分身

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分身の評価:

4.15/5点 レビュー 126件。 B ランク

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平均点4.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全200件 101〜120 6/10ページ
No.100
(4pt)

母の愛を求めて・・

鞠子と双葉、2人のヒロインが、謎だらけの出生の秘密に迫っていく過程を、舞台を北海道と東京の両方から、時系列に繋がりをもたせながら交互にそれぞれのストーリーが展開されていく小説。

文中にもある表現だが、まるでジグゾーパズルを組み合わせるように、2人が突き止めた謎を合体させると全貌が見えてくる仕掛けになっている。

全く別の場所で生活していて、お互いの存在も知らなかった鞠子と双葉は、他人の空似を遥かに超えて、全く同じ容姿をしていた。

その謎は、やはり思った通りの展開だったけど、それ以外にも、そうなった背景など色々と謎解きがあり、どちらがヒロインのターンの話でも、ぐんぐん引き込まれていった。

鞠子は「母親に愛されていないのでは…。」とずっと悩んでいたけど、その答えが見つかった時、なんともやるせない気持ちになった。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.99
(4pt)

母の愛を求めて・・

鞠子と双葉、2人のヒロインが、謎だらけの出生の秘密に迫っていく過程を、舞台を北海道と東京の両方から、時系列に繋がりをもたせながら交互にそれぞれのストーリーが展開されていく小説。

文中にもある表現だが、まるでジグゾーパズルを組み合わせるように、2人が突き止めた謎を合体させると全貌が見えてくる仕掛けになっている。

全く別の場所で生活していて、お互いの存在も知らなかった鞠子と双葉は、他人の空似を遥かに超えて、全く同じ容姿をしていた。

その謎は、やはり思った通りの展開だったけど、それ以外にも、そうなった背景など色々と謎解きがあり、どちらがヒロインのターンの話でも、ぐんぐん引き込まれていった。

鞠子は「母親に愛されていないのでは…。」とずっと悩んでいたけど、その答えが見つかった時、なんともやるせない気持ちになった。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.98
(5pt)

現代または近未来における課題

分身という標題から,何か同じような人が現れるということが了解できた。
現代または近未来における課題として,
人が踏み出してはいけない一線がどこにあるかを考えるための題材を提供していると考えることもできる。

親子の絆を何に求めるか。
子供を育てることは,自分の分身を作ることになるという,
これまでの歴史の重みが伝わってこない。

母親には生んだという重みがあるかもしれないが,
父親には生んだという重みがないのだから,
もっと父親に関する描写があってもよかったかも。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.97
(5pt)

現代または近未来における課題

分身という標題から,何か同じような人が現れるということが了解できた。
現代または近未来における課題として,
人が踏み出してはいけない一線がどこにあるかを考えるための題材を提供していると考えることもできる。

親子の絆を何に求めるか。
子供を育てることは,自分の分身を作ることになるという,
これまでの歴史の重みが伝わってこない。

母親には生んだという重みがあるかもしれないが,
父親には生んだという重みがないのだから,
もっと父親に関する描写があってもよかったかも。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.96
(5pt)

2方向から真実に迫る

複数の視点から徐々に真実にたどり着く展開が大好きな自分は、
先が気になって一気に読んでしまいました。

主人公の二人は姿はそっくりなのに違う性格でそれぞれの手法で
真実に迫っていくという部分が楽しめました。
そして、二人の主人公の「元」になった女性の悲しさに心が痛みました。

小説は相性があると思いますが、東野圭吾さんの作品は、
私にはぴったりとくると再確認させられた作品でした。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.95
(5pt)

2方向から真実に迫る

複数の視点から徐々に真実にたどり着く展開が大好きな自分は、
先が気になって一気に読んでしまいました。

主人公の二人は姿はそっくりなのに違う性格でそれぞれの手法で
真実に迫っていくという部分が楽しめました。
そして、二人の主人公の「元」になった女性の悲しさに心が痛みました。

小説は相性があると思いますが、東野圭吾さんの作品は、
私にはぴったりとくると再確認させられた作品でした。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.94
(5pt)

サスペンス大作

「瓜二つ」では無く、「まったく同じ」人間が存在する。そこに秘められた謎とは。現代医学の危険な領域を描いたサスペンス長編。―

東野圭吾の不思議系作品としては処女作。
二人の同じ姿形をした人間それぞれの章によって語られる。ストーリーは激しく入れ替わり、躍動感満点。まさにサスペンスといった作品だ。


分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.93
(5pt)

サスペンス大作

「瓜二つ」では無く、「まったく同じ」人間が存在する。そこに秘められた謎とは。現代医学の危険な領域を描いたサスペンス長編。―

東野圭吾の不思議系作品としては処女作。
二人の同じ姿形をした人間それぞれの章によって語られる。ストーリーは激しく入れ替わり、躍動感満点。まさにサスペンスといった作品だ。


分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.92
(4pt)

悲しい未来

読んでいる間は非常に面白く、ラストシーンも映像的に美しかったのですが、
この二人に待ち受ける未来を考えると、なんだか本当に同情します。
マスコミの餌食のうえ、長生きはできなさそうです。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.91
(4pt)

悲しい未来

読んでいる間は非常に面白く、ラストシーンも映像的に美しかったのですが、
この二人に待ち受ける未来を考えると、なんだか本当に同情します。
マスコミの餌食のうえ、長生きはできなさそうです。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.90
(4pt)

分身

なかなかの秀作。現代医学関連の小説でも扱ったことのないテーマだと思う。全篇をそれぞれの女性クローンの立場で交代に記述された珍しい構成である。一般文学310作品目の感想。2010/12/23

分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.89
(4pt)

分身

なかなかの秀作。現代医学関連の小説でも扱ったことのないテーマだと思う。全篇をそれぞれの女性クローンの立場で交代に記述された珍しい構成である。一般文学310作品目の感想。2010/12/23

分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.88
(5pt)

産みの親より育ての親 神の領域

生まれてくるべきでなかった人間なんているのだろうか?いや、いないだろう。昔から産みの親より育ての親なんて言うが、この作品ではクローンがテーマとなっているので親は3種類になる。遺伝子をくれた親、産んでくれた親、育ててくれた親。どれが本当の親なんだろう?私は男性なので「腹を痛めた」ことがないから、本当のところはわからないが、子の親としては、育てることで子と対峙していくことが本当の親のような気がする。そういう意味では、混乱をやや無理矢理収束させている本作だが、育ての親への愛情や感謝、生まれて生きていく悦びを感じさせるハッピーエンドなところはホッとさせられた。2人の「分身」の立場でそれぞれ語られていく展開はスリリングでテンポが良く、最後まで一気に読ませてくれた。東野氏の代表作のひとつ。氏の作品を読むなら外せない傑作だと思う。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.87
(5pt)

産みの親より育ての親 神の領域

生まれてくるべきでなかった人間なんているのだろうか?いや、いないだろう。昔から産みの親より育ての親なんて言うが、この作品ではクローンがテーマとなっているので親は3種類になる。遺伝子をくれた親、産んでくれた親、育ててくれた親。どれが本当の親なんだろう?私は男性なので「腹を痛めた」ことがないから、本当のところはわからないが、子の親としては、育てることで子と対峙していくことが本当の親のような気がする。そういう意味では、混乱をやや無理矢理収束させている本作だが、育ての親への愛情や感謝、生まれて生きていく悦びを感じさせるハッピーエンドなところはホッとさせられた。2人の「分身」の立場でそれぞれ語られていく展開はスリリングでテンポが良く、最後まで一気に読ませてくれた。東野氏の代表作のひとつ。氏の作品を読むなら外せない傑作だと思う。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.86
(5pt)

思わず、「自分だったら、」と考えてしまう

現代医学を扱った斬新なアイディア。今読んでも最先端だ。
この「分身」に関する仕掛け。
この謎を追う興奮はもちろんのこと、
それが分かっていて、読み返してもなお面白い。
自分の生い立ちを調べ、その事実が明らかになる。
P355「私はこの世で唯一の人間ではない」
それによって浮かび上がってくる、様々な苦悩。
これがとても力強い。
その苦悩に、この物語の核心が全て詰まっている。
すべての人間が綺麗事を言わず、正直に話している。
彼女たちはどう扱われるべきなのか。
現代医学はどう扱われるべきなのか。
彼女たちの存在が、そのまま最先端の現代医学に直結する。
思わず、「自分だったら、」と考えてしまう。
関係する人間全員の言葉の一つ一つに、作者の思いが込められている。
これほど、びしびしと伝わってくる小説はめったにない。
そこにあるメッセージ性の強さが群を抜いている。
そして、マイナス面ばかりでなく、プラスの面も見せてくる。
一概に悪いこととは言えない。だから考えさせられる。
他にも、親子の絆などにも触れていて、とても感動的でした。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.85
(5pt)

思わず、「自分だったら、」と考えてしまう

現代医学を扱った斬新なアイディア。今読んでも最先端だ。
この「分身」に関する仕掛け。
この謎を追う興奮はもちろんのこと、
それが分かっていて、読み返してもなお面白い。
自分の生い立ちを調べ、その事実が明らかになる。
P355「私はこの世で唯一の人間ではない」
それによって浮かび上がってくる、様々な苦悩。
これがとても力強い。
その苦悩に、この物語の核心が全て詰まっている。
すべての人間が綺麗事を言わず、正直に話している。
彼女たちはどう扱われるべきなのか。
現代医学はどう扱われるべきなのか。
彼女たちの存在が、そのまま最先端の現代医学に直結する。
思わず、「自分だったら、」と考えてしまう。
関係する人間全員の言葉の一つ一つに、作者の思いが込められている。
これほど、びしびしと伝わってくる小説はめったにない。
そこにあるメッセージ性の強さが群を抜いている。
そして、マイナス面ばかりでなく、プラスの面も見せてくる。
一概に悪いこととは言えない。だから考えさせられる。
他にも、親子の絆などにも触れていて、とても感動的でした。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.84
(4pt)

科学技術は正しく使おう

読み終わって,分身というタイトルには,著者の科学技術に対するいろいろな思いが込められていると感じた.著者は大学で電気工学を専攻し,エンジニアとして勤務していたという経歴の持ち主であるので,科学技術は万能ではなく,それを利用する人の判断により,危険と隣り合わせであるということについて身をもって感じているのではなかろうか.詳細はネタばれのため,書かないが,本書の終わり方は,読者にこのテーマについて,熟考してほしいという著者の願いであろう.特に次代を担う子供や若者に読んでいただきたい.
小説の中で次のような記述がある.「自分の生が間違いないといいきれる人間なんて,この世にいるんだろうか.同時にこうも思う.自分が誰かの分身でないといいきれる人間なんているんだろうか,と.むしろ誰も彼も,自分の分身を求めているんじゃないのかな.それが見つからないから,みんなは孤独なのだ.」深遠で哲学的な記述ではあるが,多くの人に生きる勇気を与えてくれるであろう.
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.83
(4pt)

科学技術は正しく使おう

読み終わって,分身というタイトルには,著者の科学技術に対するいろいろな思いが込められていると感じた.著者は大学で電気工学を専攻し,エンジニアとして勤務していたという経歴の持ち主であるので,科学技術は万能ではなく,それを利用する人の判断により,危険と隣り合わせであるということについて身をもって感じているのではなかろうか.詳細はネタばれのため,書かないが,本書の終わり方は,読者にこのテーマについて,熟考してほしいという著者の願いであろう.特に次代を担う子供や若者に読んでいただきたい.
小説の中で次のような記述がある.「自分の生が間違いないといいきれる人間なんて,この世にいるんだろうか.同時にこうも思う.自分が誰かの分身でないといいきれる人間なんているんだろうか,と.むしろ誰も彼も,自分の分身を求めているんじゃないのかな.それが見つからないから,みんなは孤独なのだ.」深遠で哲学的な記述ではあるが,多くの人に生きる勇気を与えてくれるであろう.
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.82
(4pt)

出生の秘密モノの新パターン・・・

 最近の海外トピックスで、精子バンクの一番人気はベッカム似なんてのがありましたが、この物語は、氏家鞠子サイドと小林双葉サイドの交互の章から展開させ、瓜二つとされる未遭遇の2人が、各々別々に同時期に、自分自身の出生の謎を追いながら、次第にその背景が、解明されていくというものです。
 発表が連載小説らしく、各章適度な長さでまとめられ、各章を読み進めるにつれ、一つづつくらい謎の糸がほぐれ、先の推理もしやすく ミズテリーとしてオーソドックスな轍を踏んでいるんだと思います。
 行き過ぎた医療を扱う点では、氏の「変身」はやるせなかったが、本作は、親子の絆に希望がもてる風の読後感もあり、好印象。
 
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.81
(4pt)

出生の秘密モノの新パターン・・・

 最近の海外トピックスで、精子バンクの一番人気はベッカム似なんてのがありましたが、この物語は、氏家鞠子サイドと小林双葉サイドの交互の章から展開させ、瓜二つとされる未遭遇の2人が、各々別々に同時期に、自分自身の出生の謎を追いながら、次第にその背景が、解明されていくというものです。
 発表が連載小説らしく、各章適度な長さでまとめられ、各章を読み進めるにつれ、一つづつくらい謎の糸がほぐれ、先の推理もしやすく ミズテリーとしてオーソドックスな轍を踏んでいるんだと思います。
 行き過ぎた医療を扱う点では、氏の「変身」はやるせなかったが、本作は、親子の絆に希望がもてる風の読後感もあり、好印象。
 
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196