(短編集)

名探偵の掟

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評判

名探偵の掟の評価:

3.45/5点 レビュー 114件。 D ランク

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全196件 61〜80 4/10ページ
No.136
(4pt)

ではなぜ『さまよう刃』を?

これはメタミステリである。ミステリー、それも本格推理という形式の物語のパロディである。物語中の登場人物があたかも実在する人間であるかのように思考し、行動する、という体裁で構成された物語である。しかも登場人物たちは作者の意図をあらかじめ知ることなく、置かれた状況を読みながら自分の役割を演じる、という作業を余儀なくされている。そのことはプロローグにある大河原警部の言葉に読み取ることができる。彼は「天下一探偵シリーズの脇役」(p8)であるのだが、脇役であるがゆえに事件の真相に辿り着いてはならない――なぜならそれは主人公の役割であるから――ということについての苦労を「つまり私は常に主人公である天下一探偵よりも先に事件の真相を暴き、わざとその推理を迂回しながらすべての行動を起こしているのだ。」(p9)と語るのだ。台本通りに進行するのならば、登場人物自身が推理する、などということは必要ない。すなわち、このメタミステリは、登場人物と作者の間に一つの断絶を設定した上で、「作者の設定した物語世界を壊すことなく与えられた役割を演じよ」という課題にどう応えるか、というテーマを持った作品である、と言える。
 つまりこれは筒井康隆『虚人たち』の本格推理小説版であるというわけだ。その発想は面白いし、各章において本格推理におけるいわゆる「トリック」(フーダニットとか、ダイイングメッセージとか、時刻表トリックなどの副題が各章に付されている――因みに第一章「密室宣言」には、法月綸太郎のとある短編と同じトリックが使われている――)に、登場人物たちがうんざりしながら付き合う、という構図も斬新である。が、その構図自体を破壊しかねない記述は気になる。それは第九章の次の文章だ。

 名探偵の講釈はまだまだ延々と続くのだが、読者も辛気くさいだろうから省略する。聞いている我々だって、欠伸あくびをこらえるのが大変なのだ。(p200)

 これも大河原警部の言葉である。『名探偵の掟』は、この大河原警部の視点において記述される。すなわち大河原警部こそが「語り手」であり、それゆえ「省略する」ことも可能であるわけだ。しかし、だとすれば、「作者」はただ舞台設定をするのみで、台詞にも行動にも、そして記述にすら関わらない人物である、ということになる。果たしてそれは「作者」と言える存在なのだろうか? それゆえにこの一言は、メタミステリという設計自身を破壊させかねない言葉なのである。もちろんそれを深読みして、「ここには現実の人間と、世界を創造しただけであとは一切の干渉をしない「神」との関係が暗示されている」と大袈裟に批評することもできないわけではないのだが、この物語にそこまでの構造性を求めるのは穿ちすぎだろう。

 それはともかく「なぜ物語は映像化された途端に陳腐になるのか」という問いは、誰もが持つものだろう。そして陳腐の中の陳腐な映像化、という点では、東野圭吾『さまよう刃』を措いて他にはあるまい。そのことが『名探偵の掟』で語られることこそ喜劇である。「ではなぜ東野は、そのような陳腐化に目を瞑ったのか」という問いに彼はどう答えるのだろうか? この問いに対する答えは「メタ」どころではくむしろとてもとても、生臭くなる可能性がある。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.135
(4pt)

ではなぜ『さまよう刃』を?

これはメタミステリである。ミステリー、それも本格推理という形式の物語のパロディである。物語中の登場人物があたかも実在する人間であるかのように思考し、行動する、という体裁で構成された物語である。しかも登場人物たちは作者の意図をあらかじめ知ることなく、置かれた状況を読みながら自分の役割を演じる、という作業を余儀なくされている。そのことはプロローグにある大河原警部の言葉に読み取ることができる。彼は「天下一探偵シリーズの脇役」(p8)であるのだが、脇役であるがゆえに事件の真相に辿り着いてはならない――なぜならそれは主人公の役割であるから――ということについての苦労を「つまり私は常に主人公である天下一探偵よりも先に事件の真相を暴き、わざとその推理を迂回しながらすべての行動を起こしているのだ。」(p9)と語るのだ。台本通りに進行するのならば、登場人物自身が推理する、などということは必要ない。すなわち、このメタミステリは、登場人物と作者の間に一つの断絶を設定した上で、「作者の設定した物語世界を壊すことなく与えられた役割を演じよ」という課題にどう応えるか、というテーマを持った作品である、と言える。
 つまりこれは筒井康隆『虚人たち』の本格推理小説版であるというわけだ。その発想は面白いし、各章において本格推理におけるいわゆる「トリック」(フーダニットとか、ダイイングメッセージとか、時刻表トリックなどの副題が各章に付されている――因みに第一章「密室宣言」には、法月綸太郎のとある短編と同じトリックが使われている――)に、登場人物たちがうんざりしながら付き合う、という構図も斬新である。が、その構図自体を破壊しかねない記述は気になる。それは第九章の次の文章だ。

 名探偵の講釈はまだまだ延々と続くのだが、読者も辛気くさいだろうから省略する。聞いている我々だって、欠伸あくびをこらえるのが大変なのだ。(p200)

 これも大河原警部の言葉である。『名探偵の掟』は、この大河原警部の視点において記述される。すなわち大河原警部こそが「語り手」であり、それゆえ「省略する」ことも可能であるわけだ。しかし、だとすれば、「作者」はただ舞台設定をするのみで、台詞にも行動にも、そして記述にすら関わらない人物である、ということになる。果たしてそれは「作者」と言える存在なのだろうか? それゆえにこの一言は、メタミステリという設計自身を破壊させかねない言葉なのである。もちろんそれを深読みして、「ここには現実の人間と、世界を創造しただけであとは一切の干渉をしない「神」との関係が暗示されている」と大袈裟に批評することもできないわけではないのだが、この物語にそこまでの構造性を求めるのは穿ちすぎだろう。

 それはともかく「なぜ物語は映像化された途端に陳腐になるのか」という問いは、誰もが持つものだろう。そして陳腐の中の陳腐な映像化、という点では、東野圭吾『さまよう刃』を措いて他にはあるまい。そのことが『名探偵の掟』で語られることこそ喜劇である。「ではなぜ東野は、そのような陳腐化に目を瞑ったのか」という問いに彼はどう答えるのだろうか? この問いに対する答えは「メタ」どころではくむしろとてもとても、生臭くなる可能性がある。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.134
(4pt)

ではなぜ『さまよう刃』を?

これはメタミステリである。ミステリー、それも本格推理という形式の物語のパロディである。物語中の登場人物があたかも実在する人間であるかのように思考し、行動する、という体裁で構成された物語である。しかも登場人物たちは作者の意図をあらかじめ知ることなく、置かれた状況を読みながら自分の役割を演じる、という作業を余儀なくされている。そのことはプロローグにある大河原警部の言葉に読み取ることができる。彼は「天下一探偵シリーズの脇役」(p8)であるのだが、脇役であるがゆえに事件の真相に辿り着いてはならない――なぜならそれは主人公の役割であるから――ということについての苦労を「つまり私は常に主人公である天下一探偵よりも先に事件の真相を暴き、わざとその推理を迂回しながらすべての行動を起こしているのだ。」(p9)と語るのだ。台本通りに進行するのならば、登場人物自身が推理する、などということは必要ない。すなわち、このメタミステリは、登場人物と作者の間に一つの断絶を設定した上で、「作者の設定した物語世界を壊すことなく与えられた役割を演じよ」という課題にどう応えるか、というテーマを持った作品である、と言える。
 つまりこれは筒井康隆『虚人たち』の本格推理小説版であるというわけだ。その発想は面白いし、各章において本格推理におけるいわゆる「トリック」(フーダニットとか、ダイイングメッセージとか、時刻表トリックなどの副題が各章に付されている――因みに第一章「密室宣言」には、法月綸太郎のとある短編と同じトリックが使われている――)に、登場人物たちがうんざりしながら付き合う、という構図も斬新である。が、その構図自体を破壊しかねない記述は気になる。それは第九章の次の文章だ。

 名探偵の講釈はまだまだ延々と続くのだが、読者も辛気くさいだろうから省略する。聞いている我々だって、欠伸あくびをこらえるのが大変なのだ。(p200)

 これも大河原警部の言葉である。『名探偵の掟』は、この大河原警部の視点において記述される。すなわち大河原警部こそが「語り手」であり、それゆえ「省略する」ことも可能であるわけだ。しかし、だとすれば、「作者」はただ舞台設定をするのみで、台詞にも行動にも、そして記述にすら関わらない人物である、ということになる。果たしてそれは「作者」と言える存在なのだろうか? それゆえにこの一言は、メタミステリという設計自身を破壊させかねない言葉なのである。もちろんそれを深読みして、「ここには現実の人間と、世界を創造しただけであとは一切の干渉をしない「神」との関係が暗示されている」と大袈裟に批評することもできないわけではないのだが、この物語にそこまでの構造性を求めるのは穿ちすぎだろう。

 それはともかく「なぜ物語は映像化された途端に陳腐になるのか」という問いは、誰もが持つものだろう。そして陳腐の中の陳腐な映像化、という点では、東野圭吾『さまよう刃』を措いて他にはあるまい。そのことが『名探偵の掟』で語られることこそ喜劇である。「ではなぜ東野は、そのような陳腐化に目を瞑ったのか」という問いに彼はどう答えるのだろうか? この問いに対する答えは「メタ」どころではくむしろとてもとても、生臭くなる可能性がある。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.133
(5pt)

最高におもしろい!

一つ一つのお話が本当に良く出来ています。本当だ~そういう掟があるある!関心したり、最後に笑えたり、これを読んでからミステリードラマなど見ると、今まで気づかなかったけれど、その通り!と思えてまた面白いです。小説も面白いけれど、テレビドラマ(松田翔太さん主演)になったときに、これをどうやって映像にするのかな?出来るのか??と思ったら、うま~く映像になってました。思わずDVDを買ってしまいました。そしてそれを見てからまた本が読みたくなって、結構何度も楽しめました。DVDともに私は大好きです。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.132
(5pt)

最高におもしろい!

一つ一つのお話が本当に良く出来ています。本当だ~そういう掟があるある!関心したり、最後に笑えたり、これを読んでからミステリードラマなど見ると、今まで気づかなかったけれど、その通り!と思えてまた面白いです。小説も面白いけれど、テレビドラマ(松田翔太さん主演)になったときに、これをどうやって映像にするのかな?出来るのか??と思ったら、うま~く映像になってました。思わずDVDを買ってしまいました。そしてそれを見てからまた本が読みたくなって、結構何度も楽しめました。DVDともに私は大好きです。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.131
(5pt)

最高におもしろい!

一つ一つのお話が本当に良く出来ています。本当だ~そういう掟があるある!関心したり、最後に笑えたり、これを読んでからミステリードラマなど見ると、今まで気づかなかったけれど、その通り!と思えてまた面白いです。小説も面白いけれど、テレビドラマ(松田翔太さん主演)になったときに、これをどうやって映像にするのかな?出来るのか??と思ったら、うま~く映像になってました。思わずDVDを買ってしまいました。そしてそれを見てからまた本が読みたくなって、結構何度も楽しめました。DVDともに私は大好きです。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.130
(4pt)

まいまい@とうきょう

推理小説には、その話を推理と解決の物語として成立させるため、あるいはミステリ的興味をかきたてるために、さまざまな《お約束》=「掟」がある。なかには、本を置いてストーリーに距離感をとって考えれば、「そんなわけないだろ!」と叫びたくなるようなご都合主義すら存在する。本書は、推理小説が読者に目をつむってもらう色々な「掟」を正面から露骨にとりあげて、ミステリの多くが、その「掟」に盲目的でないならば、実は「バカミス」にすぎないし、「掟」は実に馬鹿馬鹿しいものだ、ということを暴露して見せる作品集である。
 だから、本書は基本的に推理小説のベテランのためのもので、初めて推理小説を読もうとか東野氏の作品を読もうとかいう人には向かない。しかも、実は、本作がとりあげる「掟」のほとんどは、さんざん推理小説史において取り上げられてきたものなので、批評としての価値はない。(本格作家としてスタートした東野氏がこのような作品群を著さざるを得なくなった心境それ自体は、解説をまつまでもなく、気の毒なものであるが。)あくまで、「掟」についての古臭い批判をいまどき大真面目(めいて)批判して見せるギャップに笑い転げるためのバカミス作品である。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.129
(4pt)

まいまい@とうきょう

推理小説には、その話を推理と解決の物語として成立させるため、あるいはミステリ的興味をかきたてるために、さまざまな《お約束》=「掟」がある。なかには、本を置いてストーリーに距離感をとって考えれば、「そんなわけないだろ!」と叫びたくなるようなご都合主義すら存在する。本書は、推理小説が読者に目をつむってもらう色々な「掟」を正面から露骨にとりあげて、ミステリの多くが、その「掟」に盲目的でないならば、実は「バカミス」にすぎないし、「掟」は実に馬鹿馬鹿しいものだ、ということを暴露して見せる作品集である。
 だから、本書は基本的に推理小説のベテランのためのもので、初めて推理小説を読もうとか東野氏の作品を読もうとかいう人には向かない。しかも、実は、本作がとりあげる「掟」のほとんどは、さんざん推理小説史において取り上げられてきたものなので、批評としての価値はない。(本格作家としてスタートした東野氏がこのような作品群を著さざるを得なくなった心境それ自体は、解説をまつまでもなく、気の毒なものであるが。)あくまで、「掟」についての古臭い批判をいまどき大真面目(めいて)批判して見せるギャップに笑い転げるためのバカミス作品である。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.128
(4pt)

まいまい@とうきょう

推理小説には、その話を推理と解決の物語として成立させるため、あるいはミステリ的興味をかきたてるために、さまざまな《お約束》=「掟」がある。なかには、本を置いてストーリーに距離感をとって考えれば、「そんなわけないだろ!」と叫びたくなるようなご都合主義すら存在する。本書は、推理小説が読者に目をつむってもらう色々な「掟」を正面から露骨にとりあげて、ミステリの多くが、その「掟」に盲目的でないならば、実は「バカミス」にすぎないし、「掟」は実に馬鹿馬鹿しいものだ、ということを暴露して見せる作品集である。
 だから、本書は基本的に推理小説のベテランのためのもので、初めて推理小説を読もうとか東野氏の作品を読もうとかいう人には向かない。しかも、実は、本作がとりあげる「掟」のほとんどは、さんざん推理小説史において取り上げられてきたものなので、批評としての価値はない。(本格作家としてスタートした東野氏がこのような作品群を著さざるを得なくなった心境それ自体は、解説をまつまでもなく、気の毒なものであるが。)あくまで、「掟」についての古臭い批判をいまどき大真面目(めいて)批判して見せるギャップに笑い転げるためのバカミス作品である。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.127
(5pt)

好き好き

普通に、探偵ものつもりで購入しました。
が、見事に裏切られました。

コナンでも、金田一でもいいのでいわゆる王道の
探偵ものにふれたことがある方には特におすすめです。

続編の呪縛も、面白いですよ!
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.126
(5pt)

好き好き

普通に、探偵ものつもりで購入しました。
が、見事に裏切られました。

コナンでも、金田一でもいいのでいわゆる王道の
探偵ものにふれたことがある方には特におすすめです。

続編の呪縛も、面白いですよ!
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.125
(5pt)

好き好き

普通に、探偵ものつもりで購入しました。
が、見事に裏切られました。

コナンでも、金田一でもいいのでいわゆる王道の
探偵ものにふれたことがある方には特におすすめです。

続編の呪縛も、面白いですよ!
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.124
(5pt)

笑いました。

たしか、あとがきにありましたが、売れない時にやぶれかぶれになって書かれた短編集ということでした。作者のやぶれかぶれ感がにじみ出ているだけでも笑いました。しかも、ネタばらしの後にも推理小説家としての意地を感じ、実はやぶれかぶれではないということに、いい意味で裏切られます。安易なミステリーなら許さん!と威嚇しているようにも感じます。それは他の作家や読者への挑戦状のようでした。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.123
(5pt)

笑いました。

たしか、あとがきにありましたが、売れない時にやぶれかぶれになって書かれた短編集ということでした。作者のやぶれかぶれ感がにじみ出ているだけでも笑いました。しかも、ネタばらしの後にも推理小説家としての意地を感じ、実はやぶれかぶれではないということに、いい意味で裏切られます。安易なミステリーなら許さん!と威嚇しているようにも感じます。それは他の作家や読者への挑戦状のようでした。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.122
(5pt)

笑いました。

たしか、あとがきにありましたが、売れない時にやぶれかぶれになって書かれた短編集ということでした。作者のやぶれかぶれ感がにじみ出ているだけでも笑いました。しかも、ネタばらしの後にも推理小説家としての意地を感じ、実はやぶれかぶれではないということに、いい意味で裏切られます。安易なミステリーなら許さん!と威嚇しているようにも感じます。それは他の作家や読者への挑戦状のようでした。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.121
(4pt)

本格推理への疑問、皮肉を投げかけた作品

東野圭吾さんによる短編小説。

いわゆる本格推理モノへの皮肉や疑問を所々へ挟み込んだ内容。
その指摘は現代においてもまったく通じる。

小説だけではなく名探偵コナンや金田一少年の事件簿などにも
当てはまることばかりだ。

なぜ密室ばかり、なぜ都合よく屋敷なのか、童謡にそって殺人しすぎ・・
お約束と言われる事柄を笑い飛ばすだけではなく
探偵ガリレオやどちらが彼女を殺したなどの作品において
東野圭吾自身が本書で批判していることへの回答と呼べる作品が存在する。

それらの作品と本書をあわせて読むと東野圭吾の考えがよりはっきりするだろう。
掟や伝統の殻を打ち破り新しいモノを創造してこそ表現者だ。

東野圭吾の出す作品が新しいテーマでいつも新鮮である理由が本書を読むことで
さらに納得いくことでしょう。
名探偵の掟 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社文庫)より
4062646188
No.120
(4pt)

本格推理への疑問、皮肉を投げかけた作品

東野圭吾さんによる短編小説。

いわゆる本格推理モノへの皮肉や疑問を所々へ挟み込んだ内容。
その指摘は現代においてもまったく通じる。

小説だけではなく名探偵コナンや金田一少年の事件簿などにも
当てはまることばかりだ。

なぜ密室ばかり、なぜ都合よく屋敷なのか、童謡にそって殺人しすぎ・・
お約束と言われる事柄を笑い飛ばすだけではなく
探偵ガリレオやどちらが彼女を殺したなどの作品において
東野圭吾自身が本書で批判していることへの回答と呼べる作品が存在する。

それらの作品と本書をあわせて読むと東野圭吾の考えがよりはっきりするだろう。
掟や伝統の殻を打ち破り新しいモノを創造してこそ表現者だ。

東野圭吾の出す作品が新しいテーマでいつも新鮮である理由が本書を読むことで
さらに納得いくことでしょう。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.119
(4pt)

本格推理への疑問、皮肉を投げかけた作品

東野圭吾さんによる短編小説。

いわゆる本格推理モノへの皮肉や疑問を所々へ挟み込んだ内容。
その指摘は現代においてもまったく通じる。

小説だけではなく名探偵コナンや金田一少年の事件簿などにも
当てはまることばかりだ。

なぜ密室ばかり、なぜ都合よく屋敷なのか、童謡にそって殺人しすぎ・・
お約束と言われる事柄を笑い飛ばすだけではなく
探偵ガリレオやどちらが彼女を殺したなどの作品において
東野圭吾自身が本書で批判していることへの回答と呼べる作品が存在する。

それらの作品と本書をあわせて読むと東野圭吾の考えがよりはっきりするだろう。
掟や伝統の殻を打ち破り新しいモノを創造してこそ表現者だ。

東野圭吾の出す作品が新しいテーマでいつも新鮮である理由が本書を読むことで
さらに納得いくことでしょう。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X
No.118
(5pt)

「見放されたこと」を考える職業の苦悩。

松田翔太でドラマ化もされた作品。

この作品は本格ミステリを小ばかにしながら
小説に生きる登場人物を描いています。

コミカルに本格ミステリのお約束のネタ晴らしをする
ブラックなネタをテンポよく読めます。

続編である「名探偵の呪縛」を読むと
筆者の真意がよく分かると思うので、良ければそちらも一緒に読んでみてください。
名探偵の掟 Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟より
4062074001
No.117
(5pt)

「見放されたこと」を考える職業の苦悩。

松田翔太でドラマ化もされた作品。

この作品は本格ミステリを小ばかにしながら
小説に生きる登場人物を描いています。

コミカルに本格ミステリのお約束のネタ晴らしをする
ブラックなネタをテンポよく読めます。

続編である「名探偵の呪縛」を読むと
筆者の真意がよく分かると思うので、良ければそちらも一緒に読んでみてください。
名探偵の掟 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名探偵の掟 (講談社ノベルス)より
406182015X