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燃えつきる日々
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燃えつきる日々の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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両大戦間期の歴史を研究していて、その一環として偶然この本を手に取ったのが、当時通っていた大学の生協書店であった。卒論のテーマとは直接関係はなかったが、それでも、あの時代のスリリングで濃密な雰囲気を感じるには十分で、引き込まれるようにして一気に読んだのを覚えている。ちょうど佐々木譲氏の『エトロフ発緊急電』や『ワシントン封印工作』と同じ時代背景であり、この時代を描いた小説には、個人的に何故か感銘を受けるものが多い。あれから30年が経っているが、今でも容易に入手出来る佐々木譲氏の前掲書とは異なり、この『燃えつきる日々』は、もはや復刊されることもなく、海渡英祐氏の多くの著作とともに時代の中に埋もれていく運命にあるようだ。久しぶりに読み返してみて、自分の中で眠っていた両大戦間期への関心が沸々と甦ってくるのを自覚するとともに、この本はこれからも大切にしようと思った次第である。 | ||||
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