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噛みついた女 ヒューストン連続殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
噛みついた女―ヒューストン連続殺人 (新潮文庫)

噛みついた女 ヒューストン連続殺人の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

スチュアート・ヘイドン シリーズ第1弾

週間文春 1987年 海外10位

ヒューストン警察 スチュアート・ヘイドン シリーズ第1弾。

高級コールガールが連続して不審死を遂げた。ヘイドン刑事らヒューストン警察殺人課は、彼女らのつながりを調べるうち、事件性を疑い殺人事件として捜査を始める。 ・・・

警察小説としては、なんということもない作品。いわゆるサイコパスもの。20年以上前の作品を、今読むと際立った何かがあるわけではない。つまらなくはないが、特別、面白くもないというのが正直な感想だ。

刑事たちが地味な捜査を重ねて、狂犬病のウィルスを使った殺人犯と、ブラジルからの不法入国者による売春組織をあばくというストーリー。途中で犯人は明らかになるので、捜査の過程を楽しむというのが正解だろう。

主役のヘイドンが、時たま精神的に不安定な状態に落ち込むという設定。犯人の異常さに、人間としての暗い部分を見て煩悶していく。特徴的といえば、この影のある主人公ということになるか。

ヘイドンの相棒レオや、監察医のヴァンストラーテン、風紀課のムーニーなど、主要キャラクターは魅力的ではあると思う。シリーズを読み進めていくと、彼らに愛着を持つのかもしれない。ヘイドンの妻ニーナとの行く末も(多少)気になるところ。

ただ、本作品だけで、読み続けたいと思わせる力があるかというと疑問ではある。くわえて、日本語タイトルはイマイチ(原題 A Cold Mind)。
噛みついた女―ヒューストン連続殺人 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:噛みついた女―ヒューストン連続殺人 (新潮文庫)より
4102252010

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