【風野真知雄】
五右衛門の鍋: 味見方同心3
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毒殺の恐れがある中、将軍が城を出て、寛永寺で昼食をとる日がやってきた。不測の事態が起きれば味見方の魚之進は切腹必至だ。
将軍暗殺の企てを探るため、魚之進は南町奉行・筒井和泉守に連れられて生まれて初めて江戸城の門をくぐる。
味見方同心・魚之進は獣の肉を食べさせる店・ももんじやに潜入することに。
精進料理の店「雲海」から魯明庵が出て来たという目撃情報を仕入れた魚之進。
近ごろ話題の「料亭駕籠」。駕籠に乗って江戸の名所を巡りながら、人気料亭の弁当をつかうというもので、客足が絶えないらしい。
夕闇迫る江戸の町で、懐の大金を失くし茫然と橋から川面を眺める同心。
魚之進のもとに嫁いできたおのぶは、より積極的に事件の解明に関わるようになった。
元目付で剣の達人である愛坂桃太郎は、愛する孫の桃子の平穏を守るため、摩訶不思議な事件の数々を解決してきた。
大川の小舟で発見された心中死体は、別々の事件で死んだはずの二人だった。洗い直すと怪しいことばかり。
閻魔さまを祀る渋谷村の寺で、食べると罪が許される「恐ろしく辛い稲荷寿司」を売っているという。魔食かもしれない。
その幇間と遊んだ客はなぜか数日以内に非業の死を遂げる。紙問屋大松屋の若旦那が溺死。
鋭い味覚と嗅覚で江戸の事件を解決! 前代未聞の「寿司ミステリ」日本橋で寿司屋「すし銀」を営む銀蔵は、かつて定廻り同心だった。
兄・波之進を殺害した下手人を追って浮かび上がってきたのは、かの御三家水戸藩。
始めは深川、次に神田の床屋で身元不明の首無し遺体が発見された。
とある神社で殺しが起きた晩、神社の狛犬が別の犬の像に置き換わった。
大身の旗本・山崎主税助の屋敷の池に妙な生き物が棲んでいるとか。
寿司を海苔でくるんで真ん丸にした、見た目はおにぎりで食べると寿司──そんな「おにぎり寿司」という変わり種が品川で流行っているという。
神田界隈で、一家全員が突然、唄い踊り出していなくなるという事件が相次いだ。
牛の乳をきっかけに侍の死体が見つかった。「魔味」と関係があるのか。
かつて死闘の果てに打ち破ったはずの宿敵、柳生全九郎が生きていた…。
田安徳川家の御曹司という身分を隠しながら、南町奉行所の同心見習いとして働き、江戸の町を騒がす奇妙な事件の数々を解決すべく日々奮闘する徳川竜之助。
かねてから憧れていた同心見習いとなり、慌ただしくも充実した日々を送る御三卿・田安徳川家の十一男、徳川竜之助。
軽妙洒脱な“おじい”たちが悪を斬る! 痛快隠居活躍型時代小説身分を超えた友情で結ばれた藤村・夏木・仁左衛門の古馴染み三人組は、老後を楽しむために〈初秋亭〉という隠れ家を作った。
火事が多発する江戸。廻船問屋の宴に巨大な顔の怪かしが出現。
浅草橋近くにある海産物問屋〈三陸屋〉が、朝になるのに戸が開かない。
おみくじを引いたら大凶ばかり、墓からは死人が化けて出るし檀家は落ち目になる一方という深川の題経寺。
渋谷の南、白金あたりで立て続けに、裕福な家の若い娘四人が行方知れずとなった。およそ半月ほど前の話だという。
悩み苦しむ市井の人々を助けるために、自ら封印していた風鳴の剣を解き放った徳川竜之助。
北辰一刀流を学ぶもののうちで異端と忌み嫌われる一人の遣い手が、葵新陰流の評判を聞きつけ、徳川竜之助のことを探り始める。
最強の刺客・柳生全九郎との死闘を終え、いつも通りの日常に戻った南町奉行所の見習い同心徳川竜之助。
同心見習いとして江戸の町を駆け回る徳川竜之助のもとに、スリの親分であるさびぬきのお寅が訪ねてきた。
激闘を経て、柳生新陰流の遣い手、柳生全九郎は姿を消したが、今度は肥前新陰流の刺客が徳川竜之助の身を狙い動き出しているとの噂が届く。
平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。
同心の息子で臆病者の夏之助と、与力の娘でしっかり者の早苗。
お江戸は高田馬場の竹林に棲む、若くて美人で評判の月照尼(げっしょうに)の元には、人生相談に訪れる者がひきもきらない。
浅草で雷を捕まえようとする大工の若い衆。深夜に突如炎上した有名な榧の木。
岡っ引きの辰五郎が銀座の駕籠屋に聞いた奇ッ怪な話。人を半分にして運べる駕籠の注文があったという。
四谷大木戸の水門に竜が現る!?田安徳川家の四谷の下屋敷で、奇っ怪な出来事が頻発しているという。
若い頃は無頼の限りを尽くして悪の道にはまりかけ、しかしいまは「赤鬼」の綽名を持つ南町奉行の根岸肥前守(ねぎしひぜんのかみ)。
「既に現われているんだよ、静湖の運命の人は」飲み友達・繁蔵のよく当たる占いを胸に留めつつ、平戸藩の元藩主・松浦静山の娘・静湖姫は、独り身のままもうすぐ三十二歳。
平戸藩の元藩主・松浦静山の娘、静湖姫は、三十一歳にして嫁にも行かず“謎解き屋”を開業中。今回飲み屋で聞いた謎も妙だった。
お上を恐れぬ威勢の良さで知られる国芳も、老いの戸惑いから、死への興味と、そして最後の恋への憧れが泡のように、ぽつぽつと浮かぶ。
若い頃、肩に赤鬼の刺青を彫る無頼をしながら、六十二歳で南町奉行まで昇り詰めた名奉行・根岸肥前守鎮衛。