“首夢”の世界から、やっとの思いで抜け出した凪浜そよか。

ゲームをクリアし現実世界で目覚めた凪浜そよかと月宮かぐや。

赤いトンネルを抜け、“首夢”の世界に迷いこんだ女子高生・凪浜そよか。「おまえは呪われた。

旅行で訪れた山奥の温泉地、そこは怪しい村だった―。女子大生しよりと愛子を次々に襲う恐怖の事件。

神戸市垂水区北舞子、神戸海園大学・舞子キャンパス内で、女性の変死体が発見された。

「"くねくね”を見た者は精神に異常をきたすという言い伝えがある」 「『赤いはんてん、着せましょかぁ』と童唄が聞こえ応えると、喉を切られ殺される」 「メリーさんからの電話がかかってきて、振り返ると殺される」など、 オカルト現象になぞらえた殺人事件の数々。

「二つの箱のどちらかを開ければ上階への扉は開かれる。

ある晩、わたしは出会ってしまった。和バサミを持つ、いまわしき呪い女に…。

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。

陰気で、友人も恋人もいない史代は、周囲からダメ教師のレッテルを貼られ敬遠されている。

大晦日深夜23:45、バラバラの場所で新年を迎える3人の少女が、事件に遭遇する。

アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物。 一度中に入ると、戻れない人間が数多くいるらしい。

―誰かが言った。この二つには共通点があるのではないか。

卒業旅行のため、夜行バスで東京へと出発したしよりと愛子。

あなたの会社やマンションは大丈夫? 誰もボタンを押していないのに、必ず3階で止まるエレベーター。

謎の携帯番号「089」にコールしたことにより、もうひとつの裏側世界が見えるようになってしまった編集者の白雪亜夢子は、自らの持つ携帯電話を狙われ続け、異形のモノとの追いかけっこはまだ終わらない。