(短編集)

名探偵の掟

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評判

名探偵の掟の評価:

3.45/5点 レビュー 114件。 D ランク

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平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全196件 141〜160 8/10ページ
No.56
(5pt)

長編が苦手な方に最適な推理小説

僕はこれを10年前に単行本で買いました。ちょっとふざけた内容ですが読みやすくて面白くてビックリしました。
当時は東野圭吾が今ほど注目されてなく、書店で東野圭吾フェアなんてありえなかった頃です。タイトル通り、名探偵天下一を中心に本格推理をバカにしてる文章が出てきますがこれは十分本格推理小説です。
確かにパロディすぎると思う人もいるでしょうが、ふざけてるのではなく、内容のない本格推理小説もどきに対する皮肉だと思います。この後の「名探偵の呪縛」を読めば、作者の意図が伝わるハズです。
実はこの本が今をときめく東野圭吾の作品だと知ったのはつい最近、本棚の整理をしていた時でした。そりゃあ売れる作家になるわ・・・と納得です。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.55
(5pt)

爆笑必死

本屋でたまたま見かけてガリレオなどで作者のことを知っていたので買いました。 まずプロローグから大爆笑でした。推理小説に対する批判をよく聞いていたので多分この本は推理小説をいちいち批判する人に対するパロディなのだと痛感しました 多分推理小説が好きでよく推理小説を読んでいるがこの本が笑えない人はそういう人なのではないだろうか ただこの本は推理小説を読み過ぎて犯人やトリックを当てたことがあるぐらい推理小説が好きな人しか選ばないかもしれませんので初心者にはオススメ出来ないと思いますがそれでもこの本は一度読んでみる価値はあります
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.54
(5pt)

爆笑必死

本屋でたまたま見かけてガリレオなどで作者のことを知っていたので買いました。 まずプロローグから大爆笑でした。推理小説に対する批判をよく聞いていたので多分この本は推理小説をいちいち批判する人に対するパロディなのだと痛感しました 多分推理小説が好きでよく推理小説を読んでいるがこの本が笑えない人はそういう人なのではないだろうか ただこの本は推理小説を読み過ぎて犯人やトリックを当てたことがあるぐらい推理小説が好きな人しか選ばないかもしれませんので初心者にはオススメ出来ないと思いますがそれでもこの本は一度読んでみる価値はあります
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.53
(5pt)

爆笑必死

本屋でたまたま見かけてガリレオなどで作者のことを知っていたので買いました。 まずプロローグから大爆笑でした。推理小説に対する批判をよく聞いていたので多分この本は推理小説をいちいち批判する人に対するパロディなのだと痛感しました 多分推理小説が好きでよく推理小説を読んでいるがこの本が笑えない人はそういう人なのではないだろうか ただこの本は推理小説を読み過ぎて犯人やトリックを当てたことがあるぐらい推理小説が好きな人しか選ばないかもしれませんので初心者にはオススメ出来ないと思いますがそれでもこの本は一度読んでみる価値はあります
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.52
(5pt)

本格推理小説のあり方を問い直す東野圭吾的「講義録」がここに!

 本書は、本格推理小説を飾る「密室」や「トリック」、「アリバイ宣言」、「ダイイングメッセージ」など、今では多くの読者にお決まりの「工夫」・「小細工」をめぐって、名探偵と称される天下一大五郎(彼が「密室アレルギー」という点で読者は失笑している)と(本当はそうでないが)脇役の大河原番三警部との軽快でユーモアに満ちたやり取りを踏まえてのある種の「講義録」のように私には思われた。
 本書には、既存の推理小説のあり方を作者自身が「メッタ斬る」という姿勢が全面に押し出されるとともに、読者にも本書で扱われている内容を通じて(それらについて)再考してほしいという熱い願望が込められており、大いに読者の「食欲をそそる」内容だ。読者が「試されている」といっても過言ではない。巻末に付されたやや論文的な「解説」(脚注付き)も本書の位置づけや、東野圭吾の作風の変化についての有益な内容を含んでいる。目次をざっとみれば、プロローグからエピローグに至る全12章の内容は、推理小説のモチーフを類型化し、更にそれらについて名探偵と警部が辛辣な意見交換を繰り広げているというプロットそれ自体に読者は心を揺さぶられる。彼らの会話の多くに、私は「腑に落ちる」というか「教えられる」感覚だった。
 第5章「アリバイ宣言」に登場する犯人の名前が「蟻場耕作」というのは滑稽で、しかも天下一はその彼が考案した完璧なアリバイトリック崩しを放棄し、犯人から「ちょっと待って下さいよ。ヒントを出しますから」という痛快な展開である。続く第6章で天下一が今度は美人OLに転じているのも面白い。特に本章は現代批評的な趣があった。「最後の選択」で読者は思わず唸るだろう。名探偵を「犯人」にしてしまうという残された唯一の選択肢の意味について。『名探偵の掟』というよりは、『名探偵の宿命』というところか。東野圭吾の「挑発的な」本書は怠惰な読者を覚醒させるに違いない。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.51
(5pt)

本格推理小説のあり方を問い直す東野圭吾的「講義録」がここに!

 本書は、本格推理小説を飾る「密室」や「トリック」、「アリバイ宣言」、「ダイイングメッセージ」など、今では多くの読者にお決まりの「工夫」・「小細工」をめぐって、名探偵と称される天下一大五郎(彼が「密室アレルギー」という点で読者は失笑している)と(本当はそうでないが)脇役の大河原番三警部との軽快でユーモアに満ちたやり取りを踏まえてのある種の「講義録」のように私には思われた。
 本書には、既存の推理小説のあり方を作者自身が「メッタ斬る」という姿勢が全面に押し出されるとともに、読者にも本書で扱われている内容を通じて(それらについて)再考してほしいという熱い願望が込められており、大いに読者の「食欲をそそる」内容だ。読者が「試されている」といっても過言ではない。巻末に付されたやや論文的な「解説」(脚注付き)も本書の位置づけや、東野圭吾の作風の変化についての有益な内容を含んでいる。目次をざっとみれば、プロローグからエピローグに至る全12章の内容は、推理小説のモチーフを類型化し、更にそれらについて名探偵と警部が辛辣な意見交換を繰り広げているというプロットそれ自体に読者は心を揺さぶられる。彼らの会話の多くに、私は「腑に落ちる」というか「教えられる」感覚だった。
 第5章「アリバイ宣言」に登場する犯人の名前が「蟻場耕作」というのは滑稽で、しかも天下一はその彼が考案した完璧なアリバイトリック崩しを放棄し、犯人から「ちょっと待って下さいよ。ヒントを出しますから」という痛快な展開である。続く第6章で天下一が今度は美人OLに転じているのも面白い。特に本章は現代批評的な趣があった。「最後の選択」で読者は思わず唸るだろう。名探偵を「犯人」にしてしまうという残された唯一の選択肢の意味について。『名探偵の掟』というよりは、『名探偵の宿命』というところか。東野圭吾の「挑発的な」本書は怠惰な読者を覚醒させるに違いない。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.50
(5pt)

本格推理小説のあり方を問い直す東野圭吾的「講義録」がここに!

 本書は、本格推理小説を飾る「密室」や「トリック」、「アリバイ宣言」、「ダイイングメッセージ」など、今では多くの読者にお決まりの「工夫」・「小細工」をめぐって、名探偵と称される天下一大五郎(彼が「密室アレルギー」という点で読者は失笑している)と(本当はそうでないが)脇役の大河原番三警部との軽快でユーモアに満ちたやり取りを踏まえてのある種の「講義録」のように私には思われた。
 本書には、既存の推理小説のあり方を作者自身が「メッタ斬る」という姿勢が全面に押し出されるとともに、読者にも本書で扱われている内容を通じて(それらについて)再考してほしいという熱い願望が込められており、大いに読者の「食欲をそそる」内容だ。読者が「試されている」といっても過言ではない。巻末に付されたやや論文的な「解説」(脚注付き)も本書の位置づけや、東野圭吾の作風の変化についての有益な内容を含んでいる。目次をざっとみれば、プロローグからエピローグに至る全12章の内容は、推理小説のモチーフを類型化し、更にそれらについて名探偵と警部が辛辣な意見交換を繰り広げているというプロットそれ自体に読者は心を揺さぶられる。彼らの会話の多くに、私は「腑に落ちる」というか「教えられる」感覚だった。
 第5章「アリバイ宣言」に登場する犯人の名前が「蟻場耕作」というのは滑稽で、しかも天下一はその彼が考案した完璧なアリバイトリック崩しを放棄し、犯人から「ちょっと待って下さいよ。ヒントを出しますから」という痛快な展開である。続く第6章で天下一が今度は美人OLに転じているのも面白い。特に本章は現代批評的な趣があった。「最後の選択」で読者は思わず唸るだろう。名探偵を「犯人」にしてしまうという残された唯一の選択肢の意味について。『名探偵の掟』というよりは、『名探偵の宿命』というところか。東野圭吾の「挑発的な」本書は怠惰な読者を覚醒させるに違いない。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.49
(4pt)

初心者にもOK

むしろ、「本格ミステリ」入門書として読みました。
がちがちの「本格ミステリ」というのがどうも苦手で(お約束ごとが沢山あるイメージ)、それまで敬遠していたのですが、たまたま手に取ったこの文庫のおかげでいろんな「お約束」を学習することができました。
小説としてもすぐれているのですが、探偵小説の解説書としても大変すぐれていると思います。
おかげで、今、ミステリー小説にハマっています。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.48
(4pt)

初心者にもOK

むしろ、「本格ミステリ」入門書として読みました。
がちがちの「本格ミステリ」というのがどうも苦手で(お約束ごとが沢山あるイメージ)、それまで敬遠していたのですが、たまたま手に取ったこの文庫のおかげでいろんな「お約束」を学習することができました。
小説としてもすぐれているのですが、探偵小説の解説書としても大変すぐれていると思います。
おかげで、今、ミステリー小説にハマっています。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.47
(4pt)

初心者にもOK

むしろ、「本格ミステリ」入門書として読みました。
がちがちの「本格ミステリ」というのがどうも苦手で(お約束ごとが沢山あるイメージ)、それまで敬遠していたのですが、たまたま手に取ったこの文庫のおかげでいろんな「お約束」を学習することができました。
小説としてもすぐれているのですが、探偵小説の解説書としても大変すぐれていると思います。
おかげで、今、ミステリー小説にハマっています。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.46
(5pt)

座右の書です(恥ずかしながら)

 こういう本が「座右の書」だなんて、ミステリーファンに叱られそうだし、東野圭吾の熱烈なファンには呆れられそうだが、私はいつも手近に置いていて、頭を休めたい時、気分転換したい時に、拾い読みしている。短編集だから、その時の気分に合った話を読めるのも手頃だ。
 密室、孤立した別荘、ダイイングメッセージ、アリバイトリック、などなど、いわゆる本格ミステリーの定番の設定をネタに、名探偵・天下一大五郎と、相棒の大河原警部が、事件を解決しつつ、時々、本筋から離れて、「ミステリーの楽屋裏」について、ぼやいたり「登場人物の本音」を言い合う。その「漫才」の部分がとにかく可笑しい。
 パロディ精神とユーモアにあふれた、バカバカしい本だが、案外、東野圭吾の本領はこういう所にあるような気もしている。彼はシリアスな大作路線で売れてしまった感があるが、もう一度、本格でなおかつユーモアミステリー、というような作品にも挑戦してほしい。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.45
(5pt)

座右の書です(恥ずかしながら)

 こういう本が「座右の書」だなんて、ミステリーファンに叱られそうだし、東野圭吾の熱烈なファンには呆れられそうだが、私はいつも手近に置いていて、頭を休めたい時、気分転換したい時に、拾い読みしている。短編集だから、その時の気分に合った話を読めるのも手頃だ。
 密室、孤立した別荘、ダイイングメッセージ、アリバイトリック、などなど、いわゆる本格ミステリーの定番の設定をネタに、名探偵・天下一大五郎と、相棒の大河原警部が、事件を解決しつつ、時々、本筋から離れて、「ミステリーの楽屋裏」について、ぼやいたり「登場人物の本音」を言い合う。その「漫才」の部分がとにかく可笑しい。
 パロディ精神とユーモアにあふれた、バカバカしい本だが、案外、東野圭吾の本領はこういう所にあるような気もしている。彼はシリアスな大作路線で売れてしまった感があるが、もう一度、本格でなおかつユーモアミステリー、というような作品にも挑戦してほしい。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.44
(5pt)

座右の書です(恥ずかしながら)

 こういう本が「座右の書」だなんて、ミステリーファンに叱られそうだし、東野圭吾の熱烈なファンには呆れられそうだが、私はいつも手近に置いていて、頭を休めたい時、気分転換したい時に、拾い読みしている。短編集だから、その時の気分に合った話を読めるのも手頃だ。
 密室、孤立した別荘、ダイイングメッセージ、アリバイトリック、などなど、いわゆる本格ミステリーの定番の設定をネタに、名探偵・天下一大五郎と、相棒の大河原警部が、事件を解決しつつ、時々、本筋から離れて、「ミステリーの楽屋裏」について、ぼやいたり「登場人物の本音」を言い合う。その「漫才」の部分がとにかく可笑しい。
 パロディ精神とユーモアにあふれた、バカバカしい本だが、案外、東野圭吾の本領はこういう所にあるような気もしている。彼はシリアスな大作路線で売れてしまった感があるが、もう一度、本格でなおかつユーモアミステリー、というような作品にも挑戦してほしい。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.43
(5pt)

ミステリーを愛する人への贈り物

好きだからこそ意地悪したい。大好きだから茶化したい。作品を発表するごとに、ミステリーの枠を押し広げていく東野氏の、ある意味アブナイ連作短編集。ミステリーという分野を象徴する「密室」「フーダニット」「アリバイ崩し」などのトリックをひとつひとつあげつらい、徹底的にいじり、茶化し、笑いのめす。時代遅れで非現実的な密室殺人は、同じく笑える肩書きをもつ「名探偵」も推理するときは恥ずかしいんだなぁ。「それを言っちゃあおしまいよ」という、ミステリーのタブーに果敢に挑んだ東野氏の勇気と稚気とミステリーへの限りない愛情がひしひしと伝わってくる名作。ミステリーが大好きな人のための最高のプレゼントです。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.42
(5pt)

ミステリーを愛する人への贈り物

好きだからこそ意地悪したい。大好きだから茶化したい。作品を発表するごとに、ミステリーの枠を押し広げていく東野氏の、ある意味アブナイ連作短編集。ミステリーという分野を象徴する「密室」「フーダニット」「アリバイ崩し」などのトリックをひとつひとつあげつらい、徹底的にいじり、茶化し、笑いのめす。時代遅れで非現実的な密室殺人は、同じく笑える肩書きをもつ「名探偵」も推理するときは恥ずかしいんだなぁ。「それを言っちゃあおしまいよ」という、ミステリーのタブーに果敢に挑んだ東野氏の勇気と稚気とミステリーへの限りない愛情がひしひしと伝わってくる名作。ミステリーが大好きな人のための最高のプレゼントです。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.41
(5pt)

ミステリーを愛する人への贈り物

好きだからこそ意地悪したい。大好きだから茶化したい。作品を発表するごとに、ミステリーの枠を押し広げていく東野氏の、ある意味アブナイ連作短編集。ミステリーという分野を象徴する「密室」「フーダニット」「アリバイ崩し」などのトリックをひとつひとつあげつらい、徹底的にいじり、茶化し、笑いのめす。時代遅れで非現実的な密室殺人は、同じく笑える肩書きをもつ「名探偵」も推理するときは恥ずかしいんだなぁ。「それを言っちゃあおしまいよ」という、ミステリーのタブーに果敢に挑んだ東野氏の勇気と稚気とミステリーへの限りない愛情がひしひしと伝わってくる名作。ミステリーが大好きな人のための最高のプレゼントです。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.40
(5pt)

パロディの見本帳

 推理小説の定番,密室殺人,バラバラ殺人,アリバイトリック,童謡をモチーフにした見立て殺人などを徹底的にパロディ化してみせた連作集。
 名探偵天下一大五郎と引き立て役の大河原警部の迷コンビの珍妙なやりとりに笑いっぱなし。
 そしてこの作品の凄いところは,決してふざけているだけの巷にあふれるパロディもどきとは一線を画し,読者のウラをかく見事などんでん返しと納得のいく真相を描いている事。12の難事件,いずれも粒揃いでハズレなし。まさにパロディの見本帳とでもいうべき傑作集。 
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.39
(5pt)

パロディの見本帳

 推理小説の定番,密室殺人,バラバラ殺人,アリバイトリック,童謡をモチーフにした見立て殺人などを徹底的にパロディ化してみせた連作集。
 名探偵天下一大五郎と引き立て役の大河原警部の迷コンビの珍妙なやりとりに笑いっぱなし。
 そしてこの作品の凄いところは,決してふざけているだけの巷にあふれるパロディもどきとは一線を画し,読者のウラをかく見事などんでん返しと納得のいく真相を描いている事。12の難事件,いずれも粒揃いでハズレなし。まさにパロディの見本帳とでもいうべき傑作集。 
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.38
(5pt)

パロディの見本帳

 推理小説の定番,密室殺人,バラバラ殺人,アリバイトリック,童謡をモチーフにした見立て殺人などを徹底的にパロディ化してみせた連作集。
 名探偵天下一大五郎と引き立て役の大河原警部の迷コンビの珍妙なやりとりに笑いっぱなし。
 そしてこの作品の凄いところは,決してふざけているだけの巷にあふれるパロディもどきとは一線を画し,読者のウラをかく見事などんでん返しと納得のいく真相を描いている事。12の難事件,いずれも粒揃いでハズレなし。まさにパロディの見本帳とでもいうべき傑作集。 
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.37
(4pt)

自虐的本格ミステリ・パロディ

本格派としてスタートした作者が、普通小説に移行していく過程で書かれた短編集。内容は本格における様々な「縛り」を意識して、それをパロディ化したもの。扱う題材も密室物、アリバイ崩し等、本格そのもの。自作も意識してか、かなり自虐的な立場で書かれている。しかし、パロディではあるものの一作々々は趣向が凝らされており、本格物として充分に通用する。本格の限界を感じながらも、本格への愛着を捨てきれない作者の心情が汲み取れる作品。ファンとして、本格に戻ってきて欲しいと思うのは私一人ではあるまい。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X