分身

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分身の評価:

4.15/5点 レビュー 126件。 B ランク

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平均点4.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全200件 81〜100 5/10ページ
No.120
(5pt)

最後に2人が出会うシーンはなんとも幻想的

東野圭吾さんによる小説。クローン人間という禁忌の領域を踏み越えてしまった悲劇。
ただこの小説が書かれていたのが1990年代前半であり、今の時代とは感じ方が違うというのは
あると思います。クローン羊ドリーの誕生もあったし、違和感は減っているのだろう。

物語は小林双葉、氏家鞠子の登場する話しが交互にされ、二人が似ている理由などが明かされていく。

最後に2人が出会うシーンはなんとも幻想的。

小説全体を通じて二人ともそれぞれの母親によく愛されていたことが分かり読後感は良いです。
鞠子の父からの手紙(赤毛のアンの裏に書かれていた)はぐっとくる。

東野圭吾の手紙という作品もあるのですが、それの原点みたいな部分が本書にあるように思える。

北海道札幌の時計台が思ったより印象に残らない、微妙であるというのも他作品に出ていたと思う。
(たしか秘密という作品)これは作者自身がかつて行った時の印象と重ねているのだろう。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.119
(5pt)

最後に2人が出会うシーンはなんとも幻想的

東野圭吾さんによる小説。クローン人間という禁忌の領域を踏み越えてしまった悲劇。
ただこの小説が書かれていたのが1990年代前半であり、今の時代とは感じ方が違うというのは
あると思います。クローン羊ドリーの誕生もあったし、違和感は減っているのだろう。

物語は小林双葉、氏家鞠子の登場する話しが交互にされ、二人が似ている理由などが明かされていく。

最後に2人が出会うシーンはなんとも幻想的。

小説全体を通じて二人ともそれぞれの母親によく愛されていたことが分かり読後感は良いです。
鞠子の父からの手紙(赤毛のアンの裏に書かれていた)はぐっとくる。

東野圭吾の手紙という作品もあるのですが、それの原点みたいな部分が本書にあるように思える。

北海道札幌の時計台が思ったより印象に残らない、微妙であるというのも他作品に出ていたと思う。
(たしか秘密という作品)これは作者自身がかつて行った時の印象と重ねているのだろう。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.118
(5pt)

いっきに引きこまれた

その日は調子が悪く会社を休んだのですが、数カ月前に買ってページを開いていなかった「分身」をたまたま手にとって開いたが最後、半日ぶっ続けで読みふけってしまいました。すぐに引き込まれました。
最後のシーンがとてもよいです。とてもシンプルなのですが、このシーンで終わらせたかった作者の気持ちがよくわかります。ちょっとあっけないその終わり方が、その証拠ですね。小説好きにはたまりません。
だから、WOWOWのドラマの終わり方は違ったのかな?
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.117
(5pt)

いっきに引きこまれた

その日は調子が悪く会社を休んだのですが、数カ月前に買ってページを開いていなかった「分身」をたまたま手にとって開いたが最後、半日ぶっ続けで読みふけってしまいました。すぐに引き込まれました。
最後のシーンがとてもよいです。とてもシンプルなのですが、このシーンで終わらせたかった作者の気持ちがよくわかります。ちょっとあっけないその終わり方が、その証拠ですね。小説好きにはたまりません。
だから、WOWOWのドラマの終わり方は違ったのかな?
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.116
(5pt)

人間の傲慢さと愛情

読み始めて最初、これは「双子」の話かなと思っていたのですが、読み進めるうちに、いやいやこれはとんでもない話だなと思い始めました。

東京と北海道に住むそっくりな二人(双葉と鞠子)が主人公です。
その二人が、出生の秘密を求めて行きます。
二人の捜索の道は、クロスすることはありません。
二人が出会うのは、最後の最後です。
この二人の捜索の道が交互に表され、それが実に上手く物語を進行してゆきます。

ここに登場するのは、不遜な野心に突き動かされる人間たちです。
その結果、生まれた二人の苦しみが実に良く描かれています。
科学の進歩は、どこまで許されるのか?
この物語に描かれたようなことが起こってはいけないと思います。
「倫理」の問題と言うことで片づけられるべきではないと思います。
そうした非常に大きなテーマで「人間」の野心の恐ろしさを描いているのですが、一方で、親子の愛情が全面に表現されているのが救いでした。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.115
(5pt)

人間の傲慢さと愛情

読み始めて最初、これは「双子」の話かなと思っていたのですが、読み進めるうちに、いやいやこれはとんでもない話だなと思い始めました。

東京と北海道に住むそっくりな二人(双葉と鞠子)が主人公です。
その二人が、出生の秘密を求めて行きます。
二人の捜索の道は、クロスすることはありません。
二人が出会うのは、最後の最後です。
この二人の捜索の道が交互に表され、それが実に上手く物語を進行してゆきます。

ここに登場するのは、不遜な野心に突き動かされる人間たちです。
その結果、生まれた二人の苦しみが実に良く描かれています。
科学の進歩は、どこまで許されるのか?
この物語に描かれたようなことが起こってはいけないと思います。
「倫理」の問題と言うことで片づけられるべきではないと思います。
そうした非常に大きなテーマで「人間」の野心の恐ろしさを描いているのですが、一方で、親子の愛情が全面に表現されているのが救いでした。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.114
(4pt)

良いんでね

話自体はおもしろいと思う。
すらすら読めて最後は東野作品らしく人情味あるし。
ただ、北海道の描写がいい加減な気がした。
僕自身5年ぐらい前に旅行で約1週間ぐらいしか訪れたことないけど、
それでもすごくいい加減に感じられたんだ。
致命的なのは函館本線と室蘭本線の描写。
ここ2012年になっても非電化区間なのに、
作品では電化されている。あと、海の反対側はたいていは山です。
そこがマイナスポイントかな。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.113
(4pt)

良いんでね

話自体はおもしろいと思う。
すらすら読めて最後は東野作品らしく人情味あるし。
ただ、北海道の描写がいい加減な気がした。
僕自身5年ぐらい前に旅行で約1週間ぐらいしか訪れたことないけど、
それでもすごくいい加減に感じられたんだ。
致命的なのは函館本線と室蘭本線の描写。
ここ2012年になっても非電化区間なのに、
作品では電化されている。あと、海の反対側はたいていは山です。
そこがマイナスポイントかな。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.112
(5pt)

母の愛が強く印象に残った

最初から最後まで重く暗い雰囲気。
今までの東野作品に比べると変化が物足りないかも知れないけど
長編なだけに丁寧に細かく描写してあり、頭に入りやすかった。
最後の終わり方が爽やかでした。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.111
(5pt)

母の愛が強く印象に残った

最初から最後まで重く暗い雰囲気。
今までの東野作品に比べると変化が物足りないかも知れないけど
長編なだけに丁寧に細かく描写してあり、頭に入りやすかった。
最後の終わり方が爽やかでした。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.110
(5pt)

スピード感があり、次へ次へ書き立てられるように読了。結末は思いのほか、あっけない余韻

東野圭吾の作品も、サスペンスも随分久しぶりでした。
鞠子の章、双葉の章と交互に構成されており、スピード感があり、次へ次へ書き立てられ、読み進んだ。
複雑な人間関係が、不思議と整理されて読み進むことができるのは、精緻に注意深く文章が構成されているからでしょう。

個人的には最後の結末が、何かあっけない、感じが残りました。
そのあっけない余韻が著者の意図したものであろうとは思うものの、もうひとつ最後の驚きがあるかと期待していたので、肩すかしをくった感じであった。
ただ、それを補ってもあまりあるスピード感、星5とします。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.109
(5pt)

スピード感があり、次へ次へ書き立てられるように読了。結末は思いのほか、あっけない余韻

東野圭吾の作品も、サスペンスも随分久しぶりでした。
鞠子の章、双葉の章と交互に構成されており、スピード感があり、次へ次へ書き立てられ、読み進んだ。
複雑な人間関係が、不思議と整理されて読み進むことができるのは、精緻に注意深く文章が構成されているからでしょう。

個人的には最後の結末が、何かあっけない、感じが残りました。
そのあっけない余韻が著者の意図したものであろうとは思うものの、もうひとつ最後の驚きがあるかと期待していたので、肩すかしをくった感じであった。
ただ、それを補ってもあまりあるスピード感、星5とします。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.108
(4pt)

引き込まれる

二人の視点からどんどん真相に近付いていく
展開にはおもしろくて引き込まれましたが、
道徳に反した私利私欲の研究が招いた悲劇に
ぞっとして鳥肌が立ちました。
誰もが悲しくて誰もが救われていないような、
釈然としないまま読了しました。
ただ、「人から愛されている」ということへの
重要さをすごく感じる本だと思います。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.107
(4pt)

引き込まれる

二人の視点からどんどん真相に近付いていく
展開にはおもしろくて引き込まれましたが、
道徳に反した私利私欲の研究が招いた悲劇に
ぞっとして鳥肌が立ちました。
誰もが悲しくて誰もが救われていないような、
釈然としないまま読了しました。
ただ、「人から愛されている」ということへの
重要さをすごく感じる本だと思います。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.106
(5pt)

読み返したくなるおもしろさ

氏家鞠子と小林双葉、二人の主人公を軸に話が展開していきます。
全く接点がないにもかかわらず、うりふたつの二人がいつ出会うのか。
事件の真相よりもそこが一番気になりました。
解説にもあるように、途中、読み返してみたくなります。
まだ続きがありそうな終わり方だったんですが、この終わり方も潔くてよかったです。
続編があれば、ぜひ読んでみたいと思います。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.105
(5pt)

読み返したくなるおもしろさ

氏家鞠子と小林双葉、二人の主人公を軸に話が展開していきます。
全く接点がないにもかかわらず、うりふたつの二人がいつ出会うのか。
事件の真相よりもそこが一番気になりました。
解説にもあるように、途中、読み返してみたくなります。
まだ続きがありそうな終わり方だったんですが、この終わり方も潔くてよかったです。
続編があれば、ぜひ読んでみたいと思います。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.104
(5pt)

初めて東野圭吾さんの作品を読みました。

遺伝子操作、体外受精を題材にした医療サスペンス。
オチもしっかりしていて後味が凄く良かったです。

実は東野圭吾の作品を読むのは今回が初めてでした。
やはり面白いですね!
鞠子と双葉はいつ会うのだろうとソワソワしながら読むと先が気になって本を閉じることが出来ませんでした。

所々、医療に関する難解な説明もあるがなぜかスラスラ読めました。
これが東野圭吾の魅力でしょうか。

行きつけの書店でごり押しされていたので購入。
ドラマもやるみたいですね。

もしも自分に分身が居たら・・・と思うと面白い作品。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.103
(5pt)

初めて東野圭吾さんの作品を読みました。

遺伝子操作、体外受精を題材にした医療サスペンス。
オチもしっかりしていて後味が凄く良かったです。

実は東野圭吾の作品を読むのは今回が初めてでした。
やはり面白いですね!
鞠子と双葉はいつ会うのだろうとソワソワしながら読むと先が気になって本を閉じることが出来ませんでした。

所々、医療に関する難解な説明もあるがなぜかスラスラ読めました。
これが東野圭吾の魅力でしょうか。

行きつけの書店でごり押しされていたので購入。
ドラマもやるみたいですね。

もしも自分に分身が居たら・・・と思うと面白い作品。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196
No.102
(5pt)

科学と人間のパラドクス

もし、自分が科学の力で生まれてきたのなら、もし、自分が両親の子ではないのなら・・・
果たして生きる幸せには影響無いのだろうか。

氏家鞠子と小林双葉の2人のヒロインは、両親からの愛され方に疑問を抱くようになる。そして、その原因をつきとめるため、自分の出生を調べようと北海道と東京を舞台に、そのストーリーを探りにいく・・・。

科学の手が、生命の摂理に触れるものならば、人の心は、あっけなく、脆く、儚く崩れ落ちる。生まれてきた鞠子と双葉は罪は無いにも拘らず、科学とそれを操ろうとする人間に翻弄される。
科学の進歩は人間の幸福をもたらすはずだが、それを操る人間自身をコントロールする科学は存在しない。人間の知的好奇心は上限がない。だから、結局、科学が進歩すればするほど、人間自身が科学に強く支配されなければならないという皮肉なパラドックスを読了後に感じた。

最後には全てが無に帰する結果となってしまった。ラベンダー畑で双葉がかじったレモンの味は、果たして鞠子のそれと同じだったのでしょうか。同じ運命を辿ってきた2人のその後は、そっとしておきたいものです。
分身 Amazon書評・レビュー: 分身より
4087740315
No.101
(5pt)

科学と人間のパラドクス

もし、自分が科学の力で生まれてきたのなら、もし、自分が両親の子ではないのなら・・・
果たして生きる幸せには影響無いのだろうか。

氏家鞠子と小林双葉の2人のヒロインは、両親からの愛され方に疑問を抱くようになる。そして、その原因をつきとめるため、自分の出生を調べようと北海道と東京を舞台に、そのストーリーを探りにいく・・・。

科学の手が、生命の摂理に触れるものならば、人の心は、あっけなく、脆く、儚く崩れ落ちる。生まれてきた鞠子と双葉は罪は無いにも拘らず、科学とそれを操ろうとする人間に翻弄される。
科学の進歩は人間の幸福をもたらすはずだが、それを操る人間自身をコントロールする科学は存在しない。人間の知的好奇心は上限がない。だから、結局、科学が進歩すればするほど、人間自身が科学に強く支配されなければならないという皮肉なパラドックスを読了後に感じた。

最後には全てが無に帰する結果となってしまった。ラベンダー畑で双葉がかじったレモンの味は、果たして鞠子のそれと同じだったのでしょうか。同じ運命を辿ってきた2人のその後は、そっとしておきたいものです。
分身 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 分身 (集英社文庫)より
4087485196