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カント・アンジェリコ



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【この小説が収録されている参考書籍】
カント・アンジェリコ

カント・アンジェリコの評価: 4.17/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

時代背景と技術の違和感がある物語。

17世紀の世界でインフラとしての電気と電話機が稼働していて、電話網のクラックが物語の肝になっている。
このハッキング技術を発達させて使用しているのが主にカストラートたち。
どこかのパソコンメーカー創業者達が学生時代に無料で電話をかける技術、機材を売っていたような記憶がある。
確かこのシリーズ(だよね?)はローマ帝国が核戦争で滅んだような記憶がある。
なので、戦後の復興でローマ帝国の技術の残滓でDTMF(カストラートは歌うことで対応)交換機は残ったのかな。
カント・アンジェリコAmazon書評・レビュー:カント・アンジェリコより
4062083272
No.5:
(3pt)

ムジカムジカ!

ムジカマキーナの世界観が大好きな方オススメです。
カストラートの声は聞いた事があるのですが、作品を
読んでいると、ボカロサウンドをイメージしてしまいました。
カント・アンジェリコAmazon書評・レビュー:カント・アンジェリコより
4062083272
No.4:
(4pt)

きらきらぴかぴか

序章の語り上手さったら。これから何が始まるのかと凄くわくわくしました。

ただそのわくわくに比べたら本編はちょっと…って印象。
キャラクターにあまり魅力がなく、誰にもそれほど感情移入出来ず。
あの時代に電話や電飾ぶち込んだのは面白いと思ったけど
結構真面目に電話が使用されてて
どんどん意外性が無くなっていったと言うか…
うーむ…

しかし「この作家つまらん」とは断定出来ずにいます。何度も言いますがこの文章の上手さ、世界の作り方、きらきらぴかぴかしてものすごく好きだし。

何かもう一冊買ってみるとしよう、と思えました。
カント・アンジェリコAmazon書評・レビュー:カント・アンジェリコより
4062083272
No.3:
(5pt)

高野 史緒ワールド

独特な、日本人離れした視野の広い、高野 史緒ワールドを堪能しました。
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4062083272
No.2:
(5pt)

ハッカーものの傑作!

カストラートネタとハッカーネタを合わせた歴史改変もの。ムジカ・マキーナよりは読後感がいい。

 ハッカーの歴史は電話が始まりということだが、それとカストラートの話をくっつけるには無理があるような気がしたが、案外違和感がない。

 最後のシーンもどうかしら?

 最近、新作が出ないけどどうしたのかな。
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4062083272
No.1:
(3pt)

バロックがいつの間にやらハッカーのストーリーになり、声によるアカウント制御に変化する

かなり前になるが、テレビの番組で2人の女性が合唱して電話機のナンバーを押さずに電話をかけることに挑戦して、プッシュホンを押さずに声だけで電話をかけることができるのを見たことがある。カストラートと電話回線網、そしてハッカーの話を読んで、即座にそのことを思い出してしまい、仕掛けが見えた気にはなった。
とは言え、それがわかったからと言って本作の面白さが薄くなるわけではなく、カストラートの声と音楽の持つ魔性の凄さが軽くなるわけでもなかった。中世の時代設定でありながら、電話回線を使ってのチャットやハッキングなどSFチックな装い、カストラートという一見キワモノ的な題材を主役としながら、絢爛たる音楽の魔力を伝える作品になっている。
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4062083272

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