(短編集)

怪笑小説

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評判

怪笑小説の評価:

3.99/5点 レビュー 72件。 B ランク

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全145件 61〜80 4/8ページ
No.85
(4pt)

古さを感じさせない風刺的ブラック小説

最新刊の歪笑小説、黒笑小説、本書の順に遡って読んだのだが、文壇を皮肉ることに徹した歪笑小説に匹敵し、小説よりは非常におもしろいと感じた(逆に言えば黒笑小説の出来が非常に悪いということだ)。
このような風刺的小説は世相を背景にしたところがあるのだが、今から17年も前の1995年に出版されたというような古くささは感じない。構成は、短編9編とあとがきからなるが、あとがきでは著者が1編ごとに詳細に解説しているところが興味深い。
満員電車の中で人がどのようなことを考えているのかを話題にした鬱積電車、人の姿がその人の性格や考えを反映した動物に見える少年を描いた動物家族が印象に残った。人間は他人が何を考えているのか、自分がどう思われているのかが非常に気になるものである。そして鬱積電車の中の人が皆そうであるように、どちらかというと他人を否定的にみる傾向がある。おそらく他人を否定することにより、自分の優位性を確保するという本能的なものがあるのだと思う。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.84
(4pt)

古さを感じさせない風刺的ブラック小説

最新刊の歪笑小説、黒笑小説、本書の順に遡って読んだのだが、文壇を皮肉ることに徹した歪笑小説に匹敵し、小説よりは非常におもしろいと感じた(逆に言えば黒笑小説の出来が非常に悪いということだ)。
このような風刺的小説は世相を背景にしたところがあるのだが、今から17年も前の1995年に出版されたというような古くささは感じない。構成は、短編9編とあとがきからなるが、あとがきでは著者が1編ごとに詳細に解説しているところが興味深い。
満員電車の中で人がどのようなことを考えているのかを話題にした鬱積電車、人の姿がその人の性格や考えを反映した動物に見える少年を描いた動物家族が印象に残った。人間は他人が何を考えているのか、自分がどう思われているのかが非常に気になるものである。そして鬱積電車の中の人が皆そうであるように、どちらかというと他人を否定的にみる傾向がある。おそらく他人を否定することにより、自分の優位性を確保するという本能的なものがあるのだと思う。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.83
(3pt)

就寝前の妄想を膨らませた様な短編集。

誰でも寝る前に妄想をする事があると思います。もしも、こんな人が居たら…みたいな(ドリフ的な)話を詰め込んだ様な本。東野圭吾の息抜きにも感じる一冊。

「鬱積電車」は読者の立場によって、視点が変わると思います。自分とは違う性別、年齢の他の乗客が「こんな風に考えているのでは?」と考えると楽しい。

「一徹おやじ」巨人の星が、もしも…と言った内容。
年代的に少し解らない部分も有りますが、自分も少年時代、今では完全に間違っていると言われている、何の効果があるのか証明されていない指導を受けていたので(水飲むな等に代表される)かなり笑えました。オチも良い。

「逆転同窓会」私は理由があって教師が大嫌いです。東野圭吾自身も教師嫌いと後書きに書いています。理由は似ているし、出会った教師に恵まれているとも思っていない。嫌いと言うのならば、オチでとどめを刺して欲しかった。言い方を変えれば、オチが弱い。

「超たぬき理論」これについては、読んでいる最中(作者が本気なんじゃ?)と少し考えてしまいました。こういう人に何を言っても通用しないし、実際データも無いので論破仕様が無い(悪魔の証明なら主人公が用意するべきなのだが)東野圭吾自身が科学を学んでいたので、後書きでは科学者は常に純粋であると言う様な事が書かれています。
しかし、現在の日本、震災後の状況を見れば科学者だって自分達の利益や研究を続ける為ならば平気で捏造すると言う事が判明しています。過去の作品ですが、その部分は納得出来ない。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.82
(3pt)

就寝前の妄想を膨らませた様な短編集。

誰でも寝る前に妄想をする事があると思います。もしも、こんな人が居たら…みたいな(ドリフ的な)話を詰め込んだ様な本。東野圭吾の息抜きにも感じる一冊。

「鬱積電車」は読者の立場によって、視点が変わると思います。自分とは違う性別、年齢の他の乗客が「こんな風に考えているのでは?」と考えると楽しい。

「一徹おやじ」巨人の星が、もしも…と言った内容。
年代的に少し解らない部分も有りますが、自分も少年時代、今では完全に間違っていると言われている、何の効果があるのか証明されていない指導を受けていたので(水飲むな等に代表される)かなり笑えました。オチも良い。

「逆転同窓会」私は理由があって教師が大嫌いです。東野圭吾自身も教師嫌いと後書きに書いています。理由は似ているし、出会った教師に恵まれているとも思っていない。嫌いと言うのならば、オチでとどめを刺して欲しかった。言い方を変えれば、オチが弱い。

「超たぬき理論」これについては、読んでいる最中(作者が本気なんじゃ?)と少し考えてしまいました。こういう人に何を言っても通用しないし、実際データも無いので論破仕様が無い(悪魔の証明なら主人公が用意するべきなのだが)東野圭吾自身が科学を学んでいたので、後書きでは科学者は常に純粋であると言う様な事が書かれています。
しかし、現在の日本、震災後の状況を見れば科学者だって自分達の利益や研究を続ける為ならば平気で捏造すると言う事が判明しています。過去の作品ですが、その部分は納得出来ない。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.81
(3pt)

違うタイプの

「黒笑小説」の後に読みました。違うタイプの笑いです。

どれも、なるほどと納得のラスト。
特に「しかばね台分譲住宅」はこれはもう収まりがつかないんじゃないかと思いながらのラストページでしたが、
さすが、と唸らせられてしまいました。
ただ、「あるジーサンに線香を」と「動物家族」は読後、気分が下がってしまったので☆3つです。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.80
(3pt)

違うタイプの

「黒笑小説」の後に読みました。違うタイプの笑いです。

どれも、なるほどと納得のラスト。
特に「しかばね台分譲住宅」はこれはもう収まりがつかないんじゃないかと思いながらのラストページでしたが、
さすが、と唸らせられてしまいました。
ただ、「あるジーサンに線香を」と「動物家族」は読後、気分が下がってしまったので☆3つです。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.79
(5pt)

身近で笑える

身の回りで起きていそうなことを小説化している短編集である。
心理的な部分を鋭く表現しており、「そうそう」「あるある」と思いながら読み進めることができた。
ちょっとブラックな部分があるが、タイトルどおり笑いながら読み進めることができた。
通勤電車で読むのが合う一冊である。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.78
(5pt)

身近で笑える

身の回りで起きていそうなことを小説化している短編集である。
心理的な部分を鋭く表現しており、「そうそう」「あるある」と思いながら読み進めることができた。
ちょっとブラックな部分があるが、タイトルどおり笑いながら読み進めることができた。
通勤電車で読むのが合う一冊である。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.77
(5pt)

短編集。

短編集。
鬱積電車
 満員電車で席に座りたい人達の内心を描写している。最後が秀逸。
おっかけバアさん
 実際にいるだろうおっかけのおばさんの実体をよく描写している。
一徹おやじ
 野球馬鹿。結末が小説らしい小説。
逆転同窓会
 後書きがかきたかっために書いたのかもしれない,学校に対する反発。
 ある学年の教師が,教師同士の親睦を深めるための会にお客として当時の生徒を呼ぶという設定。 
超たぬき理論
 UFOが文福茶釜だという面白い話。
無人島大相撲中継
 かわいそうなラジオ放送担当者が無人島に行ってまで,過去の中継の実演をする話。
しかばね台分譲住宅
 死者を押し付け合うことから,運動競技が生まれた話。
あるジーサンに線香を
 若返りする手術は,一定期間たつともとへ戻るという話。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.76
(5pt)

短編集。

短編集。
鬱積電車
 満員電車で席に座りたい人達の内心を描写している。最後が秀逸。
おっかけバアさん
 実際にいるだろうおっかけのおばさんの実体をよく描写している。
一徹おやじ
 野球馬鹿。結末が小説らしい小説。
逆転同窓会
 後書きがかきたかっために書いたのかもしれない,学校に対する反発。
 ある学年の教師が,教師同士の親睦を深めるための会にお客として当時の生徒を呼ぶという設定。 
超たぬき理論
 UFOが文福茶釜だという面白い話。
無人島大相撲中継
 かわいそうなラジオ放送担当者が無人島に行ってまで,過去の中継の実演をする話。
しかばね台分譲住宅
 死者を押し付け合うことから,運動競技が生まれた話。
あるジーサンに線香を
 若返りする手術は,一定期間たつともとへ戻るという話。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.75
(4pt)

おもしろかった

純粋におもしろかった。

特に、最初の鬱積電車がおもしろかった。
自分も日ごろから電車に乗っているが、普段の電車でもこういった思いをしている乗客が乗っているのかなと思ってしまった。
オチも個人的におもしろかった。できればその後の物語を読んでみたい。

それと、作者は女性の心情描写をどうやって学んだのか、それが少し気になった。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.74
(4pt)

おもしろかった

純粋におもしろかった。

特に、最初の鬱積電車がおもしろかった。
自分も日ごろから電車に乗っているが、普段の電車でもこういった思いをしている乗客が乗っているのかなと思ってしまった。
オチも個人的におもしろかった。できればその後の物語を読んでみたい。

それと、作者は女性の心情描写をどうやって学んだのか、それが少し気になった。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.73
(3pt)

酷い家族の話しは面白かった

基本的には面白い本ですが 二つくらい暇な話しがあったので★3にしときました。 一番面白かったのが鬱憤電車ですね。 この話しはスラスラと読めました誰もが心の中では悪態をついていると思わせられた話しでした。 おばあさんに席を譲ってあげない人達には笑いました。 後は最後の動物家族が面白かったです。 これは主人公の周りに 善い人間がいない話しです。 世の中には酷い家族がいるもんだな。 と思いました。 結構面白い本なので、 読んでみてください。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.72
(2pt)

東野圭吾・私的コンセプト短編集

著者による「あとがき」がある珍しい短編集。
各ストリーのヒントとなった実体験に触れられている。
そこは面白かったが、本編はどれもさっぱり。
面白くないこともなく、面白くもなく。

「逆転同窓会」「超たぬき理論」は面白かった。

東野圭吾の他の小説とは味が違います。
「東野圭吾の小説」よりも「東野圭吾」に興味がある人にはお勧め。

怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.71
(2pt)

東野圭吾・私的コンセプト短編集

著者による「あとがき」がある珍しい短編集。
各ストリーのヒントとなった実体験に触れられている。
そこは面白かったが、本編はどれもさっぱり。
面白くないこともなく、面白くもなく。

「逆転同窓会」「超たぬき理論」は面白かった。

東野圭吾の他の小説とは味が違います。
「東野圭吾の小説」よりも「東野圭吾」に興味がある人にはお勧め。

怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.70
(4pt)

ちょとブラック

おっかけばーさんはちょとぶらっくでしたね。超たぬき理論や動物家族もぶらっくでした。とくに動物家族は主人公の視点で描いているのでおもしろいです。怪「怪しい」話でした。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.69
(4pt)

ちょとブラック

おっかけばーさんはちょとぶらっくでしたね。超たぬき理論や動物家族もぶらっくでした。とくに動物家族は主人公の視点で描いているのでおもしろいです。怪「怪しい」話でした。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.68
(5pt)

笑えない面白さ

「笑いの根底に悪意あり」
東野氏と京極氏の対談の際に挙がった御言葉…まさに、その言葉を小説に興した作品だ
最初から最後まで「悪意」尽くしだが、どこかで「笑い」にも、必ず通じている
毒笑小説が「笑い」に比重を置いた作品だとしたら、こちらは「悪意」に比重を置いた作品だろう
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.67
(5pt)

笑えない面白さ

「笑いの根底に悪意あり」
東野氏と京極氏の対談の際に挙がった御言葉…まさに、その言葉を小説に興した作品だ
最初から最後まで「悪意」尽くしだが、どこかで「笑い」にも、必ず通じている
毒笑小説が「笑い」に比重を置いた作品だとしたら、こちらは「悪意」に比重を置いた作品だろう
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.66
(1pt)

怪笑小説

空想かつ非現実的な作品構成の多い短編集。中でもしかばね台分譲住宅の作品が一番おもしろかった。死体を他の団地に捨てたら、すぐ警察に通報したら面白いなと一人で考えたら面白くなってきた。一般文学354作品目の感想。2011/03/21

怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680