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(短編集)
君はフィクション
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君はフィクションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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表題作が気になっていたので購入。 発想と設定をメインとしたショート。表題作は個人的には想像がついてしまう、あるいは想像のナナメ下という感じでした。 同作者のものでは白いメリーさんのほうが好きです。 | ||||
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中島らもは字数が少なくなるほど魅力が凝縮されるな、と改めて感じました。 | ||||
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「現代の怪談もの的な短編集」で、中島らもさんの才能が発揮されていると思います。その発想力と表現力はまさに天才的だと思います。特に「DECO-CHIN」と「43号線の亡霊」はその文体から映像が色鮮やかに見えるようでした。もっと長生きして読者に快楽を与えて欲しかったと思います。 | ||||
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中島らもさんの急逝後に出版された最後の小説集。 個人的なお気に入りは、スピード狂の車乗りと自転車の『亡霊』とのスピードバトルを非常に幻想的に描いた「43号線の亡霊」、そして、亡くなる直前に書き上げていたという遺稿の「DECOーCHIN」。 後者のDECOーCHINでは、らもらんの『理想の音楽』『バンド』とは、例えばどんなものかということを、ぶっとんだ世界観で描ききっている。まさに破天荒(=今まで誰もしなかったことを成し遂げること)なバンドを考え出し登場させており、とても愉快。その不気味な結末とともに深く印象に残った一篇。 | ||||
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2004年に52歳で不慮の死を遂げた多才な異能作家、中島らもの最後の短篇集である。内容はかならずしも佳作ぞろいというわけではないけれど、らもさんのファンならば、手に取る価値があるだろう。 単行本の『君はフィクション』には収録されていない「43号線の亡霊」「ポケットの中のコイン」「ORENGE’S FACE」の3編が、文庫化に際して追加された。どれもショートショートや散文詩といった趣きの小品だが、いまのところ、本書でしか読むことができないレア物ではないかしら。 それから、単行本にも収められていた作者の長女の中島さなえさんのエッセイのほかに、評論家の坪内祐三の解説があらたに加わった。坪内さんの愛読者は、ぜひ押さえておきたい。 蛇足ながら、12篇の収録作品のうち、「DECOーCHIN」は、くだんの転落事故の3日前に書きあげられた、文字どおりの遺稿である由。そうおもって読み直すと感慨深いです。 | ||||
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らもの紡ぎ出す言葉の美しさに酔いしれた。 言葉がひとつひとつ輝き、一編ごとに光の塊をプレゼントされる様。 らもの本はほとんど読んでいるが、とびきり参った。 | ||||
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