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バロックライン



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【この小説が収録されている参考書籍】
バロックライン (カッパ・ノベルス)

バロックラインの評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

欧州幻想版帝都物語

「帝都物語」というのは、文春図書館で千街晶之氏がレビューで述べられていたのですが、第一次世界大戦前のウィーンを舞台に、皇太子(うたかたの恋で有名な方)の死の謎をめぐり英国人学生と情報屋のコンビ(なかなか面白い人物です。情報屋の方ですが)がテロリストや宮廷警察、謎の「鷹」を相手に繰り広げる冒険+幻想+ミステリー。「式」というものを使うあたりは、微妙にファンタジーかSFでしょうか。あと、「帝都物語」風と私が思ったのは、実在の人物が出てきたり、加藤保憲風の謎の人物たちが出てきたりしたあたりと、結末のあたりですね。
いずれにせよこのあたりの時代をうまく料理してあると思います。筆の運びが少しつたないところもあるのですが、これがデビュー作ということだし、物語全体は一気に読めてしまうのでいいでしょう。このあたりの時代を舞台に続編も読みたいですね。
バロックライン (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:バロックライン (カッパ・ノベルス)より
4334076505
No.1:
(5pt)

欧州幻想版帝都物語

「帝都物語」というのは、文春図書館で千街晶之氏がレビューで述べられていたのですが、第一次世界大戦前のウィーンを舞台に、皇太子(うたかたの恋で有名な方)の死の謎をめぐり英国人学生と情報屋のコンビ(なかなか面白い人物です。情報屋の方ですが)がテロリストや宮廷警察、謎の「鷹」を相手に繰り広げる冒険+幻想+ミステリー。「式」というものを使うあたりは、微妙にファンタジーかSFでしょうか。あと、「帝都物語」風と私が思ったのは、実在の人物が出てきたり、加藤保憲風の謎の人物たちが出てきたりしたあたりと、結末のあたりですね。

いずれにせよこのあたりの時代をうまく料理してあると思います。筆の運びが少しつたないところもあるのですが、これがデビュー作ということだし、物語全体は一気に読めてしまうのでいいでしょう。このあたりの時代を舞台に続編も読みたいですね。
バロックライン (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:バロックライン (カッパ・ノベルス)より
4334076505

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