然と拳銃を持って立つ警備警官であった。彼が犯人でないことを知っているクリスティは、真犯人は別にいると訴えるが確証がなく、警備警官は絶対絶命の危機に・・・。 訓練されたクリスティ刑事だが、若さゆえのミスも犯し、上司(検事)には常にボロクソにけなされます。この上司はさらに、疲れた体に鞭打つ過酷な超過勤務も平然と命令する人でなしです。・・・が、事態打開にクリスティが提案した一見無謀な実験を、自らリハーサルまでして採用する大胆な面も持っていました。自分を選挙で選んでくれた有権者を裏切るまいと、公衆の秩序を保つためなら誰の犠牲も厭わず、自ら責任を引っ被る、責任感の現われなんですね。 事件解決のあと、精根尽きて休暇を申し出たクリスティを照れたように気遣うシーンは、素っ気ない反応を示したクリスティも心の中では憎めなく思っていたのでしょう。 | ||||
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