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ナインデイズ



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ナインデイズの評価: 3.76/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(2pt)

無力

あの大災害で、誰もが精神的に追い詰められ、無力を感じた。まさにその通り。
ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘いAmazon書評・レビュー:ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘いより
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No.16:
(5pt)

支援者の苦悩と、現実の問題点が映像として浮かぶ

著者が書いているように、小説風にすることへの批判もあっただろう。しかし、この描写でなければ描けなかった苦悩の姿や、主人公の秋冨先生が考える現在も抱える災害大国日本の問題点が浮き彫りになっている。震災関連というと淡々としたドキュメンタリー物が多い中で、読みやすく感情移入もしやすい本書の意義は、震災の記憶が風化してきている現代でこそ大きいと言える。この作品を映像化できれば、さらに多くの人から震災の記憶の風化を防ぎ、国民の防災意識を高め、そして次の災害の際には多くの命が救われるかもしれない。
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No.15:
(4pt)

読み終えて!

東日本大震災時に救命救急チームの統括責任者として陣頭指揮を執ったドクターの前で起きていたことが切実な記載されており、当事者の努力に感動しました。
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No.14:
(5pt)

ヤバイ!

震災時のご苦労、ジレンマが生々しく書かれていて、いざという時のために整備しなければならない体制など危機感を持って身にしみました。
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No.13:
(5pt)

ナインデイズ

情報のない中で、どんなに胸を締め付けられる時間を過ごされたことか。
関わられた皆さんの苦悩が少しだけでもわかった気がしました。
秋冨先生の熱さが伝わって来ました!
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No.12:
(5pt)

まだまだ知らない事実が、たくさんあることを再認識しました。

あっと言う間に、読み進めました。
一度は、読んで欲しいです。
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No.11:
(3pt)

真ん中で開きが強めに入っていた

本は全体としてきれい。書き込みや折りはありませんでした。日焼けもなく。
1点だけ。真ん中のページで強く開いた跡が残り、上からみると凸型になっています。
指先が触れる方に出ています。
こういうことは書いて置いて欲しい。
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No.10:
(2pt)

個人の頑張りに依存した震災対応のお粗末さ

個人、あるいは災害対応チームとして、「県庁で」大変頑張ったということは、よくわかる。県庁が、平時の建前ベースで動き、現地現物に基づいた災害対応や情報収集に関し消極的だったことについて、記述してあることは評価できる。
しかし、壊滅的な被害を受けた沿岸の市町村や被災者の立場に立った取材や記述がほとんどないことに大きな疑問を覚える。
また、表現が平板で、後知恵的な文章が多いのも気になる。
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No.9:
(1pt)

フィクション作品

読者の興味を引くために、20%の真実と80%の虚飾で出来た作品。
事実を知らない方には高評価でしょう。
そのための題材と、内容作りですから。
これを真実と思って読む人がいるかと思うと胸糞悪い。
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No.8:
(5pt)

東日本大震災から三年目を迎えた…

東日本大震災から三年目を迎えた。この作品は、あの未曾有の被害をもたらした大災害時に岩手県災害対策本部で一人でも多くの命を救うために奮闘した人々のノンフィクション小説である。

忘れてはいけないあの日の事を今一度、胸に強く刻むためにも、読んでみるべき作品である。

読みながら、当時の事を鮮明に思い出した。あの時、一番困ったのは情報が途絶えた事だ。デマや噂に踊らされ、何が真実なのか、自分で確かめるしかなかった。そんな時、Twitterを始め、多くの方に助けられた。大災害時に一番必要なものは正確な情報であると思う。

本書にも描かれているように大地震の直後に携帯電話のワンセグで見た宮古が津波に襲われる映像には衝撃を受けた。気仙沼に暮らす義理の両親に連絡を取るも、携帯電話はつながらず、『津波で家に帰れない』というメールが届いた後は音信不通になり、非常に心配したものだ。Googleのパーソンファインダーなどで安否を確認するも全く手掛かりがなく、意を決して、一週間後に車で気仙沼に向かった。気仙沼市内の悲惨な状況に驚いたが、幸い義理の両親は無事だった。しかし、大地震発生時に義理の両親は、本書にも描かれている陸前高田市内で買い物をしていたと聞いて驚いた。津波で落橋した気仙大橋を間一髪で渡り、気仙沼市に向かう途中で目の前に津波が迫り、高台に逃れたとの事だった。

また、いつの日か来るであろう大災害に様々な事を備えておきたい…
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No.7:
(4pt)

思わず涙

思わず涙を流してしまいました。ぜひ皆さんに進めたい1冊です。
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No.6:
(2pt)

読み物としては面白いですが。。。

東日本大震災が発生してからの9日間、岩手県災害対策本部の活躍を若手の医師秋冨氏の目を通して描いたノンフィクション的小説。

震災の記録としては事実関係が不明瞭で内容も浅く役に立ちません。場面はほとんどが対策本部の中だけでダイナミズムがなくエンターテイメント性に欠けますが、東日本の方であれば皆体験した、震災の記憶をベースに読むことができますので、一所懸命な対策本部の登場人物たちにソコソコ感情移入できます。

私としては未曾有のカタストロフで防災機関の人々がどのように思い行動するのか興味があったのですが、あと一歩踏み込みが足りないように思いました。もう少し秋冨氏のバックボーンや対策本部の方々の心の動き、人間の強欲さや純粋さを丁寧に拾っていただきたかったです。

事実をベースにしているためにかえって踏み込みが浅くなったのであれば、失敗ですね。完全なフィクションに徹すればよかったと思います。

星2つとしてのは、巻末にある「将来の防災対策への布石とするためにと快く取材を受け」た対策本部の気持ちに応えるレベルにないことです。
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No.5:
(5pt)

敗れざる敗者の物語

大震災には誰も勝てない。
災害対策とは、最初から負けを運命づけられている戦いなのである。

情報がない、資材がない、人がいない、燃料もない。

その圧倒的逆境の中で、彼らは戦った。罵声を浴び、なじられながら。

震災発生のその夜、停電でガソリンスタンドのポンプが動かず、緊急車両の燃料すら確保できない事態となった。
民間スタンドのガソリンを、緊急車両のために確保しなければならない。

しかし、そんな権限は誰にもなかった。燃料を求めてスタンドに殺到する市民に「買わないでくれ」という権限など、どの法律にもないのだ。だが、燃料がなければ救急車・消防車すら動かせなくなる。「俺が行きます」と名乗り出たのは、県庁防災室の職員だった。

「頑として燃料を死守しようとした職員は、罵倒され、襟首をつかまれ、髪を引っ張られ、それでも雪の中に土下座して、どうにか燃料だけは押さえさせてほしいと食い下がった」(本書85頁)

そういう職員の必死の努力も、報われない。殺到する群衆に抵抗できなかったのである。

彼らは感謝されない、誉められない。それどころか、罵声をあび、非難される。

しかし、今我々は知っている。彼らが戦ってくれたから、彼らが踏みとどまってくれたから、東日本大震災という古今未曾有の「大敗北」の中で、かろうじて我々は「負けとどまる」ことができたのだということを。

彼らは勝てない戦いに挑み、勝てなかった。しかし敗れてはいないのである。

敗れざる敗者、それを英雄という。

本書は、そういう英雄たちの物語である。
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No.4:
(1pt)

取材能力と筆力が無い、お粗末なシロモノ

震災関連の書籍群の中で、ワーストスリーに入る作品。取材に基づくフィクションだが、そもそも取材された人物の多くが、あまたのメディアで肉声で語っているので、筆者の取材能力の浅さがモロ分かり、読んでいて憤りさえ感じてくる。人物への取材、現場への取材のお粗末さに加え、医療や組織の現場というものを体得していない中学生が夏休みに書いた宿題のよう。フィクションとしても、筆力も、まったくない。
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No.3:
(5pt)

あの時のことを忘れさせない本であり、これからどうしていかなくてはならいか気づかされる

2011.03.11のあの日、岩手県民として沿岸部の人々を心配し、何か力になりたいと心から思った気持ちを思い出させ、忘れさせないと感じた本です。
震災発生から1年が経ち、内陸部はほとんど震災前と変わらない日常になり、そういった生活していると、同じ岩手県民であるにもかかわらず、あれほど心にも生活にも衝撃を受けたことなのに、少し遠い昔のように感じることもあります。
けれど、この本を読むとあの日に思った感情や不安な生活を思い出させてくれます。
忘れてはいけないと思いながらも、日常に埋もれていくあの日をとてもリアルに思い出しました。
力になりたいとまた思え、自分も思い一つで力になれるのだと気づかされました。
この本に書かれているような人々や災害対応のシステムが岩手県災害対策本部にあったのだと思うと、少し誇りに思えました。
課題はたくさんあるようだけれど、他の都道府県の方にも読んでいただきたい1冊でした。
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No.2:
(5pt)

311に対して岩手県災害対策本部がいかに闘ったかを克明に記述したノンフィクション

岩手県災害対策本部の闘いを、医療班長である秋冨先生の目線で語るノンフィクション小説仕立ての本。
秋冨先生は岩手医科大学付属病院に勤務される医師であり、岩手県高度救命救急センターの医師でもあり、DMATの一員でもあり、日本における災害医療の第一人者のお一人。
災害医療の重要性を訴え日本における真の災害対応システムを構築する事に真剣に取り組んでおられます。
福知山線事故の時も隣県である滋賀県から駆けつけ、一両目に潜り込んでいらしたそうです。
その先生をはじめとした岩手県災害対策本部が闘った9日間(プラス一日)を詳細に熱く語っています。
災害対策本部の方々の準備と努力、自衛隊の組織的かつ強力な支援、消防・警察の献身的な貢献、危険を顧みない防災ヘリ、その他関係者の方々、、、これに対して想像を絶する津波による広範かつ甚大な被害状況、、、力は及ばなかったのかもしれないが、皆さんがいたからこそ助かった多くの命があると思います。読了後に自然と涙がにじみました。
わたしたちIT屋のなすべき仕事は発災直後の効果的かつ正確な情報管理・提供の仕組みをいかに実現するか、これによって(想定外のない)災害対応システム(人・組織・情報・統制・物資/資源)にいかに貢献するかだと痛感しました。
こちらの本以外にも震災を顧みる資料はたくさんありますが、それでもなお災害対策経験をお持ちではない官庁関係者、自治体関係者、災害対策に支援できる職種の方々は一読すべきと思います。
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4344021371
No.1:
(5pt)

次は私も

寒いとか、ひもじいとか、私たちは自分のことだけで精一杯でした。
その同じ時に、こんなに戦ってくれていた人たちがいたんですね。
ありがとうございます。
みんなで共有し、自分たちは何をすべきであったか、今度は自分たちが何をすべきか考えます。
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