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幼女さまとゼロ級守護者さま
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幼女さまとゼロ級守護者さまの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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話の真相に気づいていれば何もサプライズがなく、さりとてサプライズなしで楽しめる内容かというと難しい。 話の真相に気づいてなければ、思うように話が進まないことにイライラとしてしまいそう。 どちらにせよ読者はどう楽しめばいいのかわからない。 どういった読者を想定しているのか? 読者がどのように読むか? それがあまり考えられていないように思う。 全体的に荒さが目立ち、衒学的な部分も中途半端。素晴らしき日々や二重影に比べると物足りなさがあります。 後書きに真相が書いてありますが、2ヶ月で完成させた本のようです。 構想・企画・資料の読みこみ・執筆・校正・改稿など全てを含めて2ヶ月ですから、執筆そのものは1ヶ月程度でしょうか。 話の構成上、1巻を読み終わってもメインキャラクターのことがよくわからない、というのも微妙なところです。 2巻を買うだけの価値があるのか、1巻を読んでもよくわからない。 すかぢさんの本が読みたいと思うとクオリティ的に厳しいかもしれませんが、ダンジョンRPGの小説を読んでみたいのであれば、買ってみてもいいかと思います。 戦略や戦術というよりは、リドルや奸計が多いです。 能力や設定に関しては特に意味もなく後出しでの説明が多く違和感があります。 楽しめるところはなんだかんだありますが、やはり作品としては全体的に荒いです。 頭がいい、という設定のキャラクターが部外者に知られてはいけないことを教室でペラペラしゃべるのはやめてほしい。 | ||||
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作者のエロゲーライターとしての作品、『素晴らしい日々』は大好きだが、この作品はエンタメとしては弱い部分がある。 まず、終盤のどんでん返しについては、序盤を読んでいるだけで大体予想はつくとは思う。ただそこに至るまでの登場人物の行動理由の理屈付は結構筋が通っていると思った。 その意味で終盤はもっと盛り上がっても惜しくはないのだが、残念ながら今巻は七、八割が設定面に費やされてしまっている印象である。 世界に登場する実力者達の系譜の説明や、それとこの話はデスゲームに近い感じの死者が出る高難易度のダンジョンにパーティで挑む物語なのだが(ただしヒロインは刺客に狙われている)、その謎解きのネタにも多く紙片が割かれている。 同じくライターの丸戸のセリフばかりでト書きがほぼない『冴えカノ』とは対照的でこちらはほぼ地の文という感じ。 設定面は面白くなくはないのだが仕掛けとしてはかなり地味寄りで、それより更に大きいのがキャラのセリフやモノローグが少なすぎることであまり感情移入が捗らず(むしろそういう場面が浮いているくらい硬い設定が多い)、最後の俺Tueeee的な展開もイマイチ盛り上がらないところだ。 はっきり言って、この一巻は物語として見るとほぼ序章としか機能していない。ここから始まって、キャラのやり取りが積み重ねられるならまだしも、一巻完結として見るとエンタメ分が足りないかな……というのが正直なところだ。 もっと日常シーンやキャラのやり取りの積み重ね、キャラの関係性の描写が増え、主人公のこの世界観での特異性がもっと際立ってくれば面白い物語になる可能性は十分ある。続刊次第だと思う。 | ||||
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