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シルフ警視と宇宙の謎
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シルフ警視と宇宙の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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ミステリなんだけど、なんか不思議な感触の小説。 キャラクター造型はそれぞれ立ってるんだけど、読むべきはそれではなく、彼らを取り巻く世界、そして、その認識。 選択と解釈によって分岐する多世界理論。その解釈を間違ったため、絶望の世界へと転げ落ちる犯人。それを正常に引き上げようとするシルフ警視。 しかし、多世界解釈は特別なものではなく、作中でも様々な選択と解釈が散りばめられていて、全体像が見えているのは“観測者”だけ。 因果律の輪の中ならば残酷で、自由意志による選択ならばあまりに悲惨。事件とは別に、正しい世界を取り戻そうとするラストは、京極堂の憑物落としに似てるかも。 | ||||
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