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相棒は女刑事



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【この小説が収録されている参考書籍】
相棒は女刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

相棒は女刑事の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

探して読むほどではないが、読んで損もしない程度に楽しめる

悪くは無いけど、忘れられた作品になっても仕方が無いかなと。
人は良いが要領の悪い弁護士と、女刑事が協力して殺人事件を捜査する。。。という道具立てなら。主人公二人はこんなキャラクターになるだろうし、こんな関係になるだろうと、読む前に予想したらまさにその通り。
「人は良いが要領の悪い弁護士」とペアになる女刑事なら、こんなキャラクターと読者が勝手に想像することを作者も期待したのか、女刑事の描写は料理が下手(無関心)と服装の描写以外はあまり無し。
二人の関係の変化についても、示唆する描写が乏しいので、”なぜ”とか”どのように”は良く分からないままエンディングに。
キャラクター面で面白みがあるのは、主人公の秘書ぐらいかと。この人だけは、言動の変化にこだわって書いてあるような気がします。
暇つぶしで読むには良いかもしれませんが、探して読むほどではないかと。
相棒は女刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:相棒は女刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150786518
No.2:
(5pt)

コミカルでアットホーム。

コミカルでアットホームなストーリーです。アメリカの弁護士のライバル意識が興味深いです。
相棒は女刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:相棒は女刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150786518
No.1:
(3pt)

ビラブル・アワー

この小説の原題は“ザ・ラスト・ビラブル・アワー”という。ビラブルアワーとは“報酬を請求しうる時間”という意味らしい。主人公の見習い弁護士ハワードの勤める法律事務所の給与システムに関する言葉で、ビラブルアワーを一分でも多く申告するために、ハワードたちは身を粉にして働いている。そんな中で起きた殺人事件。法律事務所の辣腕弁護士スライドが殺された。事件を担当する女刑事サラは、ハワードに捜査の協力を頼むのだが……という筋立て。
著者スーザン・ウルフの文は、簡潔で無駄がない。くどくどと描写することがないので、非常にすっきりとした印象だ。簡潔な文章でありながら、それぞれの人物をきちんと描き分けているのは、著者の手腕であると言えるのではないか。しかし、内面の描写などはやはり物足りないという感じが否めず、読んでいてどうにも入り込めない。淡々とストーリーだけを追いかける、という感じがしてしまう。物語の軸となる過去の裁判の謎の部分については、他のいくつもの裁判の話が出てくるので、少々読み取りにくい。
ハワードとサラのほのかなロマンスは、物語にちょっとした温みを与えていて微笑ましい。
相棒は女刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:相棒は女刑事 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150786518

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