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闇夜



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【この小説が収録されている参考書籍】
闇夜 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)

闇夜の評価: 4.20/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(3pt)

堂場クンは警察の裏金や権力との癒着には触れません。

『青の懺悔』の口直しに「失踪課シリーズ」を手に取る。『懺悔』よりはややマシな程度だが、この作家の著作がなぜ売れるのかがわかる。警察そのものに対する批判精神に欠け、権力迎合的だからだ。
闇夜 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:闇夜 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)より
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No.14:
(4pt)

高城の仲間の思いやりが痛いほどわかる

娘の遺体が発見されてから酒浸りになっていた高城のもとに部下の愛美と醍醐が訪れ、幼女誘拐事件が発生したことで連れ出された。手掛かりがないうちに死体で発見される。暫くして、また誘拐事件が発生、幼女は逃げ出して保護される。捜査していくうちに警察官の自殺との関連性浮かび上がる。
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No.13:
(2pt)

堂場作品を読むとついついアラ探しばかりするような…

娘の失踪と悲劇的な再会による精神的ダメージで再起不能かと思われるほどの状態に陥っていた主人公。新たに発生した少女失踪事件に駆り出されたのを機に、再び執念の捜査を開始する。
 冒頭のダメ主人公ぶりは、1995年の米映画「ダイ・ハード3」を連想させる。映画と違うのは、こちらは愛娘を殺された父親だということ。精神的ダメージの大きさが違う。そのダメージゆえか、行方不明になった少女の母親との会話に思わず「え?」となる。父親がみなと一緒に娘を捜索するため外出している中、自宅に待機している母親に対し主人公は、「外で探しましょう。家にいると、考え込むだけですよ」と外へ行くことを勧める。父親が外で捜索に加わっているのだから、母親は自宅にいたほうがいいのでは?と思うが…。さすがに母親もおかしいと思ったのだろう、「ここへ帰って来るかもしれないし」と返すが、「ここには、誰か留守番の人にいてもらえばいいでしょう」と主人公は意に介さない。普通は、居ても立っても居られなくなって外へ飛び出そうとする母親を、「お子さんが帰って来たとき、お母さんが真っ先に迎えてあげるべき」と諭すのが捜査員じゃないのか、と思う。両親が2人揃って探しに行く意味が分からん。
 また、中年おっさん主人公と組んで捜査にあたる若い女性捜査官(本作の場合は18歳年下)との微妙なロマンスというお馴染みの設定は、堂場瞬一作品ではいつものことである。戸惑う主人公と、いわゆるツンデレタイプの若い相棒という組み合わせは健在。是非はともかく、堂場作品を続けて何冊も読むと、そのたびに同じような設定と組み合わせのカップルなのでやや食傷気味。
 申し訳ないなと誰にともなく謝りたくなってしまうのだが、堂場作品を読むとついついアラ探しばかりするようなブックレビューになってしまう。以下ネタバレ注意。
 本作では、つい最近自殺した警察官の話題をきっかけに、少女誘拐殺人事件の捜査が一気に動くのだが、その警察官は「兄貴、ごめん」という遺書じみたメモを残して自殺していた。自殺の理由は分かっていない。常識的に考えるなら、遺書を読んだ時点でその兄貴が何かしら事情を知っているものとみて確認するだろう。でもなぜか本作ではこの点について誰も触れず、兄貴がいたことなど皆忘れてしまったのか、本作の後半になるまで誰も気付かない。そして、本作の主題である誘拐殺人事件の捜査とリンクし始めた終盤、急に思い出したかのようにその兄が注目されるのである。真犯人の意外性を強調しようと意識し過ぎた結果、通常なら気付くことまで気付かないことにして物語を構成したとしか言いようがない。
 と、このように本作もいつもの堂場作品に負けず劣らずのツッコミどころ作品に仕上がっていると言えよう。
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No.12:
(5pt)

傑作です。

高城賢吾シリーズ、いよいよ、9巻目に突入。これが、ここまでのベストだと思います。失踪課の個性豊かな面々、活きています。このシリーズ、登場人物が限られているので、犯人はだいたい見当がつくのですが、今回は、終盤まで登場しません。8巻の続きなので、8巻から読んで、初めて納得がいきます。でも、考えてみると、1巻から、ずっと繋がっているのですね。次巻で、いよいよ最終巻。期待しています。
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No.11:
(4pt)

ただいま読書中

まだ途中でです。年齢が年齢で少しずつしか進みません。目がすぐにぼやけてしまう。
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No.10:
(4pt)

いつものごとくです。

お馴染みのメンバーが出演しています。このようなタイトルは最初の2ページを読み「おや、もしかして」と感じ最後の2ページを読みやはりなと2度読んだことを確認し、しまったと思うことがあります。タイトルにナンバーを振ってもらいたいですね。
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No.9:
(5pt)

頑張れ、おじさん

堂場氏の丁寧さに、癒されます。

ひどい事件。
目を背けたくなるようなひどい事件。

それに対して、傷だらけの50代中年が、しつこく、立ち向かっていく。
諦めちゃいけない。
応援してくれる人もいる。

悲しくも、勇気をもらえる作品でした。
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No.8:
(5pt)

高城さんが大好きだから

どうなるのか,早く次が知りたい。高城さんと明神さんとの絡みが楽しくてついついそして寝不足。
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No.7:
(5pt)

闇夜

堂場瞬一のファン。次刊で最終との事で次も期待している。前後の繋がりが面白い。
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No.6:
(4pt)

少し安易

堂場さんの書籍は、非常に好きで、良く読んでいます。
前回の刊の謎を、説明するような展開になっている本刊ですが、
読みやすく、納得できる展開だと思います。
ただし、展開の仕方が少し安易な気がして星4つにしました。
次回作で今回の積み残しがどうなるか、楽しみです。
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No.5:
(4pt)

事件の行方も面白いのだが・・・・・

初めてこのシリーズ(筆者も)を読みました。
 従って、筆者の癖とか、主人公の今までの活躍や生き様を全く知らずに読みましたが、面白く読めました。

 私なりに楽しめたのは、事件そのものよりも、主人公と室長や主人公と部下の女性との一見冷たく・事務的に見えながらも、その裏にありそうな人間的な温かみでした。

 特に、愛実(めぐみ)とは、もしかしたら・・・と勘ぐるのは私だけでしょうか?次巻は、最終巻ということですが、事件そのものよりもそっちの行方が気になります。(苦笑)
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No.4:
(5pt)

次作が楽しみ

警視庁失踪課もいよいよ次作で最終回ということで少し残念ではあるが、とにかく次作に期待をしたい。
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No.3:
(3pt)

前作ラストのもやもやは解消されたでしょうか・・・

全体的に面白いと思います。

ただ、前作から次作(最終刊?)まで3冊続けて読んだ方がすっきりすると思いますので、購入は次作が発売される2013年6月以降が良いかと。

今作の少しう〜んと感じた点は、「犯人が捕まった際の犯行の動きが雑」です。これなら1回目の犯行で目撃者が出ると思いますよ。

あとラスト。これは人によって感じ方が違うでしょうし、次作を読んだら印象も変わるかもしれません。

次を楽しみにしています。
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No.2:
(5pt)

遂に佳境に!

事実上、前作「牽制」の後編といった内容。
「牽制」で投げっ放しになっていた要素を回収する流れなので、
前作での終わり方に納得行かなかった方は即座に今作を読むことをお勧めします。

今まで中々進展しなかった高城刑事の娘さんの件は、やや呆気ないほどに急速な
展開を見せる。
もちろん全てが解決・解明されたわけでは無いので正にここからが正念場というところかと。
最終章となる次巻の刊行も決定しているとのことで、如何様なまとめ方になるのか
大いに期待している。

今作で新たに起こる失踪事件の顛末は、警察小説としての臨場感も抜群で
当シリーズで描いてきた人探しの困難・捜査員達の苦悩が凝縮されており
私個人としては今までで一番気に入った。
とりわけ犯罪被害者の心情や事後にいかに立ち直るかといった、
シリーズ全体で問いかけてきた要素を丁寧に描写している面が、
実に読み応えのあるものだった。

最終頁では衝撃的な引きで終わる。
今まで些か焦らされすぎた感が無いでもなかったような印象だったが、
満を持してのクライマックスと云えよう。
次作が待ち遠しい限り。
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No.1:
(5pt)

再起動する高城

前回の「牽制」の流れを汲むお話。ただ、正直前回のを読んでいなくても話についていける程度のリンクの仕方です。読んでいればいるで面白いですが。
今回はやはり高城の心情の変化の描写が多くなっております。また愛美にも大きな事件が。それがあるので、内容はなかなかボリューミー。高城賢吾シリーズの中でも結構僕は好きな一巻になっています。
あと、長野がめっちゃかっこよく思えるつくりにも
まあ、おもしろいのは間違いないので是非おすすめします
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